「CrowdChem Data Platform」に新機能をリリース!化学産業の顧客開発・用途開発をサポート

この記事は約4分で読めます。
株式会社CrowdChemは、2023年6月にプレリリースした「CrowdChem Data Platform(クラウドケム データ プラットフォーム)」に新機能「メーカー/ユーザー分析」を追加搭載したことをお知らせします。「CrowdChem Data Platform」は、国内外の特許や製品カタログなどの情報を独自に収集・集約したプラットフォームです。

既存機能では原料選定や顧客探索、用途・ニーズの探索、競合分析などが可能でしたが、今回の機能追加により、材料・材料を利用している企業・用途のつながりの見える化が可能となります。100万件以上の特許データと自然言語技術をかけあわせ、自社製品や他社製品がどの企業でどういった用途で利用されているのかを感覚的に把握できます。本機能は無料で、2023年8月2日(水)からご利用いただけます。 ※要無料ユーザ登録

  • 「メーカー/ユーザー分析」機能の特徴

新機能「メーカー/ユーザー分析」では、100万件以上の特許データをもとに、出願名(= 化学製品ユーザー)やメーカー名(= 化学製品メーカー)、IPC、特許タイトル、本文、出願日、公開日といった情報のキーワード検索が可能です。この機能は、自社製品や他社製品の利用状況を見える化したい場合にご活用いただけます。

さらに、除外条件の設定も可能です。そのため、自社製品に関する情報を除外することで、自社製品の新規顧客や新規用途の開発のヒントを得る機会となります。

  • 「メーカー/ユーザー分析」機能の開発背景

化学業界における営業活動の多くは、既存顧客との改良案件が占めています。これは化学メーカーが既存製品を安定的に既存顧客へ供給しながら、新製品の開発をおこなう必要があるためです。しかしその結果、化学製品の用途や販売ルートは限定的になり、市場の成長・拡大機会の損失に繋がっています。

こうした状況を踏まえて安定的な供給の維持、市場の成長・拡大機会の創出を図り「CrowdChem Data Platform」を開発しましたが、既存機能では製品カタログや特許などの検索機能がメインであり、分析機能が不足している状況でした。そこで、情報分析を目的として、特許のIPCや出願企業、利用製品とその用途を抽出可能とする本機能の開発に至りました。

  • 今後の展望

「CrowdChem Data Platform」は、今後も化学産業における川上企業から川下企業に至る幅広い有用情報をより一層集約し、活用可能なデータプラットフォームを目指してまいります。また、ユーザーの皆様のご要望に応じながら機能のブラッシュアップをしてまいります。

  • CrowdChem Data Platform 紹介サイト

「CrowdChem Data Platform」に関する詳しい情報は、以下のサイトからご覧いただけます。

お問合せ、ユーザー登録につきましても、同サイトからご連絡ください。

CrowdChem Data Platform
CrowdChem Data Platform(クラウドケム データ プラットフォーム)は、化学製品情報や特許情報を網羅的に集約し、メーカーの開発担当者や営業担当者など、お客様の求める用途や物性値に合わせた製品情報を素早く提供することを目的としたプラットフォームです。

  • 株式会社CrowdChemについて

 【会社概要】
社名: 株式会社CrowdChem
本社所在地:東京都大田区山王2-7-22
代表取締役:池端 久貴
事業内容:
– ソフトウェアの開発、販売、サービスの提供
– データ解析サービスの提供
– コンサルティングサービスの提供
– 化学人材の紹介、業務委託支援
– 化学人材の教育事業
– 化学品の試作、販売の仲介
設立: 2022年1月
HP:https://crowdchem.net/

タイトルとURLをコピーしました