しかし、自分のチームの心理的安全性を高くしたいと思っても、リーダーはどこから手を付ければよいのか、メンバーには何ができるのか、悩む人も少なくありません。
そこで本書では、組織風土改革やチームワーク教育において経験豊富な二人の著者が、心理的安全性の高いチーム「あんぜんチーム」を作るために、リーダー、メンバーいずれもが取り組みやすい実践的な70のTipsを、具体例やイラストを交えて分かりやすく説明します。
記事、書評コーナーでのご紹介、著者への取材等、ご検討ください。
【書籍概要】
タイトル:わたしからはじまる心理的安全性 リーダーでもメンバーでもできる「働きやすさ」をつくる方法70
著 者 :塩見康史(株式会社スコラ・コンサルト)、なかむらアサミ(サイボウズ株式会社)
出 版 社 :翔泳社
出 版 日 : 2023年8月31日
価 格 :1,848円(税込)
【章構成】
第1章 「心理的安全性」が働きやすさをつくる
第2章 ひとりではじめる心理的安全性
第3章 リーダーとメンバーで一緒につくる心理的安全性 メンバー編
第4章 リーダーとメンバーで一緒につくる心理的安全性 リーダー編
第5章 みんなでつくる心理的安全性
【特長】
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リーダーだけでなくメンバーも実践できるTipsを紹介。
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すぐに着手できる70のTipsを、具体例やイラストを交えて分かりやすく紹介。
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メンバー向けの第3章では上司の視点からのコメントが、リーダー向けの4章では部下の視点からのコメントがあるため、お互いの視点が学びになる。
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各Tipsに難易度と頻度/重要度/インパクトが3段階で表示、関連するTipsの番号も示されており、取り組みの道標となる。
※「心理的安全性(psychological safety)」とは、ハーバード・ビジネススクールのエイミー・C・エドモンドソン教授が1999年に提唱しました。Googleのプロジェクトが実証実験の結果「チームの生産性を高めるために重要な要素」と2015年に発表したことで、日本でも知られるようになった概念です。
●著者プロフィール
・塩見 康史(しおみ やすし) 株式会社スコラ・コンサルト プロセスデザイナー
クラシック音楽の作曲家として長年活動しているというユニークなバックボーンを持つ。
自身の芸術創造の経験をビジネスに応用し、一人ひとりが”らしさ”を解放し、また多様な個性が織りなす、ゆらぎや葛藤を新価値創造の源泉として活かしていくような、ダイナミックな社会と組織をつくる支援をライフワークとしている。
前職では、大手小売業の人事部門で教育体系の構築や採用戦略策定、人事制度策定に携わり、自ら変革当事者として積極的に取り組んだ経験をもつ。
スコラ・コンサルトに加わってからは、人事課題をはじめ、ミッション・ビジョン・バリュー策定、戦略ビジョン等、経営課題の全般にわたる知識体系を活かし、多元的に観て、本質的な経営課題をあぶりだすアプローチを得意とする。「人間とは何か」という問いに、昔から心惹かれており、心理学や仏教をはじめ、哲学、東洋思想にも造詣が深い。
<スコラ・コンサルトについて>
1986年の創業以来、累計2,000社の企業で組織風土改革を実践し、「オフサイトミーティング」などの手法により「心理的安全性」の高いチームづくりを手掛けてきた。
・なかむら アサミ サイボウズ株式会社 チームワーク総研 シニアコンサルタント
法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻修了。経営学修士。
教育、IT企業で人事を担当し、2006年サイボウズ株式会社に入社。人事、広報、ブランディングを担当し、現在は、小学生から社会人まで幅広い層にチームワークを教える活動をしている。研修実績も多数。青山学院大学社会情報学部 ワークショップデザイナー育成プログラム26期生。著書(共著)に「わがままがチームを強くする」(朝日新聞出版)「サイボウズ流テレワークの教科書」(総合法令出版)がある。
<サイボウズ チームワーク総研について>
サイボウズがこれまで蓄積してきた人事制度やメソッドを、より、多くの企業・組織に提供することによって、 チームワークあふれる会社を、そして、社会を創ることを目的に活動する。