アストロスケール、三技協イオスとADRAS-Jに関するマーケティングパートナーシップを締結

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持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去を含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼 CEO 岡田 光信)の子会社で人工衛星の製造・開発を担う株式会社アストロスケール(本社:東京都墨田区、以下「アストロスケール」)はこの度、株式会社三技協イオス(本社:神奈川県横浜市、以下「三技協イオス」)と、当社の商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J(アドラスジェー、Active Debris Removal by Astroscale-Japan の略)」に関するマーケティングパートナーシップ契約を締結いたしました。
本パートナーシップは、三技協イオスによるアストロスケールのADRAS-Jプロジェクトへの支援を通じて、宇宙の持続可能性(スペースサステナビリティ)の実現を共に目指していくものです。当社は、世界初の大型デブリ除去等の技術実証を目指す、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の商業デブリ除去実証(CRD2*1)フェーズⅠの契約相手方として選定、契約締結され、ADRAS-Jを開発しています。ADRAS-Jは2022年度内にRocket Labのロケット「Electron(エレクトロン)」による打上げを予定しており、軌道投入後、非協力物体である日本のロケット上段への接近・近傍運用を実証し、長期にわたり放置されたデブリの運動や損傷・劣化状況の撮像を行います。 

アストロスケール代表取締役の伊藤美樹は、以下のように述べています。
「ADRAS-Jのミッションでは、デブリへの接近そしてその撮像などを行います。これはスペースサステナビリティを実現するための軌道上サービスを確立する上で非常に重要なものであり、このプロジェクトに係る三技協イオスのご支援に感謝いたします。」 

三技協イオスの代表取締役社長 秌田雅彦氏は、以下のように述べています。 
「三技協イオスは40年以上にわたり人工衛星製造メーカーのビジネスパートナーとして、宇宙機器産業を支えてきた技術を生かし、宇宙の持続可能性(スペースサステナビリティ)の実現を目指したアストロスケールのADRAS-Jプロジェクトへ貢献できるよう尽力いたします。」 

アストロスケール について 
アストロスケールは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承する為、全軌道における軌道上サービスに専業で取り組む世界初の民間企業です。 2013年の創業以来、軌道上で増加し続けるデブリの低減・除去策として、衛星運用終了時のデブリ化防止(EOL*2)、既存デブリの除去(ADR*3)、故障機や物体の観測・点検(ISSA*4)、寿命延長(LEX*5)など軌道上サービスの実現を目指し技術開発を進めてきました。また、長期に渡り安全で持続可能な宇宙環境を目指す為、技術開発に加え、ビジネスモデルの確立、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、宇宙政策やベストプラクティスの策定に努めています。 
本社・R&D 拠点の日本をはじめ、シンガポール、英国、米国、イスラエルとグローバルに事業を展開しています。 
アストロスケール本社ウェブサイトはこちら:https://astroscale.com/ja/
※1 CRD2:Commercial Removal of Debris Demonstrationの略称 
※2 EOL:End-of-Lifeの略称  
※3 ADR:Active Debris Removalの略称  
※4 ISSA:In Situ Space Situational Awarenessの略称  
※5 LEX:Life Extensionの略称  

三技協イオスについて 
三技協イオスは、『The Optimization Company』のスローガンの下、宇宙、防衛、社会公共の通信技術最適化サービスで皆様の日常を守ります。通信インフラの信頼性を守る、『Engineering Optimization Service(EOS)』
三技協イオス https://www.sgc-eos.co.jp/

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