■背景
当社は、2014年にサービスを開始した大学生専門の協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」事業を皮切りに、人材・不動産・エンターテイメント・医療など 10カテゴリの事業領域でインターネットを活用した送客プラットフォーム事業を展開しております。
「ガクセイ協賛」の導入団体は現在では700大学6000団体を超えており、当社は、多くの学生の声を直接集めることができる強みを生かし、現代の学生の実態を通して新しい視点をご提案することを目的に調査事業を行っております。
大学生の実態調査をより深掘りした記事は、こちらからご覧いただけます。
https://www.gakuseikyosan.com/media/?cat=105
■調査概要
調査期間:2023年04月19日(水)~2023年04月23日(日)
調査対象:ガクセイ協賛に登録する約700校の学生から回答を募集
調査方法:インターネット調査
回答者数:4年制・短期大学・専門学校を含む学生500名(女性:336・男性:163・未選択:1)
■質問項目
Q1.音楽フェスに行ったことはありますか?
Q2.何回行ったことがありますか?
Q3.いつ行くことが多いですか?
Q4.野外のフェスでしたか?屋内のフェスでしたか?
Q5.誰と行きますか?
Q6.音楽フェスに行ってみたいと思いますか?
Q7.行ってみたい音楽フェスは?
Q8.行ってみたいと思わない理由はなんですか?
Q9.音楽フェスの楽しみはなんだと思いますか?
Q10.音楽フェスを選ぶ時に基準にすることはなんですか?
Q11.音楽フェスであなたがパフォーマンスを見たいアーティストは?
■大学生の音楽フェスの参加経験
まず初めに大学生500人に対して、「Q1.音楽フェスに行ったことはありますか?(N=500)」と質問した結果35%の方が「はい」と回答した。
一般論として、音楽を日常的に聞く人や、音楽が好きな人は多いはずだ。
しかし、「音楽フェス」となると意外にも参加率は35%程度となった。音楽が好きだからといって必ずしもアクションの仕方が「フェスに行くこと」ではないようだ。
また、コロナ禍は音楽フェスが開催されなかったり、観客数制限があったため、現大学生はコロナ前の学生よりも参加機会自体が少なかった可能性が高い。
■音楽フェスに参加した回数
Q1で「はい」と回答した方に対して、追加で「Q2.何回行ったことがありますか?(N=177)」と質問をしてみた。
回答結果から、「1回のみ」が約半数程度で、もう半分は「複数回」リピートしていることがわかる。一度参加した人の半分程度が音楽フェスの魅力に気づき、ハマっているというのがリアルな現状なのだろう。
■音楽フェスに参加した時期
同じく、Q1で「はい」と回答した方に対して「Q3.いつ行くことが多いですか?(N=177)」と質問をしてみた。回答は7〜9月のサマーシーズンと回答する方が圧倒的に多かった。
大型のフェスはやや夏に集中しているが、大小問わず考えるとフェスは1年中開催されている。やや開催時期に影響を受けているところもあるが、大学生の間ではフェス=夏のイベント(夏フェス)であるというイメージが強いのかもしれない。
■参加した音楽フェスの種類
Q1で「はい」と回答した方に対して「「Q4.野外のフェスでしたか?屋内のフェスでしたか?(n=177)」と質問をした結果、野外と屋内はおよそ同じ数値となった。
開催されるイベントで考えると、野外であることの方が多いが、「サマーソニック」など最大級の大型フェスが屋内で開催されているため、参加者の割合としては同等の数値となったのだろう。数値の偏りがないことから、フェスに参加する条件として屋外が絶対であるといった意識はないようだ。
■誰と音楽フェスに参加したか
Q1で「はい」と回答した方に対して「Q5.誰と行きますか?(N=177)」と質問した結果、「友人・仲間」が65%と回答の多くを占めた。次いで「家族・親戚」が19%、「ひとり」が11%、「恋人」が4%という結果になった。
友人家族との参加が多いことは予想通りであったが、ひとり参加が多いことと恋人との参加が少ないことが意外な点であった。
最近では「ひとりフェス」という考えも浸透しており、大勢でのレジャーというよりも音楽鑑賞の趣味として、誰かに合わせずにじっくり自分の好きなものを楽しむソロで参加をする人も多いようだ。
フェスの場合、その性質上同時に開催されるステージの中から何処に行くかを選択しなければらない。恋人との参加率が少ない理由は推測的ではあるが、同じ趣味を持つ音楽友達と行動をした方が気が楽であるためという理由が考えられる。
