物流2024年問題によるラストワンマイル物流の担い手不足解消に向け、金融包摂型スタートアップGlobal Mobility Service株式会社、ハコベル株式会社と提携

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世界の低与信層に向けた金融包摂型FinTechサービスをグローバルに展開する日本発のスタートアップGlobal Mobility Service 株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:中島 徳至 以下、GMS)と、ハコベル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:狭間 健志、以下「ハコベル」)は、運送会社や個人ドライバーを支援する「ハコベルサポーターズプログラム」において、配送ドライバー専用カーリース「GMSおためしリースル」と提携し、2023年10月より新規・既存のハコベル利用者へのご紹介を開始いたします。本提携により、軽配送業に新たに挑戦する方の負担を減らし参入しやすい環境をご提供することで、ラストワンマイル物流の担い手不足解決に寄与してまいります。

特設サイトURL
https://www.global-mobility-service.com/lp/lease/amazon-campaign/hacobell-apply.php

提携の背景
コロナ禍以後もECサービスの利用増加により配送需要も増加が見込まれ、運送力の確保は物流業界の喫緊課題となっています。ボストンコンサルティンググループの推計によれば、2027年には24万人のドライバーが不足(※)すると言われています。さらに、働き方改革関連法によりトラックドライバーの時間外労働が規制される「2024年問題」を背景により一層の労働力不足が懸念される一方、軽自動車による運送の規制緩和で個人事業主のドライバーが増加することが予測されています。しかし、軽配送業参入にあたり車両調達とそのためのローン審査のハードルがあり、労働力の供給面に課題があります。
このような状況下において業界全体のサービス品質を維持・向上させるためには運送関係者の労働環境を整え、経営をサポートすることが重要であるというハコベルとGMSの問題意識が一致したため今回の提携に至りました。
※BCG調査(2017年)「日本の物流トラックドライバーの労働力は2027年に需要分の25%が不足。96万人分の労働力需要に対し、24万人分が不足と推計」

提携内容
「ハコベルサポーターズプログラム」と提携し、新規・既存のハコベル会員向けに、配送ドライバー専用リース「GMSおためしリースル」の提供を行います。
これにより、提携車両調達や車両のメンテナンスやサポート、案件の紹介といった一気通貫のサービスを提供することで配送業の開業ハードルを限りなく低減し、軽配送業の安心就業を支援します。

「GMSおためしリースル」について
1ヶ月からご契約可能な短期プランを用意しており、配送業に初めてチャレンジされるドライバーの方々には、お試し感覚で仕事の開始が可能です。
(主な特徴)
・最短1ヶ月からの業界最安クラスの中古車の軽バンリース
・独自システムによる与信補強で審査通過率90%台(※) 
・納車前/後に充実のカーメンテナンスが付帯
※ご利用には所定の審査がございます。

ハコベルサポーターズプログラムについて https://supporters-program.hacobell.com/ 
ハコベルは2022年10月より物流業界で働く方々が安心してご活躍いただける環境を整備する取り組みとして、荷主企業・運送会社・個人事業主のドライバー・その他ステークホルダーが利用できるサービス「ハコベル サポーターズプログラム」を開始しました。このプログラムは、配送の担い手不足が予測されているなかで重要性が高まる中小規模の運送会社や個人事業主のドライバーに向け、配送に必要となる物流資材の調達環境整備や運送会社の経営やドライバーの労働環境を支援する仕組みです。

▼お問い合わせ・お申し込みURL
https://www.global-mobility-service.com/lp/lease/amazon-campaign/hacobell-apply.php

Global Mobility Service株式会社 代表取締役社長CEO 中島 徳至コメント
昨今のEC利用拡大による運送需要の増加に対応するように、ギグワーカーによるラストワンマイルを担うドライバーが増えていますが、コロナ禍により他業種からの転職組が増えている背景があります。
そのような人々は軽配送業での勤務実績がほとんどないために、車両をリースで入手しようにも評価されず車のリースが組めない問題があります。リース以外の手段として高額な車両レンタル料金を支払ったり、物流会社に所属してそこから仕事をもらったりという形を取らざるを得ず、参入ハードルが高いだけではなく労働自由度も確保できていない現状があります。
金融包摂を目指すGMSは、そのような現状を解決するために物流業界向けにもサービスを展開しています。このたびの提携により、ハコベル様と問題意識を共有し、物流2024年問題を背景とした担い手不足解消に貢献できることを期待しております。

ハコベル株式会社 代表取締役社長CEO 狭間 健志 コメント
日本の物流業界はオペレーション力が世界有数の高いレベルにある業界である一方、その高い品質は “人の頑張り” が支えることで 成立してきました。今後、労働力人口が減少していく社会において、永続的な仕組みづくりは欠かせません。私たちの得意とする “仕組みづくり” とサポーター企業様との連携により、物流業界の課題解決を力強く進めるにあたり、GMS様の「おためしリースル」 が新規ドライバー開業を支援し、人材不足解消策となっていくことを期待しております。

本提携により、ラストワンマイル物流の担い手不足解消を支援し、国内の物流環境の改善に貢献してまいります。また、本提携に関して車両供給・ファイナンス関連での提携先も募集いたします。
真面目に頑張るドライバーが正しく評価される就業環境を創出し、GMSのミッション・ビジョンの実現を推進してまいります。

ハコベル株式会社について
物流のプラットフォーム「ハコベル」は、個人や企業への配送を行うラストワンマイルから、都市間の輸送などを行う幹線輸送まで全国の物流を支えるサービスを展開しています。軽貨物を対象とした「ハコベルカーゴ」では、ドライバーの非稼動時間を有効活用し、荷主とドライバーを直接マッチングさせることで、高品質かつ低価格な配送の仕組みを提供しています。サービス利用後には利用者がドライバーを評価する仕組みを設け、サービス品質向上を実現しています。一般貨物を対象とした「ハコベルコネクト」は荷主と全国の運送会社を繋ぎ、WEBアプリケーション上で自社の車両、協力会社の車両を管理し、配車、請求管理を行う機能と、ハコベル配車センターへの配車依頼を行う機能を備えています。物流コストを削減させ、DXを推進する企業の支援に取り組んでいます。

Global Mobility Service株式会社 概要
GMS は「真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造する」をビジョンに掲げ、世界の貧困/低所得層約 14億人(*1)の信用創造を行う、日本発の金融包摂型 FinTech のグローバルスタートアップ企業です。
*1出典:世界銀行 – The Global Findex Database 2021  *2出典:一般社団法人グラミン日本

当社の事業概要につきましては、以下の経団連Society5.0の動画をご参照ください。

https://youtu.be/S9fXklbwYEY

会社名:Global Mobility Service株式会社
代表者:代表取締役社長CEO 中島 徳至
所在地:東京都千代田区神田紺屋町15 グランファースト4F
設立日:2013年11月25日
資本金:18億7,828万円(資本準備金含む/2022年12月1日時点)
URL:https://www.global-mobility-service.com/
事業内容:
車両遠隔起動制御IoTデバイス「MCCS®」、データ分析プラットフォーム「MSPF®(モビリティサービスプラットフォーム)」を活用した金融包摂型FinTechサービスの提供、およびデータの二次活用サービスの提供
Ⓡ登録商標 GMS、MCCS、MSPFはGMSの登録商標です。

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