マイナビ進学総合研究所、「2023年 高校生の進路に関する保護者調査」を発表

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株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する、高校生の進路選択に関する調査研究・情報発信専門サイト『マイナビ進学総合研究所』(https://souken.shingaku.mynavi.jp/)は、全国の高校1~3年生の子を持つ保護者を対象とした「2023年 高校生の進路に関する保護者調査」を発表しました。

【TOPICS】

  • 子どもの進路選択・学校選びにあたって保護者がほしい情報は、「入試の種類」「入試スケジュール」【図1】

  • 子どもの進路選択の悩みは「特に困っていることはない」が最多。次いで「学費が工面できるかどうかが不安」【図2】

  • 子どもに望む将来の「働く姿」について、「本人がやりがいを感じる仕事をしてほしい」が39.9%と前回(2020年調査)より大幅に減少し、「安定した収入を得られる仕事をしてほしい」が増加【図3】

  • 保護者が子どもとキャリアについて話している割合は53.5%。子どもが歩みたいキャリアを知っている保護者は45.8%【図4、5】

◆調査概要

子どもの進路選択・学校選びにあたって保護者がほしい情報は、「入試の種類について」が39.4%、「入試スケジュールについて」が38.3%、「就職実績について」が31.1%だった。そのほか、「学費のサポートやお金について(30.8%)」「学部名・学科名・学科で学べる内容について(30.6%)」「取れる資格について(28.8%)」の回答割合が高かった。【図1】

子どもの進路選択や学校選びについて困っていることや悩んでいることについて、「特に困っていることはない」が34.1%と最も多く、次いで「学費が工面できるかどうか不安」が前回比3.1pt増の27.6%たった。
【図2】

子どもに望む将来の「働く姿」について聞くと、「本人がやりがいを感じる仕事をして欲しい」が最多となったが、前回(2020年調査)と比べて12.5pt減の39.9%と大幅に減少した。次いで「安定した収入を得られる仕事をして欲しい(25.5%)」が続き、前回よりも5.4pt増加した。昨今の物価高の影響や先行き不透明な社会背景をふまえ、子どもの将来に安定を望んでいると考えられる。【図3】

子ども自身のキャリアについてどの程度話しているか聞いたところ、「話している」は53.5%(「頻繁に話している(9.7%)」+「たまに話している(43.8%)」の合計)だった。保護者が子ども自身の歩みたいキャリアをどの程度知っているかは、「知っている」が45.8%(「よく知っている(11.5%)」+「少し知っている(34.3%)」の合計)となった。【図4、5】

※そのほかの調査結果はマイナビ進学総合研究所サイト(https://souken.shingaku.mynavi.jp/research/hogosha/)から確認できます。

【図1】子どもの進路選択・学校選びにあたってほしい情報について(上位抜粋)

【図2】子どもの進路選択や学校選びについて困っていることや悩んでいること(上位抜粋)

【図3】子どもに望む将来の「働く姿」について(上位抜粋)

【図4】将来、子ども自身が歩みたいキャリアについてどの程度話したことがあるか

【図5】将来、子ども自身が歩みたいキャリアについてどの程度知っているか

『マイナビ進学総合研究所』について (URL:https://souken.shingaku.mynavi.jp/

『マイナビ進学総合研究所』は、大学・短大・専門学校の情報を掲載している進学情報サイト『マイナビ進学』(https://shingaku.mynavi.jp/)を通じて、より多くの高校生がより良いキャリアを描けるよう、進路選択という「きっかけ」を中心に調査研究を行い、情報発信を行っています。

【調査概要】「2023年 高校生の進路に関する保護者向け調査」

・調査期間:2023年5月19日(金)~2023年5月21日(日)

・調査方法:メールにて調査告知を行い、WEBフォームにて回答

・調査機関:株式会社マイナビ『マイナビ進学総合研究所』(アンケートモニター提供元:外部調査会社)

・調査対象:全国の高校1~3年生の保護者対象(回答時に40歳以上で長子として高校生を養育する保護者)

・有効回答数:1,200名

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