Zoom Phoneは2019年1月に米国でサービスを開始し、2021年6月に日本でもサービスを開始するなど、順調に世界展開を進めています。Zoom Phoneは、23年度第1四半期時点で全世界で累計300万以上のライセンスを販売し、世界各国でポストコロナのハイブリッド型労働環境に移行する中、高品質の音声サービス、使いやすさ、Zoom MeetingsやZoom Roomsなど他のすべてのZoomサービスとのシームレスな連携により、グローバルで勢いある成長が続いています。
これまで、日本におけるZoom Phoneサービスでは、直接販売もしくは特定のパートナー経由での販売によって、全国一律のIP電話サービスに用いられる050番号のみが提供されていました。地域性を持つ0ABJ番号は、お客さまのご自宅などに、中継装置であるセッション・ボーダー・コントローラーを設置する事で利用が可能でした。今回、法的な本人確認の手続きを経たお客さまは、当該装置を設置する事なく、Zoom Phoneで従来の050番号もしくは0ABJ番号を利用する事が可能となります。
ZVC JAPAN社長の佐賀文宣は、「0ABJのネイティブ対応により、日本市場におけるZoom Phoneの勢いは、次のステップへと進みました。パンデミックは、ハイブリッドなワークスタイルに基づいた、柔軟なソリューションの必要性を示しました。そして今回のZoom Phoneの強化により、お客さまはZoom社が提供する他の業界最先端の製品とともに、コミュニケーションツールをさらにカスタマイズすることができるようになります。今回のZoom Phoneの強化は、ビジネスや従業員のために、クラウドベースの柔軟なソリューションを幅広く探している組織に大きな利益をもたらすと確信しています」と話しています。
IT関連の調査・ コンサルティングを行う株式会社アイ・ティ・アールのシニア・アナリスト 舘野 真人氏 は「リモートワークとオフィスワークが共存するハイブリッドワークへと舵を切る企業が増加するなか、電話サービスの役割も大きく変わりつつあります。これからの電話サービスには、場所を問わずに同一のユーザー体験を提供できることはもちろん、必要に応じてビデオコミュニケーションやチャットへとコミュニケーションを引き継げる拡張性も求められます。Zoom Phoneの本格提供は、ビデオコミュニケーションのリーダーとしてシェアを拡大してきたZoomが、企業におけるコミュニケーション基盤の中核を担う存在へと成長を遂げる転機になるでしょう」と予想しています。
0ABJサービスは、Zoomのクラウドコミュニケーションプラットフォームを通じて、より柔軟で革新的なコミュニケーションを実現するための取り組みの一環として、日本に住所やオフィスをお持ちのお客さまを対象に6月29日より提供される予定です。Zoomは、今後も日本や世界中のユーザーに革新的なコミュニケーションを提供し続けるため、新規および既存のお客さまには、これまでと同様の素晴らしいサービスとつながりやすさをご期待いただけます。
最後に、6月29日より、新規のお客さまを対象に、Zoom Phoneの特別トライアルキャンペーンを実施します。従業員が10名以上いらっしゃる法人のお客さまを対象として2022年8月31日までにお申し込みいただいた方を対象に、最大5つのZoom Phone番号を3ヶ月間お試しいただけます。なお、トライアルに参加される方は、規定により本人確認書類の提出が必要となります。トライアルには専用のフォームよりお申し込みください。(https://explore.zoom.us/ja/products/zoom-phone/trialcampaign/)
Zoomについて
Zoomは意見の共有や人々との繋がりなど、お客様の想像力が許す限りの未来の実現をサポートします。Zoomは、ビデオを中心として設立された唯一のシームレスなプラットフォームであり、これまでイノベーションをリードしてきました。Zoomは、個人、中小企業、大企業のいずれにとっても、使いやすくかつ安全なツールです。 Zoom Video Communications, Inc は2011年創業、米NASDAQに上場している株式公開企業で(ティッカーシンボル: ZM)、本社は米国カリフォルニア州サンノゼにあります。詳細は zoom.com をご覧ください。Twitter でのフォローもお待ちしています(@zoom)。