Wismettacグループ、食の専門商社として初めてふるさと納税事業に参入

この記事は約7分で読めます。
国際的に「食」のネットワークを構築し、アジア食品・食材を中心とした卸売事業を展開する西本Wismettac(ウィズメタック)ホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長 CEO:洲崎 良朗、以下「Wismettacグループ」)は、地域の課題解決と日本の食産業の発展のため、食の専門商社として初めて(※1)、ふるさと納税サイト「もぐふる」を2023年9月にオープンいたします。本サイトは「地域の食と魅力を発掘し、日本の『食』の販路を拡大する」をコンセプトとした、食特化型(※2)のふるさと納税サイトです。

  • ふるさと納税事業参入の背景

Wismettacグループは、創業から110年以上にわたり食の専門商社として、小売や外食産業などのお客様を中心として、日本の食を世界に届けてまいりました。その歴史の中で、日本では人口減少に伴う食市場の縮小が進むにつれ、特に地域の生産者や食品加工業者などの事業者に対して、新たな販売網と市場を提供する必要性を感じてまいりました。そのため当社は、地域の優れた食品を流通させることを目的に、BtoBに加えBtoCの販売網や海外への輸出機会を事業者に提供することによって、地域活性化への貢献と、日本の食の高付加価値化を支援する仕組みを構築していきたいと考えています。そこで国内の一般のお客様に食を届ける方法の一つとして、ふるさと納税サイト事業「もぐふる」を開始し、国内での流通拡大に寄与するとともに、ふるさと納税に留まらず、事業者の皆様と個別に相談のうえグローバルな販売網拡大の支援を推進してまいります。

ふるさと納税制度は2008年に、自分のふるさとや応援したい自治体を選んで寄附をすることで、地方創生の促進と納税意識の向上を目的に開始されました。しかし現在では、当初よりも多種多様な返礼品に注目が集まる中、誇れる地域の特産品はあるがお得な返礼品に埋もれてしまうという課題を抱えている自治体もあると、当社は考えています。

このような環境において、「もぐふる」を通してまだ知られていない地域の食と魅力を発掘し、背景にあるストーリーや生産者の想いなどを発信することで、より多くの人に「ふるさと」の想いを届けてまいります。さらに、地域の食の懸け橋となって収益・販路を拡大し、地域の食産業の発展を目指します。具体的には、ふるさと納税に関する勉強会やイベントを開催し、地域と地域を応援したい方の新たな出会いの創出や、納税した方との交流を促進することにより、一体となって地域の発展と課題解決に貢献できる仕組みを構築してまいります。また「もぐふる」では、英語と中国語(※3)の翻訳機能を導入し、300万人を超える(※4)在留外国人の方にも、日本各地の食と魅力を広く伝えてまいります。

※1:当社調べ

※2:食品に限らず、食に関係する返礼品を取り扱う。

※3:広東語

※4:令和5年3月時点。出入国在留管理庁. 「令和4年末現在における在留外国人数について」. ふるさと納税対象者以外の人数も含む。

https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00033.html (参照 2023-07-25)

  • サイト名「もぐふる」の由来

地域の魅力ある「食」を発掘する・掘り下げるイメージから公式キャラクターに採用した「もぐ」ら、おいしいものを食べる時を連想する「もぐもぐ」と、ふるさとの「ふる」、満たすといった意味を持つ「ふる(=FULL)」を組み合わせたものです。「もぐふる」を通じて、生まれ育ったふるさとや思い出の地の食が、素晴らしい魅力を持っていることを世の中に伝え、多くの人に届けていきたいという想いを込めました。

  • 「もぐふる」の3つの特徴

1)食に関係する返礼品を編成し、寄附する方が選びやすい工夫をしています。また、自治体ごとの返礼品・地域紹介ページを開設し、地域の魅力を見つけやすくしています。

2)食の専門商社である当社が、地域の食に関係する魅力ある返礼品を発掘して掲載しています。また事業者と共同で、もぐふる限定の返礼品を企画する予定です。

3)初めての方が始めやすい少額の寄附、単身者向けの少量の食品をご用意しています。また在留外国人の方も利用しやすいよう、英語・中国語(※5)に対応した、サイト翻訳機能、おすすめの返礼品特集のほか、オペレーションセンター(※6)を開設予定です。

