第50回「インターネット利用と侮辱罪」 結果の概要
▼改正刑法成立の認知 「知らなかった」50.6%
▼侮辱罪が厳罰化されたことに対する評価 「賛成」80.2% 「反対」3.2%
(※それぞれ、「賛成」+「どちらかといえば賛成」、「反対」+「どちらかといえば反対」の値)
▼厳罰化が誹謗中傷の数に及ぼす影響 「増える/変わらない」49.2%
(※厳罰化しても増える、どちらかといえば増える、厳罰化前後で変わらないの計)
▼自分自身が誹謗中傷をした経験:
誹謗中傷を書き込んだり、発信したりした経験がある 18.7%
誹謗中傷をシェア・リツイートした経験がある 14.3%
(※「経験があり、その内容についても具体的に覚えている」+「経験があるが、具体的な内容は覚えていない」の計)
▼ネット上の言動・行動へのあるべきペナルティ:
他人の中傷投稿に「いいね」 :ペナルティ不要37.9%、民事賠償等20.5%、刑事罰等13.1%
他人の中傷投稿を「リツイート」 :ペナルティ不要29.6%、民事賠償等23.8%、刑事罰等13.3%
芸能人の写真投稿に「ブス」 :ペナルティ不要15.3%、民事賠償等34.2%、刑事罰等21.2%クラスメイトの写真投稿に「ブス」:ペナルティ不要12.9%、民事賠償等38.7%、刑事罰等22.6%
【調査結果抜粋】
●改正刑法の成立に対する認知
●侮辱罪が厳罰化されたことに対する考え
●侮辱罪の厳罰化が誹謗中傷の数に及ぼす影響に対する考え
■調査概要
第50回「インターネット利用と侮辱罪」
調査対象:全国の17歳~19歳男女、計1,000名
実施期間:2022年9月22日(木)~9月27日(火)
調査手法:インターネット調査
調査結果の詳細は、報告書をご覧ください。
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2022/20221101-81032.html
■18歳意識調査とは
民法の改正に伴い2022年4月には成人年齢も18歳となり、次代を担う18歳の意識を知り、また記録することの重要性が高まっています。日本財団は、選挙権年齢の引下げをきっかけに、2018年10月より、18歳前後の若者の価値観、政治・選挙に対する態度、社会課題の理解などを継続的に調査してきました。過去の調査結果など、18歳意識調査の詳細は以下をご参照ください。
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/eighteen_survey
【日本財団とは】
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道
支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金から
の交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/