ギフト業界注目のクラウドサービス「オンラインギフト工房 “Gift Craft”」の発表!

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デジタルバード株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:小川 博文)は商品をWEBやスマホで登録するだけで、簡単にオンラインギフトを作ることができる “Gift Craft(ギフトクラフト)”を10月26日~28日で幕張メッセで開催されたJAPAITWeek2022年秋で発表した。同時に、オンラインギフトだけを販売するECモール「祝いの杜」も発表。
2021年夏に発表したギフトDXプラットフォーム「GIFTOMIZE!(ギフタマイズ)」に続く第2弾としている。

オンラインギフト工房 GiftCraft(ギフトクラフト)オンラインギフト工房 GiftCraft(ギフトクラフト)

 ”Gift Craft(ギフトクラフト)”は、オンラインギフトの製作者(以下:クラフター)としてエントリーできると、WEB上に商品を登録するとオンラインギフトが販売できるようになる。
オンラインギフトを贈られた方は、商品交換サイトで複数の商品から欲しいものを選んで、申込むと商品の提供を受けるカタログ式のギフトである。商品が申し込まれると、クラフター自身が商品を発送する。

 また、クラフターはカードギフト、パンフレットギフト、ソーシャルギフトなど、贈呈者が贈りやすい方法でカタログ式ギフトを制作して、クラフター自身の店舗やECショップ、さらには卸売りなど自由に販売することができる。

  掲載方法は、オンラインギフトの価格帯をクラフターが設定し、その価格帯に見合う商品を登録できる。登録する商品は1点から数万点であっても構わない。ギフトを贈る方がわかりやすい商品構成に企画できるので、自由度が高いオンラインギフトが制作できる。
 また、クラフターは複数のブランドのギフトが作れるので、商品カテゴリー毎にキメ細かいギフトが制作できる。(例えば、アパレルショップであれば、子供服向け、ヤングファッション、フォーマル、バッグだけなど多種類のブランドを発行できる)
 さらに、オンラインギフトの販売期間も自由に設定ができるので、キャンペーンやイベントの景品など期間限定のギフトも制作できる。

 商品登録やパッケージのデザインなどクラフター自身で企画やシステムの運営をすることが難しい場合は、代理店に依頼することができ、展示会では代理店の応募も同時に行っている。

 サービスのリリースは2023年9月を予定しており、クラフターの早期申込み割引も行っている。

  • 誰でもクラフターとしてエントリーするとオンラインギフトが作れる。

 以下の条件のうち一つでも満たしていればクラフターになれる。(※登録審査が必要)
    1.自分で商品を製造、企画しているか輸入代理店であること。(例:農家、陶芸家、各種メーカーなど)
    2.自分で実店舗で商品を販売していること。(例:マッサージ店、雑貨屋、青果店、アパレル店など)
    3.上記2点の条件をどちらか満たしている組織。団体(例:道の駅、生産者組合、商店街など)
 

掲載例掲載例

  • 贈り方は3種類ご用意

 

カードギフトで贈るカードギフトで贈る

【カードギフト】
急速に市場を伸ばしているカードタイプのカタログ式ギフトを制作することができる。
カードには商品交換サイトのURLとIDが印字され、2次元コードをスマホで読み込むとそのまま交換サイトの商品を申し込むことができる。

 

パンフレットで贈るパンフレットで贈る

【パンフレットギフト】
オンラインギフトに登録している商品を選び、パンフレットに印刷した小冊子のカタログ式ギフトになる。
商品交換サイトにアクセスして申し込むこともできるが、同封のハガキに商品の番号を記入してハガキとして投函することもできる。
ご年配の方にお薦めできるタイプである。

 

ソーシャルギフトで送るソーシャルギフトで送る

【ソーシャルギフト】
オンラインギフトの個別URLを直接、贈ることができる。
カード資材や送料が不要なので割安な手段でご提供ができる。
近しい友人関係や、若い世代で気楽にご利用いただける。

 

  • 販売方法

 雑貨屋、アパレルショップなどの小売店では店頭での販売や、運営しているECサイトでも販売できる。
また、楽天やアマゾンなどのECモールにも掲載しても構わない。
 販売自体は自社に限ったものではなく、卸業者などを通じて広く販売することもできる。また、代理店であれば商品構成の企画から登録を行い、オンラインギフトの販売までできる。
 

  • オンラインギフト専用ECモール「祝いの杜」

 

オンラインギフト専用ECサイト「祝いの杜」オンラインギフト専用ECサイト「祝いの杜」

オンラインギフトを制作したクラフターは、デジタルバードが同時にリリースする予定のオンラインギフト専用のECモール「祝いの杜」や2023年春にリリースされる法人向けECギフトサイトにも掲載できる。
 

  • GIFTOMIZE!との比較

 既にリリースされているGIFTOMIZE!は、デジタルバードが保有している商品データベース(1万点以上)を利用したオンラインギフトのリブランドサービスで交換商品の配送もデジタルバードが行っている。
一方で、今回発表されたGiftCraftは商品データの登録や交換商品の配送は、クラフター自身でできるので、自由なギフト構成が生まれやすい。
 

  • サービスの目的と将来の展望

 近年、カタログ式のギフトは増えているが、これは多様化した生活様式を選ぶ人々が贈り物をする時に、いざ相手の嗜好や好みがわからず、何を送っていいかを迷うにあたり、たくさんの商品から選べるカタログ式ギフトを選ぶ傾向にあると考えている。
 しかしながら、一方で、商品が多い故に選びきれずに、交換期限が切れてしまうケースが多いことにも驚かされている。これは、商品掲載が多数あるので特徴が無くなり、贈る人も貰う人にも贈り物のありがたさが伝わりにくくなっているのではないかと考えている。
 GiftCraftは、贈りたい人、貰った方にわかりやすいギフトを目指して、それが多くのクラフターの視点で開発されることでより我々では及びつかないアイディアのギフトが生まれてくることを期待している。
 差別化されたギフトを作ったクラフターがたくさん誕生し、大きく成長して株式公開するなど社会的に一つのギフトインフラとして成長することを望んでいる。

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