- 概要
内閣府の提示する国家成長戦略である「デジタル田園都市国家構想基本方針」の中で、地方の社会課題を解決するための鍵であり、新しい付加価値を生み出す源泉でもあるのが「デジタル」だとされています。(※1)デジタル化により得られるのが「デジタルデータ」です。これから本格化するデータドリブンな社会において、データ領域を制することこそが、事業の優劣を決すると言っても過言ではありません。(※2)
銅合金の鋳造・加工事業を行うJマテ.カッパープロダクツでは、データドリブンな組織への改革に向けた取組に注力する中で、基幹システム内の膨大なデータを手作業で更新・集計し資料に落とし込む作業に大幅な工数が取られてしまうという課題がありました。
そこで、データソリューションカンパニーであるINSIGHT LABのデータ可視化サービス「KizuKi」を導入。セルフサービス型BIツールを利用したソリューションにより、データの更新、グラフ作成、分析作業にかかる工数が削減され、手作業によるミスのリスクも軽減しました。
導入と同時に、INSIGHT LABの教育プログラムである「Data Analytics DoJo」を全社的に開催し実践力を身に着けることで、長期的に自走できるような環境や、データドリブンな組織文化の構築にも貢献いたしました。
※1 出典:デジタル田園都市国家構想基本方針(令和4年6月7日閣議決定)
※2 出典:未来投資戦略2018 ―「Society 5.0」「データ駆動型社会」への変革―(平成30年6月15日)
- Jマテ.カッパープロダクツ社 山本社長のコメント
INSIGHT LABは大手企業や地方自治体におけるデータ利活用プロジェクトの実績も多いため、その実力に期待して導入を依頼しました。今回は限定された部門への導入ですが、今後は「KizuKi」を活用し、社内全体への拡大、更にはAI開発などと踏み込んだ取組も視野に入れているため、INSIGHT LABの知見には大いに可能性を感じています。当社もDX(デジタルトランスフォーメーション)化の取組を進め、新たなビジネスモデルへの変革に向けて始動していきます。
- Jマテ.カッパープロダクツ株式会社について
銅合金の鋳造・加工事業を行っています。Jマテ.カッパープロダクツでは現在、JPS(Jマテ生産方式)と名付けたプロジェクトにより、業務の標準化を進めています。また、Jマテ.グループにおけるDXの旗振り役となるべく、BI、RPAツール・AI-OCRや各種ITツールを用いたDXを推進し、創出した余力を「人でなければできない付加価値を持った仕事」に充て、活人化を実現していきます。またこうした取り組みにより、将来的にはステークホルダーにとっての利益の源泉となることを目指します。
- INSIGHT LAB株式会社について
「ビッグデータを活用し、より豊かな社会をつくる」ことをミッションに掲げ、お客様毎のデータ利活用フェーズに合わせた課題解決ができるデータ利活用プラットフォーム「TERASU(テラス)」を提供しています。「TERASU」は、MatoMeru(データ分析基盤)、KizuKi(データビジュアライゼーション)、+One(AI、RPAなど)、KakeDashi(DX推進)の4つの領域からなり、大手企業を中心に200社以上の導入実績があります。
新潟県妙高市とDX連携協定を締結するなど地域のDX推進にも貢献しており、最先端のデータ利活用ツールの導入・活用支援サービスや、研修サービスも提供しています。幅広い知見と技術力を用いて、お客様の挑戦に貢献していきます。
- 会社概要
Jマテ.カッパープロダクツ
・社名:Jマテ.カッパープロダクツ株式会社
・設立:2005年4月1日
・本社所在地:新潟県上越市大潟区土底浜2024-1
・代表者名:代表取締役社長 山本 耕治
・URL:https://www.jcp.joemate.co.jp/
・事業内容:銅合金連続鋳造品・遠心鋳造品・押出品の製造加工販売、
銅合金地金の製造販売、上水道配管部品、産業機械部品
INSIGHT LAB
・社名:INSIGHT LAB株式会社
・設立:2005年12月22日
・本社所在地:東京都新宿区西新宿1丁目26番2号 新宿野村ビル48階
・代表者名:代表取締役社長 遠山 功
・URL:https://insight-lab.co.jp/
・事業内容:DXからデータ利活用、最先端技術までワンストップでサポートする
データソリューションプラットフォーム『TERASU』の運営