今回取得した特許は、『SPC Leak Detection』に搭載している、アカウント漏洩時に組織のセキュリティ管理者が介在せずとも、自動でアカウント利用者本人に漏洩したことを通知し、速やかなパスワード変更を促せる機能についてのものとなります。
昨今頻発している、不正アクセスからの機密・個人情報の漏洩、システム障害等の予防策となるべく、弊社では今後も『SPC Leak Detection』のアップデートを進めてまいります。
特許番号:第7114139号
登録日:令和4年7月29日
【特許取得機能搭載のサービス】
『SPC Leak Detection』
組織のメールアドレスとパスワードの組み合わせで成るアカウント情報が、ダークウェブを含むインターネット上に漏洩していないか、常時自動で検知・通知し、管理者だけでなく、アカウント利用者も漏洩情報を閲覧できるサービスです。
2022年8月末現在、100以上の大学で導入され、企業、官公庁での導入も増加しております。
【類似サービスとの違い】
・組織ドメインのメールアドレスで成るIDとパスワードがセットになったアカウントの漏洩を、常時自動で検知
・アカウント漏洩時は、管理者・アカウント利用者双方に自動でアラート通知
・漏洩アカウントのパスワード情報を、アカウント利用者個人が確認可能
・アカウント利用者のパスワード変更状況を、管理者側で確認可能
- 特許内容に関する詳細
▼背景
昨今、コロナ禍によるリモートワークの拡大も影響し、組織から発行されたメールアドレスとパスワードの組み合わせで成るアカウント情報が、組織内システムだけでなく、クラウドサービス等へも流用されることが、増加傾向にあります。
しかし、こうしたクラウドサービスが情報を漏洩した場合、管理者・アカウント利用者双方が知らぬ内に組織アカウント情報が漏洩してしまい、その後、ダークウェブ上で公開・取引され、組織が管理するシステム・クラウドサービス への不正アクセスに活用されるケースが多発しています。
そのため、アカウント漏洩時にはパスワード変更 が必要とされますが、管理者・アカウント利用者が常時漏洩を監視するのは多大な労力を伴い、さらに、管理者が組織の利用アカウント情報を網羅して把握するのは困難であるのが実情です。
▼特許取得の機能内容について
今回取得した特許は、組織の管理者負担を最小限に抑えつつ、セキュリティの強化につながるようアカウント利用者に直接働きかけられる、『SPC Leak Detection』の一連の機能にあたるものとなります。
(機能概要)
・ダークウェブを含むインターネット上のアカウント漏洩を自動で検知し、アカウント漏洩時には、管理者とアカウント利用者に漏洩アラートを自動で通知
・漏洩したアカウントの利用者は、漏洩パスワードに関する情報を確認でき、その変更対処の進捗状況を、画面上で管理できる
・組織の管理者は、自組織ドメインのメールアドレスがIDとパスワードのアカウント漏洩状況および漏洩パスワードの変更対応状況を一括管理できる
- SPC Leak Detectionについて
本プレスで触れました『SPC Leak Detection』詳細については、下記URLをご参照ください。
https://www.source-pod.co.jp/spcleakd/
また、本サービス導入事例は、下記URLをご参照ください。
https://www.source-pod.co.jp/case/ld/
- 会社・サービス概要/問い合わせ先
■株式会社ソースポッドについて
2006年の創業以来、一貫して、法人向けメールシステムに特化した事業を展開。クラウドメール誤送信対策・PPAP対策「SPC Mailエスティー」等メールセキュリティサービスの提供・運用・管理に10年以上携わってまいりました。
昨今は中央官庁や地方自治体、大手金融機関をはじめとする企業、大学などの教育機関といった多くのお客様にサービスを提供しております。
また、サイバーセキュリティサービスとして、OSINTによる漏洩情報検知サービス「SPC Leak Detection」と、【本当に効果のある】標的型メール訓練サービス「SPC 標的型メール訓練」を提供しております。
https://www.source-pod.co.jp/
■本リリースに関するお問い合わせ
株式会社ソースポッド
事業開発部
https://www.source-pod.co.jp/spcleakd/
TEL:03-5213-4842
以上