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背景
昨今、GenerativeAIと呼ばれる人工知能技術が注目を集めています。GenerativeAIは画像、文章、音声、プログラムコード、構造化データなど、様々なコンテンツを自動生成することができる人工知能です。どの様なデータが欲しいかなどプロンプトを与えるだけで新しいデータを生成することができるため、クリエイティブな分野での利用が期待されています。
現在では文章生成AIを用いた自動翻訳サービスや、画像生成AIを用いたイラスト生成、音声生成AIを用いたバーチャルアシスタントなど様々なプロダクトが開発されています。特に、OpenAI社が開発したChatGPTは、自然言語処理技術の大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)を用いて、人間のように自然な対話を行うことができるとされ、その高い性能が評価されています。
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具体的な取り組みについて
このような背景から当社グループでは、GenerativeAIを活用することによって、新たなビジネスモデルの創出や生産性の向上を図ることができると考え、全社員を巻き込んだ利用促進活動を展開しています。
1.セキュリティガイドラインや運用ルールの策定
安心・安全なGenerativeAIの利用を実現するため、当社ではセキュリティガイドラインや運用ルールを策定し、全社に展開しています。GenerativeAIを利用する際に必要な情報セキュリティ対策を明確にすることで、万が一のセキュリティ事故を未然に防ぐことを目的としています。
2.ChatGPT Plusの利用全額補助
GenerativeAIの活用を推奨していくにあたり、技術部門においてはChatGPT Plusの利用全額補助を行うなど、GenerativeAIの活用に必要な環境整備を進めています。
3.社内チャット専用のChatGPTボットの導入
社内チャットに専用のChatGPTボットを導入し、全社員が簡単にアクセスできるようにしました。これにより、GenerativeAIを活用する上で必要な情報やノウハウを手軽に共有できるようになり、より効果的な活用が期待できます。
4.GenerativeAI活用についての教育・利用促進
DX推進を担当するメンバーを中心に専門チームを編成し、GenerativeAIの活用についての教育・利用促進を行っています。社内チャットにはGenerativeAIの利用者コミュニティを設け、部門や担当を超えた活用方法の共有を促進することで、より多角的な視点からのGenerativeAIの活用を目指しています。
当社は、最新情報及びテクノロジーを積極的に取り入れ、より高度な価値創造や生産性向上に取り組むことで、より一層の成長を目指してまいります。今後も、テクノロジーの進歩に合わせて、新たな価値を創造し続けることで、社会に貢献してまいります。
【株式会社ファブリカコミュニケーションズ 会社概要】
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本社所在地:愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8F
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代表者:代表取締役社長 谷口政人
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設立:1994年11月
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事業内容:業務支援システム開発・販売事業、SMS配信ソリューション事業、インターネットメディア事業、WEBマーケティング事業、自動車整備・レンタカー事業
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株式:東証スタンダード市場、名証メイン市場(コード番号:4193)
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コーポレートサイト:https://www.fabrica-com.co.jp/
<本件のリリースに関するお問い合わせ先> |
株式会社ファブリカコミュニケーションズ 広報室 E-mail: press@fabrica-com.co.jp |