オンセミ、ルネサスと協業し、クラス最高のシステム性能で半自動走行の安全性を向上

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オンセミは本日、Hyperlux™イメージセンサ・ファミリがルネサス エレクトロニクス株式会社(以下、ルネサス)のR-Car V4xプラットフォームに搭載されたと発表しました。これにより、半自動走行車のビジョンシステムを強化し、最終的に安全性を向上させることができます。両社は、戦略的に安全システムおよび先進運転支援システム(ADAS)に注力しており、先進のシステムオンチップ(SoC)とクラス最高のセンサ性能を組み合わせることで、OEMおよびTier1サプライヤーを支援します。

Hyperluxイメージセンサは、2.1 µmピクセルサイズ、業界をリードする150dBの超ハイダイナミックレンジ(HDR)、車載用全温度範囲でのLEDフリッカ軽減(LFM)など、車載アプリケーションで必要とされる重要な要素を備えています。HyperluxセンサとルネサスのR-Carの柔軟なソフトウェアプラットフォームを組み合わせることで、OEMやTier 1サプライヤーは、ADASやレベル3までの自動運転を含め、車載アプリケーションに対応する最新の車載コンピューティングを装備することができます。

 

ルネサスのハイパフォーマンスコンピューティング・アナログ&パワーソリューショングループ、マーケティング兼ビジネスディベロップメントユニット長の布施武司氏は、次のように述べています。「オンセミは車載用イメージセンサ技術のマーケットリーダーであり、イノベーターであるので、お客様に最高レベルのシステム性能、機能安全性とサイバーセキュリティを提供する上で、当然の選択です。R-Car V4xプラットフォームでオンセミのHyperluxイメージセンサがすぐに使用でき、次世代製品でも継続的に協業することは、両社が提供してきた製品の品質と長年にわたる関係の証と言えます。これは、お客様の開発をより楽にするというルネサスの存在意義にも通じるものです」

ルネサスとオンセミの両社の製品は、長年にわたって製品の世代を超えて車載用アプリケーションに採用されており、今回の最新の協業は、両社の強力な製品ポートフォリオに基づくものです。現在、数百万台の車両が、フロントカメラ、サラウンドビュー、ドライバー・モニタリング・システム(DMS)などのアプリケーションで、R-Car Gen2またはGen3とオンセミのイメージセンサを組み合わせて使用しています。

オンセミのオートモーティブ・センシング・ディビジョンのバイスプレジデント、クリス・アダムス(Chris Adams)は、次のように述べています。「ルネサスは、車載アプリケーションに関する深い理解とSoCにおける豊富な経験を持っており、お客様の現在および将来の要件を満たすソリューションを開発する上で独自の地位を確立しています。ルネサスの最新のプラットフォームにHyperluxイメージセンサを搭載するという選択は、私たちのイメージセンサがセーフティクリティカルなADASや自律走行ソリューションの主要な技術として、お客様が期待する妥協のない画質を提供することを示しています」

Hyperluxイメージセンサ・ファミリの詳細については、こちらをご覧ください。

 

 

オンセミ(onsemi)について

オンセミ(Nasdaq: ON)は、より良い未来を築くために、破壊的なイノベーションを推進しています。当社は、自動車と産業用エンドマーケットに注力し、自動車の電動化と安全性、持続可能なエネルギーグリッド、産業オートメーション、5G およびクラウドインフラなどのメガトレンドにおける変化を加速させています。オンセミは、高度に差別化された革新的な製品ポートフォリオにより、世界の最も複雑な課題を解決するインテリジェントなパワーおよびセンシングのテクノロジーを創出し、より安全でクリーンでスマートな世界を実現する方法をリードしています。オンセミは Fortune 500® 企業として認められ、またNasdaq-100 Index®とS&P 500®インデックスに含まれています。オンセミの詳細については、www.onsemi.jpをご覧ください。

 

オンセミおよびオンセミのロゴは、Semiconductor Components Industries, LLC.の登録商標です。 本ドキュメントに掲載されているその他のブランド名および製品名は、それぞれの所有者の登録商標または商標です。

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