■リリース背景
スマートフォンアプリの普及が進み、インターネット上で様々なコミュニティが活性化する現代において、「マッチングアプリ」は、スタンダードな出会いの手段になりました。
サービスを提供する事業者は、インターネット異性紹介業や、電気通信事業者等の登録が必要であり、監視技術の向上や通報機能の強化など、各種の整備が整うなかで、多くの方々がマッチングアプリのサービスを利用しています。しかし、50代以上の世代においては、マッチングアプリの利用率は低い状況です。
当社では、50代以上の世代こそ、人生の酸いも甘いも経験した世代であり、これまでの経験値を活かした交流や、出会いのマッチングがあるのではないかと考え、大人の人生時間を楽しむ『R50Time』のサービスを開発いたしました。
■R50世代の「出会い」の現状
20歳~49歳独身男女を対象とした調査では、マッチングアプリの利用経験者は、全体の約8割となり、さらに10人に1人は、「マッチングアプリで出会った相手と結婚をした」と回答をしています(※1)。
一方で、40~50代を対象とした別の調査では、回答者の約8割が「新たな異性との出会いがない」ことを悩みだと回答しています(※2)。これは、人生の中盤を迎えるなかで、生活環境の変化が少なくなったことや、安定した人間関係を構築し終えたなどの理由があるのではないでしょうか。つまり、従来の生活の延長上では、新しい人間関係や出会いが生じることは、難しいのだと推測できます。
また、現在リリースされているマッチングアプリは、主要な利用者層が20~30代未婚者であり、その多くが同世代のマッチングを求めているため、50代以上の利用者は年齢だけで難しいと判断をされてしまい、マッチングまで至らないという声も多くあがっています。
■会員はR50世代か、R50世代とつながりたい人だけ
この度リリースする『R50Time』は、会員が50代以上か50代以上とつながりたい人だけ。主要な利用者を50代以上に絞ることで、20~30代のユーザーに埋もれてしまったり、気兼ねすることもなく、マッチングできる可能性が高くなります。
主要な機能の一つである「一夜限りの談話室」は、毎晩、開催される匿名性のコミュニティルームで、毎回異なるテーマに対して、複数人で歓談するグループチャットです。懐かしい映画や、おススメのデートプランなど、共通のテーマでおしゃべりすることで、出会いの機会を増やしています。
また、アプリを使い慣れていない世代でも、抵抗がなくご利用いただけるように、従来のマッチングアプリよりも機能を減らし、シンプルでわかりやすい設計にしました。
■R50世代が『R50Time』を使うメリット
これまでの半生で、安定した「住む場所」「職場」「人間関係」を構築してきた50代以上が『R50Time』を使用することで、普段の生活では出会うことができなかった人と出会うことが可能になります。
また、一夜限りの談話室を利用することにより、趣味や関心事が共通する相手と歓談をしたり、つながるきっかけが得られます。一対一でのやりとりではなく、複数人でのグループチャットを通して、相手を知っていくことができるので、より気楽に、より安心してつながることが可能になります。
『R50Time』では、出会う相手も50代以上か50代以上とつながりたい人だけなので、ジェネレーションギャップを感じることもなく、これまでの人生の経験値を、尊重し合える関係を築けます。
■今後の展開
今後は、ご利用者様より寄せられたご意見・要望をもとにアプリを改善し、より多くのR50世代に『R50Time』をご利用いただけるように取り組んでまいります。
また『R50Time』を利用された方々の心理的な健康尺度に関する研究を行い、中高年の孤独や社会的孤立に対して、貢献ができるサービスを目指します。
現在のご紹介機能は、一日に1人ですが、ご紹介人数を徐々に増やしていきます。また、談話室のテーマや開催数を増やし、人気のあるテーマでは、一緒に楽しめるリアルイベントも行いたいと考えております。
人生100年時代、皆さまの第二の人生を、もっと自由に、もっと素敵に彩るために、今後も邁進してまいります。
(※1)婚活実態調査2022(リクルートブライダル総研)調べ
(※2)株式会社Q.E.Dパートナーズ調べ
◼️株式会社ソーシャルサービスについて
当社は、「人生を変える、メディアをつくる」という理念のもと、企業活動や学校教育、医療現場で使われるメディアの開発を行っています。企業活動をサポートする「郵便局配布マガジン」「企業のリレーションメディア」、学校教育をサポートする「小学生教育副教材・未来クリエーター」、医療現場をサポートする「公益財団法人 日母おぎゃー献金基金の公式情報誌『あなたと』『あなたとぷらす』」等のメディアを発行するほか、2022年よりプログラム医療機器(SaMD)及びDTx(デジタルセラピューティクス)の開発を開始し、産後うつおよび高齢者うつの予防、診断及び治療補助となる医療機器の開発に取り組んでおります。
『R50Time』:https://lp.r50time.jp/
【インストール情報】
iOS / App store:https://apps.apple.com/us/app/r50time/id6444245067
Play store:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.r50time
◼️会社概要
社名 : 株式会社ソーシャルサービス
本社所在地 : 東京都千代田区霞が関3-6-5 霞が関三丁目ビル
代表 : 代表取締役 白形 知津江
設立 : 2007年2月
資本金 : 4879万円
事業内容 : パートナーメディア事業(通販、リレーション)/バーティカルメディア事業(郵便局、小学校、産院)/メディカルメディア事業(医療機器の開発)