■音楽フェスに参加したことがない大学生の意見
以下では、Q1で「いいえ」と回答した方に対して、行ってみたいかや行かない理由について深掘りをしてみた。
フェス参加経験のない大学生に対し「Q6.音楽フェスに行ってみたいと思いますか?(N=323)」と質問した結果、行ってみたいと思うと回答した方が80%だった。
行ったことがないだけで、興味はあり機会があれば行ってみたいと考える方が多いようだ。
■行くとしたらどのフェスに行きたいか
参加したことがない、なおかつQ6で参加してみたいと回答した方に対して「Q7.行ってみたい音楽フェスは?(N=257)」と質問をした。
結果は、「ロッキン」「サマソニ」「フジロック」に多くの回答が集まった。国内で「3大ロックフェス」とも言われるラインナップだ。
フェス未経験者が真っ先に想像するのは有名所であり、コアなフェスではなく最初は大きなフェスに参加したいと考えるのだろう。
■音楽フェスに行きたくない理由
参加したことがない、なおかつQ6で参加してみたいと思わないと回答した方に対して「Q8.行ってみたいと思わない理由はなんですか?(N=43)」と質問をしてみた。
「音楽に興味がない」という意見は7%であった。あくまで音楽は好きだが、空間的に大勢で騒ぐことやガヤガヤとした場所に行くことが好まないという考えから、フェスには参加したくないと考えるようだ。
■音楽フェスの楽しさ・いいところ
「Q9.音楽フェスの楽しみはなんだと思いますか?(N=500)」と質問したところ、「目の前で好きなアーティストの演奏が見えること」が一番の楽しみであることがわかった。
通常のライブよりも距離感の近いことがフェスならでは特徴であり、アーティストのファンにとっては何よりも嬉しいポイントだろう。また、好きなアーティストを複数聴けるのもフェスの醍醐味である。
■音楽フェスを選ぶ基準
「Q10.音楽フェスを選ぶ時に基準にすることはなんですか?(N=500)」と質問したところ、「だれが出演するのか(出演アーティスト)」が圧倒的な第一条件であることがわかった。
フェスと言えばワイワイと楽しむレジャーの印象が強い方もいると思うが、多くの方は好きなアーティストのライブを見るための音楽鑑賞目的でフェスを選んでいるようだ。
逆に2割の人は、タイミングと場所が合って、あとは誘われるなどきっかけがあればフェスに行く可能性はあるとも読み取れる。
■音楽フェスで人気のアーティスト
最後に「Q11.音楽フェスであなたがパフォーマンスを見たいアーティストは? (N=500)」と自由回答形式で質問をした。
目立った特徴としては、総ファン数が多いアーティストというよりも、フェスでの人気・イメージが大きいアーティストが上位となった。
また、回答するアーティストのジャンルがロックバンドからアイドルまでバラバラであることに若年層ならではの多様性を感じる。
その他の特徴として、紅白に出てくるような有名アーティストではなく、ストリーミング上位を獲得しているアーティスト名が挙げられる。マスメディアではなく、スマホアプリやスマホ向けサービス内での露出・知名度が影響している点も若者らしい特徴である。
【今回の調査について】
ガクセイ協賛では、学生や協賛に関する記事やアンケート調査などについて発信しております。
「自分に合った音楽フェスの楽しみ方・見つけ方!の実態調査」のより詳しい記事はこちらから確認できます。
https://www.gakuseikyosan.com/media/?p=3846
【株式会社ガロアについて】
所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17F
創立:2014年4月1日
代表者:代表取締役CEO 浅井 亮祐
事業内容:インターネットを活用した送客プラットフォーム事業
プライバシーマーク登録番号:21001310(02)
企業サイトURL:https://www.galoisjapan.com/
【ガクセイ協賛とは】
大学生がいつでもどこでもアプリで協賛金を集められる大学生専門の資金調達アプリです。
導入団体数700大学6000団体を突破し、大学研究室・部活サークルなどの団体だけではなく個人利用としてもご利用可能です!
学生にピンポイントでアプローチが可能で、協賛・プロモーション・アンケート調査など学生ターゲットの様々な施策を行うことができます。
下記より、学生集客や学生への協賛などお気軽にご相談くださいませ。
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