「人的資本経営」実現に必要な基本的な指標を可視化「Ulysses/人的資本ダッシュボード」一次リリースを開始

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人事領域(SAP)に特化したコンサルティング事業を手掛ける株式会社オデッセイ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋葉 尊、以下オデッセイ)は、25年以上の実績とノウハウを反映した独自の導入テンプレート「Ulysses」で定義されている管理項目を活用してSAP SuccessFactors上で「Ulysses/人的資本ダッシュボード」を開発したため、2022年12月23日に一次リリースを致します。今回の一次リリースでは「Ulysses」をご利用されるお客様にパイロットユーザーとしてダッシュボードを無償提供することにしており※、将来的にはオプションとしての有償提供を予定しています。
※お客様の利用環境に応じ導入費用が別途発生する場合があります。
【開発の背景】
 世界的に「人的資本経営」が注目される中、ISO30414に基づいた人的資本データの開示/活用に関する企業の関心が高まってきています。また、2022年11月7日には金融庁より人的資本に関する情報の有価証券報告書への記載義務化の発表もあり※、上場企業を中心に人的資本に関する情報を管理/活用する仕組みの整備が急務になっています。
 今回リリースする「Ulysses/人的資本ダッシュボード」は、ISO30414が規定する11領域58項目のうち、
先行して2領域「多様性」「後継者の育成」にスポットを当て、計10項目の人的資本情報をダッシュボート化し
適時確認できる仕組みをご提供するものです。さらに、11月7日に金融庁が発表した「企業内容等の開示に関する内閣府令」等の改正案の公表※に伴い、人的資本、多様性に関する開示が義務化される中、いち早くこの動きにも対応し「女性管理職比率」「男性育休取得率」「男女間賃金格差」についても可視化しております。
※「企業内容等の開示に関する内閣府令」等の改正案の公表について
https://www.fsa.go.jp/news/r4/sonota/20221107/20221107.html

【Ulysses/人的資本ダッシュボードの詳細】
①人的資本に関する基本指標
ISO30414における11領域58項目のうち、先行開発した2領域、10項目は下記の通りです。

 ISO30414で求められる全11領域58項目について、SAP SuccessFactorsが標準で保有する項目で全体の過半数の項目においては、ほぼ管理が可能となり、勤怠やエンゲージメント等の関連システムと連携することで、凡そ9割程度の項目が管理可能となります。

②有価証券報告書記載項目

 

【ダッシュボードイメージ】

 
オデッセイでは今後も、「Ulysses」シリーズの拡充及び事業拡大を目指すとともに、合理化したシステムを提案・構築することでお客様の人事業務効率化、働き方改革の実現を図ってまいります。

【参考】
「Ulysses(ユリシーズ)」 について

 「Ulysses(ユリシーズ)」は、100企業グループ以上に上る SAP人事ソリューションの導入プロジェクトの中で培ったナレッジと、数々のお客様のニーズを結集した、オデッセイ独自の導入テンプレートです。2004年のリリース以降、常に人事ソリューションのトレンドや、お客様の声を反映させて進化を続けて参りました。これにより、オデッセイのこだわりである「お客様に満足頂ける高品質のサービスをより安くご提供する」を
実践するためのソリューションテンプレートです。

「SAP SuccessFactors」について
 「SAP SuccessFactors」は、世界177ヶ国・6,200社で利用されている、フルクラウド型人事ソリューションです。タレントマネジメントの中心機能である目標管理、キャリア計画、学習管理、後継者計画からコア人事の人事/給与管理までひとつのシステム基盤で利用できるため機能拡張も容易です。

【株式会社オデッセイについて】
本社 :東京都千代田区霞が関3丁目2番5号 霞が関ビルディング17階
社名 :株式会社オデッセイ
代表者 :代表取締役社長 秋葉 尊
資本金 :4,000万円
事業内容:事業内容:コンピュータのパッケージプログラム導入に関するコンサルティング
URL :http://www.odyssey-net.jp/
note :https://note.com/ods_note

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