テュフ ラインランド ジャパン、新認証プログラム Matterの国内初となる認証試験を実施

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テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:ジュネル・ペティット)は、通信規格標準化団体 Connectivity Standards Alliance (CSA, 旧Zigbee Alliance) の新認証プログラムMatterの国内初の認証試験を実施しました。Nature株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:塩出 晴海)の「Nature Remo nano」が認証試験に合格し、Matter Productとして認証登録されました。

CSAは、グローバルに標準化・普及を目指すコンソーシアムで、IPプロトコル通信をベースに、マルチベンダー環境で、相互運用性が高く、シンプルで安全な“ IoT “を実現するスマートホーム通信規格Matterの普及を目指しています。最新仕様バージョン1.1では、照明、エアコン、ブラインド、セキュリティ センサー、ドア ロック、TVを含むメディアデバイスおよびコントローラーなどのさまざまなスマートホーム製品をサポートしています。今後は、白物家電やエネルギーマネジメント製品など多くのアプリケーション分野への広がりを見せる予定です。

Matter規格の策定をリードするAmazon、Google、AppleなどがAIスピーカーへの「Matter」製品の提供を始めており、今後、日本国内での拡大が期待されています。またMatter は、Wi-Fi、Thread、Ethernet上で動作し、メッシュネットワークにも対応できるネットワークトポロジーが可能となります。デバイス接続時にBluetooth Low Energyを使用することも可能です。

テュフ ラインランド グループは、日本、中国、韓国、スウェーデンの4拠点の試験所がCSAから認定を受けています。CSAが認定した日本国内のMatter試験所は、唯一テュフ ラインランド ジャパンだけです。

今後、次々とバージョンアップが予定され、様々なアプリケーションが展開されるMatterにおいて、テュフ ラインランド ジャパンは、最新の認証試験サービスをサポートしてまいります。Wi-Fi、Thread、Bluetooth Low Energyも含め、ワンストップでMatter製品を試験し、認証登録まで導きます。

【テュフ ラインランド グループについて】

テュフ ラインランドは、150年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。グループの従業員数は全世界で20,000人、年間売上高は20億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト: www.jpn.tuv.com

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