これにより、大手企業9社(※1)がアイカサと手を取り合い日本の使い捨て傘ゼロを目指していくこととなります。
※1(東京ガス株式会社、旭化成ホームプロダクツ株式会社、NOK株式会社、大阪ガス株式会社(Daigasグループ)、サントリーホールディングス株式会社、第一生命保険株式会社、100BANCH(パナソニックグループ主催)、株式会社丸井グループ、Rethink PROJECT)
- 取り組み内容
東京ガスから「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」 へのご協力をいただき、2022年10月より、東京ガス施設内への傘スポットの設置や東京ガスオリジナル傘の制作などの取り組みを開始します。
(詳細は下記「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」 とはをご参照ください。)
- 同プロジェクトに東京ガスが参画する背景
東京ガスは、電気契約数300万件到達(2022年4月19日時点の供給中件数)を契機に、 「みんなではじめよう脱炭素アクション 」 (※2) に取り組んでいます。
その一環として本格展開を開始する『夏の節電キャンペーン』(※3)においてデマンドレスポンス(※4)を行い、今夏の節電量に応じた金額を社会貢献活動に寄付・協賛を予定しており、東京ガスの「脱炭素社会の実現に向けた行動をお客さまに身近に感じていただけるような活動を選びたい」との思いから、身近なアクションの1つである 「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」 への参画を決定しました。
※2 東京ガスが電力事業も担う企業として、脱炭素社会の実現をはじめとする社会課題の解決に向け、お客さまと一緒に、責任を持って取り組む第一歩のアクション。
特設サイト:https://home.tokyo-gas.co.jp/power/special/campaign/300sus.html
※3 特設サイト:https://drlv.tokyo-gas.co.jp/campaign/dr2022_summer.html
※4 電力の需給バランスを調整し電力の安定供給を図る仕組み
- 「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」 とは
使い捨て傘ゴミの削減を目指す「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」は、今まで日本で社会的に大きく問題視されていなかった傘の使い捨て問題を提起し、日本で初めて企業間が一丸となって本気で使い捨て傘ゼロを目指すアクションです。
世界でワースト1位となっている日本の傘消費と使い捨て文化を脱却すべく、大手企業が率先して「傘シェア」の認知拡大と利用を促すことで、いつでもどこでもアイカサを借りられる仕組みをより大きく展開することが実現し、行動する人を増やしムーブメントを起こします。
このプロジェクトによりアイカサは、更なる環境面(SDGs12.13)での貢献度を増やし、日本政府も掲げているカーボンニュートラルを傘、傘立てのサプライチェーンにて実現いたします。そして、SDGsの達成期限である2030年までに使い捨て傘ゼロの社会を実現し、いつか令和の子供たちに「昔って、傘を使い捨てていたの?」と言われるような傘をシェアするのが当たり前の世の中を目指します。
【プロジェクトの取り組みまとめ】
2030使い捨て傘ゼロプロジェクトでは各パートナーと共に下記の2つを軸として推進することにより、地球にポジティブな結果を実現したいと思います。
①カーボンニュートラルの実現
・資源効率が高い方法でサービスを提供し、かつプロダクトのサプライチェーンにおいて排出GHGを計測、その排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資等をするカーボンオフセットを行います。
②傘シェアリングの普及
・傘の製造本数と使いたくなる傘を増やすため各企業オリジナルの傘を展開します。
・まずは自分ごとに、企業の従業員はだれでもアイカサが無料で利用できます。
・周りにも推進、各企業のお客様やステークホルダーが無料で使えるクーポンを発行します。
・自社にアイカサスポットを設置。アイカサスポット拡大で身近な
場所で当たり前に利用できるインフラになります。
2030年使い捨て傘ゼロプロジェクトでは、今後も賛同いただける企業・団体を継続的に募集しております。
詳細は以下の特設サイトよりご覧ください。
2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト特設サイト
https://i-kasa-lp.studio.site/2030pj
- アイカサとは
「アイカサ」は、“雨の日を快適にハッピーに”と“使い捨て傘をゼロに”をミッションに2018年12⽉にサービスを開始した日本初の本格的な傘のシェアリングサービスです。現在はアプリ登録者数は約30万人。首都圏をはじめ、関西、愛知、岡山、福岡、佐賀などで展開し、鉄道沿線を中心にスポット数は1,000か所以上にわたります。
突発的な雨にもビニール傘をその都度購入せずに、駅や街中で丈夫なアイカサを借り、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却することで手ぶらで便利に移動ができるのが特徴です。
必要な時にだけ傘を利用するシェアリングサービスの仕組みを構築することで、限りある資源で豊かに暮らし、無駄な傘ゴミの消費を抑えCO2排出量の削減(アイカサ1回の利用でCO2約692g削減*)につなげてまいります。
2021年には環境省主催のグッドライフアワードの環境大臣賞ユース部門を受賞し、傘がないことによって移動ができないことや濡れて不快になることを無くし、ひとりひとりが過ごしたい今を過ごせるよう「雨の日のプラットフォーム」としてのインフラを構築、傘をシェアし人にも地球にも愛ある社会づくりを構築しております。
*環境省3R 原単位の算出方法より https://www.env.go.jp/press/files/jp/19747.pdf
アイカサ 公式HP URL:https://www.i-kasa.com/
アイカサ アプリダウンロード URL:https://ikasa.onelink.me/IdAp/390be792
- 本件に関するお問い合わせ先
会社:株式会社Nature Innovation Group
担当:加藤
MAIL:info@i-kasa.com
TEL:050-3188-7642