※5:広東語

※6:開設予定のため、後日情報を公開します。

  • 掲載自治体のご紹介(一部)

北海道沼田町

小さい町ながらも、きらりと輝く「夜高あんどんまつり」や「ほたる」、「雪山」、「雪中米」など地域ならではの素材がたくさんあります。雪と共生するまちづくりなど、町ぐるみでSDGsを推進しています。

北海道厚岸町

江戸時代から東北海道の拠点として発展してきた歴史を持つ町です。北海道内有数の牡蠣の水揚げ量を誇る「牡蠣のまち」でもあり、古くから牡蠣の産地として知られています。

長野県飯綱町

降水量が少なく昼夜の寒暖差が大きい気候と、飯縄山からの豊富な雪解け水により、養分をたくさん蓄えた美味しい農作物が育ちます。とりわけ品質の高いりんごは町の特産品です。

愛知県日進市

名古屋市に隣接した住宅地を中心とした市でありながら、里山や田んぼなど、自然豊かな風景があふれています。そんな残された自然を守りつつ、進取の精神にあふれ、力強い新しい日進市の発展に積極的に取り組みます。

三重県多気町

町名には「食べ物がたくさんとれる場所」という意味があり、「松阪牛」、「伊勢いも」や「前川次郎」などを生産しています。また全国初の高校生レストランがあり、若者たちとともに食のまちづくりを行っています。

和歌山県湯浅町

歴史と自然豊かな町「湯浅町」。日本遺産にも認定されている醤油醸造の発祥の地です。町の西に広がる伝建地区には、醤油醸造関連の町屋や土蔵、かつて醤油を積み出した堀などが残っています。

大分県佐伯市

大分県の南東部に位置し、九州で一番広い面積を誇る佐伯市。かつて佐伯藩の城下町として栄えたこの地には、歴史薫る町並みが今も残っています。

鹿児島県鹿児島市

桜島や錦江湾など、豊かな自然に恵まれた鹿児島市は、黒毛和牛、黒豚、魚介、お茶など、豊かな食材にあふれています。産地ならではの味である焼酎やさつま揚げなど美味しい「食」の宝庫です。

※全国地方公共団体コードに基づく都道府県順

  • サイト「もぐふる」の概要

●運営会社:Wismettacフーズ株式会社 ※西本Wismettacホールディングス株式会社の国内子会社

●コンセプト:「地域の食と魅力を発掘し、日本の『食』の販路を拡大する」

●オープン日:9月上旬予定

●決済方法:クレジットカード ※今後Pay-easyなど、他の決済方法も導入予定

●公式マスコットキャラクター

※「もぐふる」は商標出願中、「もぐふる」公式マスコットキャラクターは図形商標出願中です。

  • ふるさと納税サイト「もぐふる」 掲載自治体募集について

当サイトに掲載ご希望の自治体さまは、下記よりお問い合わせください。

【自治体お問い合わせ窓口】

Wismettacフーズ株式会社 もぐふるサポート窓口

TEL:03-6870-2170(平日10:00~17:00)

※「もぐふる」への返礼品掲載ご希望の事業者さまは、管轄の自治体さまへお問い合わせください。

  • 会社概要

会社名:西本Wismettacホールディングス株式会社

代表者:代表取締役会長 CEO 洲崎 良朗

(コード番号 9260 東京証券取引所プライム市場)

本 社:東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 日本橋室町三井タワー15階

創 業:1912年5月

事業内容:

●アジア食品の開発および海外販売(アジア食グローバル事業)

●農・水産品の国内・海外販売(農水産商社事業)

●その他商品(アメニティフード等)の国内・海外販売

ウェブサイト:https://www.wismettac.com

  • 本リリースに関するお問い合わせ

西本Wismettacホールディングス株式会社 経営管理室

TEL:03-6870-2015

お問い合わせ先URL:https://www.wismettac.com/ja/contact.html

タイトルとURLをコピーしました