​重度障害者介護事業を手がける株式会社土屋が新たに2社へ出資

この記事は約4分で読めます。
重度訪問介護事業を全国47都道府県で展開する株式会社土屋(本拠地:岡山県井原市)は、新たにIT×介護事業を展開する2社へ出資を行いました。
■出資の概要
・出資額1000万円(株式会社プラスロボ)
・出資額500万円(株式会社フェアテクノロジーズ)

■会社概要
株式会社プラスロボ
・住所:東京都港区西麻布4-11-2-406
・代表者:鈴木亮平
・事業内容:
介護福祉特化のスキルシェアサービス「スケッター」を運営。「スケッター」は、介護福祉領域の関係人口を増やすことを目的に、2019年にリリースされたお手伝いプラットフォームです。未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われることが特徴です。登録者の多くが介護福祉領域に関わったことのない方で、あらゆる業界からの参加者を増やし続けています。

株式会社フェアテクノロジーズ
・住所:東京都渋谷区神泉町21-3 渋谷YTビル02 4F
・代表:森本 勇貴
・事業内容:
障がい者福祉施設で働く人向けの動画研修システム「ウェルビーラーニング」を運営。いつでも、どこでも、だれでも簡単に学べるeラーニングシステムで、障がい福祉事業に携わる人の知識格差と不安をなくすことを目的としています。

■2社のコメント
株式会社プラスロボ 代表取締役 鈴木 亮平氏
高浜代表とお会いした時に、「互助インフラの構築」(一億総福祉人)という弊社のスケッター事業のミッションに強く共感して頂けたのを覚えております。スケッターは地域人材、福祉人材の掘り起こしができるサービスです。業界や職業にかかわらず、全員ができることで少しずつカバーし合える仕組み作りを土屋様と取り組んで参ります。

株式会社フェアテクノロジーズ 代表取締役 森本 勇貴氏
高浜代表と初めてお会いした際、考え方の柔軟性に感動しました。今回の調達した費用はe-ラーニングのサービスを充実させる為のシステム費、コンテンツ費に活用したいと考えています。今後、業界最大手の土屋さんが抱える教育課題に対して、満足度の高いサービスを提供することができれば、土屋さんと我々の発展は表裏一体の関係になれると思っています。今後は、業界全体の課題解決に繋がるよう、サービス品質の向上を加速していきたいと思っています。

■株式会社土屋 吉田政弘によるコメント(専務取締役 兼 CFO 最高財務責任者)
土屋も設立当初には資金繰りに苦労した経験があり、アイデアを形にする大変さを身をもって知っています。資金を必要とする企業への支援準備が少しずつ整ってきたため、今回が初めての出資となりました。自社の成長のみではなく、業界の成長に目を向け、同業者との連携や支援を行っていくフェーズと考えています。今後も業界全体にとって良いと思われる事業には積極的に投資を行います。

出資の理由(株式会社プラスロボ)
介護に興味はあるが様々な要因のためにまだ介護福祉業界に関与できていない介護業界以外の方々(潜在層)にリーチする当社の事業が、介護人材不足の解消を目指す当社のミッションと共鳴したことなどがあります。また、潜在層や介護初心者の方への教育面や既存介護職のキャリアアップで土屋のノウハウや介護研修事業(土屋ケアカレッジ)のシナジー効果も期待しています。

出資の理由(株式会社フェアテクノロジーズ)
介護事業所への各種加算要件となっている社内研修のDX化を推進するフェアテクノロジーズの事業が、ガバナンス強化を目指す弊社の体制にマッチしており、今後の可能性と必要性を感じました。DX化により同業者が各種加算を取りやすい環境が整うことは、介護職の給与水準向上を目指す土屋のミッションと合致したこと

■株式会社土屋の詳細
・会社名 :株式会社土屋
・所在地 :岡山県井原市井原町192-2 久安セントラルビル2F
・代表取締役:高浜 敏之
・HP :https://tcy.co.jp/
・従業員数 :2184名
・設立 :2020年8月
・事業内容 :
障害福祉サービス事業及び地域生活支援事業、
介護保険法に基づく居宅サービス事業、
講演会及び講習会等の企画・開催及び運営事業、研修事業、訪問看護事業

【本件に関するお問い合わせ先】
 広報/Email:akio.kusuhashi@ako-inc.com

タイトルとURLをコピーしました