子どもは「非常口」を読める?習う前に楽しく学ぶ防災知識

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TAG株式会社(本社:東京都練馬区、代表取締役:北尾幸弘/嶋田紀之)が運営サポートするママ向け防災メディア『いつもしも』(https://itumosimo.jp/)は、このたび、子ども向け防災学習コンテンツ『いつもしも with Kids』(https://itumosimo.jp/withKids/)をリリースいたしました。

きっかけは、小学生のママである『いつもしも』スタッフの何気ない一言でした。

「うちの子、非常口がわからなかったの。読めなくて。」

「口」は小学1年生で習いますが、「非」「常」を習うのは小学5年生。
「ひじょうぐち」という言葉や、もしものときに「ひじょうぐち」から逃げることを知っていても、「非常口」の案内が読めなければ、そこに向かって行くことはできません。

消防法で規定されている誘導灯や誘導標識にはわかりやすいシンボル(ピクトグラム)が採用されていますが、たとえばフロアガイドなどには、ただ「非常口」と書かれているだけのものも多く見受けられます。

大人の常識は子どもの非常識。

公衆電話の体験レポートで痛感した親子間のギャップを再び感じた出来事でした。

■令和の小学生に公衆電話を使わせてみた
https://itumosimo.jp/goods_phase0forkids/#tel_challenge

このギャップを埋めるべく、より「親子」に寄り添った防災メディアをめざして2022年8月に誕生したのが『いつもしも with Kids』です。
 

  • 子どもが楽しみながら防災を学ぶ

『いつもしも with Kids』では以下のコンテンツをご用意しています。 

 

◆ 家庭で挑戦したい実験「やってみよう」

 

「やってみよう」は、子どもが家で挑戦できるちょっとした防災を画像付きで細かく解説。
「防災って難しそう」を「これならできるかも?」に変えるためのコンテンツです。

◆ 子どもの疑問に答える「Q&A」

「Q&A」では、子どもの素朴な疑問を取り上げて丁寧に解説。
回答は、タブレットであれば、ほぼスクロールなしで読める程度のボリュームに押さえました。

◆ 学習しながら防災も学べる「ドリル」

 

 

「ドリル」は、一見ふつうの国語と算数のテストに見えて、自然と防災について学べる問題になっています。
正解・不正解を音で知らせてくれるしくみも、ゲーム感覚で楽しく取り組んでいただけます。

また、全体を通して、
・すべての漢字にふりがな
・平易な文章表現
・写真やイラストを多用
・かわいいキャラクターとカラフルなページ
など、スタッフの子どもたちの忌憚ない意見を取り入れながら作成した、子どもがストレスなく楽しめるコンテンツとなっております。
 

  • ご家庭でも学校でも!『いつもしも with Kids』活用法

『いつもしも with Kids』のメインターゲットは小学生です。
ぜひご家庭や学校での防災教育にご活用ください。(※商用利用をご希望の場合はご相談ください)
GIGAスクール構想により1人1台配布されている端末を使うことで、ICT教育の一環としてもご利用いただけます。

 

■『いつもしも』でのご利用実績
…自治体会報/PTA防災だより/保育園のおたより/社内ML 等

また、2022年8月下旬にはプリントアウト可能なPDF版もリリース予定。

なんでもない日はもちろん、9月1日の防災の日あるいは3月11日など、授業で防災について取り上げる機会にプリントとして配布していただくこともできます。

ひとりで出かけることが増える一方で判断力にはまだ不安が残る、そんな子どもを守るためには、時には教育課程を越えた知識も必要です。
『いつもしも with Kids』なら、楽しみながら、あるいは楽しみついでに、防災について学べます。

今後も『いつもしも』は、親にとっての当たり前を押しつけず、親子間のギャップを丁寧に拾うことを大切にしてまいります。子どもには『いつもしも with Kids』、ママには『いつもしも』、親と子の両方にとって有益なコンテンツをぜひあわせてご活用ください。

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