ENECHANGEの投資支援事業、大和エナジー・インフラで新たに3案件の豪州太陽光発電投資プロジェクトが建設契約を締結

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ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役CEO:城口洋平)は、当社が案件開発・運営を支援している大和エナジー・インフラ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松田 守正、以下:大和エナジー・インフラ社)での豪州における太陽光発電プロジェクトにつきまして、新たに3案件のプロジェクトが建設フェーズに進むことが決定しましたことをお知らせします。

大和エナジー・インフラ社は、豪州における再生可能エネルギー発電所への投資案件として、同社が豪州に設立した中間持株会社であるNSW DEI INVESTMENT MANAGEMENT PTY. LTD. (以下:NDIM)において、Canigou Australian Solar Energy Limited (以下:Canigou社)がオーストラリアニューサウスウェールズ州にて開発していたプロジェクト(以下:同プロジェクト)の権益の100%を取得し、豪州に所在する工事業者との間で建設工事契約を締結しました。Canigou社は、ヨーロッパ、北米、豪州で再生可能エネルギープロジェクトへの融資、開発、建設、運用を行う企業です。太陽光発電分野においては、世界中で約5.0GW相当のプロジェクトを、豪州国内でも200MW相当のプロジェクトを保有しています。

同プロジェクトは、Canigou社により開発された事業の権益をNDIMが購入する形をとります。当社は海外再生可能エネルギー投資支援事業(以下:アドバイザリー事業)の一環として、電力市場・制度などの調査業務並びに投資案件の開発・交渉、投資実行を支援しました。アドバイザリー事業として今年6月に大和エナジー・インフラ社初の豪州投資案件のサポートを行い、この度は更に3案件のプロジェクト締結を支援しました。当社は引き続き、豪州の再生可能エネルギーを投資対象とするアドバイザリー事業を推進し、本事業を通じて脱炭素に貢献してまいります。

©️canigoucapital©️canigoucapital

  • 背景

当社は「日本企業による海外への脱炭素エネルギー投資促進」を通じて、持続可能な社会の実現を目指します。豪州は、積極的な再生可能エネルギー導入目標を設定しつつ、脱炭素化を加速するとともに、大型の蓄電池設置や水素輸出プロジェクトの推進などの取り組みについても日本を先行しています。また、豪州は安定した法制度と良好な投資環境も備えております。当社としては豪州における活動は日本に対する有益なフィードバックを提供するものとして、当社が目指す脱炭素社会の推進に寄与するものと考えています。

  • 大和エナジー・インフラ株式会社との関係性

大和エナジー・インフラ社は、大和証券グループにおける国内外の再生可能エネルギーおよびインフラストラクチャー分野への投資を担う会社であり、当社グループ会社が設立した海外特化型の脱炭素エネルギーファンド(以下:本ファンド)へLPとして出資しています。同社は本ファンドが投資対象国としていない国での投資可能性を検討しており、今回、再生可能エネルギー投資の一層の拡大が見込まれる豪州を対象として選定し、投資・建設推進に至っています。当社は事務の調整などを中心に、引き続き本案件や新たな投資案件を通じて、同社の再生可能エネルギー投資推進を支援していきます。

  • プロジェクト概要

取得会社

NSW DEI INVESTMENT MANAGEMENT PTY. LTD

(大和エナジー・インフラ株式会社 100%出資企業)

販売会社

Canigou Australian Solar Energy Limited

所在地

Gunnedah 

設備容量(予定)

6.003/4.998 (MWp/MWac)

取得会社

NSW DEI INVESTMENT MANAGEMENT PTY. LTD

(大和エナジー・インフラ株式会社 100%出資企業)

販売会社

Canigou Australian Solar Energy Limited

所在地

Kootingal 

設備容量(予定)

6.006/4.99 (MWp/MWac)

取得会社

NSW DEI INVESTMENT MANAGEMENT PTY. LTD

(大和エナジー・インフラ株式会社 100%出資企業)

販売会社

Canigou Australian Solar Energy Limited

所在地

Temora

設備容量(予定)

6.003/4.998 (MWp/MWac)

  • ENECHANGE株式会社 代表取締役CEO 城口洋平のコメント

豪州は再エネ導入の先進国であり、今後は水素やアンモニアの製造拠点としても、戦略的重要性が高い国です。そのような国において、太陽光発電所への投資アドバイザリー事業を行うことで、当社も知見を蓄積することが可能となります。今後ますます世界での未来のエネルギーへの取り組みにおける知見を活かして、日本の脱炭素化を推進して参ります。

  • ENECHANGE株式会社の海外再生可能エネルギー投資支援事業(アドバイザリー事業)

当社のアドバイザリー事業は、世界の再生可能エネルギー投資案件情報を提供するENECHANGE INSIGHT RENEWABLESサービス(以下:EIR)から派生した事業です。本事業においては、EIRの運営により培ったノウハウやネットワーク、グループ会社を通じたファンド投資・運営での経験を活用し、電力市場・制度調査などの調査業務から当社のネットワークを活用した案件ソーシング、対象案件への投資に関する交渉等のトランザクション支援まで幅広く提供しており、2023年6月に大和エナジー・インフラ社の豪州の初回投資案件のサポート実施も発表しています。(プレスリリースはこちら https://enechange.co.jp/news/press/advisorybusiness/

URL:https://insight.enechange.com/renewables/

  • 大和エナジー・インフラ株式会社

名称  :大和エナジー・インフラ株式会社

所在地 :東京都千代田区丸の内一丁目9番1号 グラントウキョウノースタワー

代表者 :代表取締役社長 松田 守正

事業概要  :再生可能エネルギー及びインフラストラクチャー関連事業への投融資

URL:https://www.daiwa-ei.jp/

  • Canigou Australian Solar Energy Limited 

名称  :Canigou Australian Solar Energy Limited

所在地 :17th Floor Lippo Centre Tower 1 89, Queensway Hong Kong Admiralty, Hong Kong

代表者 :Founder and CEO Craig Copeland

事業概要 :再生可能エネルギープロジェクトの融資提供、開発、建設、運用等

URL  : https://www.canigougroup.com/

  • ENECHANGE株式会社

ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズ(現 東証グロース)に上場(証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。

名称  :ENECHANGE株式会社

所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋3−1−1 東京スクエアガーデンWeWork内14階

URL  :https://enechange.co.jp

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