palanAR SUMMER Challenge2023特設ページ
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「palanAR SUMMER Challenge2023」開催背景
現在、AR(拡張現実)やMR(複合現実)の技術は急速に発展しています。
Apple Vision Proなどヘッドセット型デバイスの登場により、ARに注目が集まっている一方、業界の課題としてコンテンツ不足が挙げられます。また、現在の2D空間では画像のみの表現となっていますが、今後のよりリッチな体験には3Dモデルの作成やAR空間でのクリエイティブな表現が必要とされます。
palanが提供する「palanAR」は、誰もが簡単にAR体験を作り出すことを可能にしたノーコードAR作成サービスです。2019年のリリースから累計7,500人以上のユーザーの方にご利用いただき、これまでに、教育現場、観光業界、プロモーションなどに導入され、クリエイターの方に作成いただいたARは20,000以上となりました。
今回、palanARの可能性をさらに広げるため、また、ARコンテンツを増やし業界の発展や未来のARコンテンツの可能性を考える機会を提供するために、私たちは「palanAR SUMMER Challenge2023」を開催いたしました。
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「palanAR SUMMER Challenge2023」受賞作品
■PICO賞 1作品
「ペンギンぶっ飛びピアノ」もるふね様
審査員 PICO Technology Japan 宮川 学 コメント
今回はたくさんのご応募ありがとうございます。数多くの素晴らしいAR作品に触れることができたことを大変嬉しく思います。
魅力的な作品が数多くあり、私たちのPICO賞を一つだけ選出することは難しかったですが、その中でも新たな発見をもたらしてくれた「ペンギンぶっ飛びピアノ」を選定させていただきました。
この作品は、キャッチーなキャラクターであるペンギンを簡単に操作することができ、音階を奏でるインタラクティブ性があり、クリエイティビティに溢れていました。
私たちのPICO 4などのVRヘッドセットデバイスを活用した作品制作の可能性を探求する中で、
「ペンギンぶっ飛びピアノ」の様な作品が身近なARコンテンツが増える良いきっかけとなることを期待しています。
■Niantic賞 1作品
「公園入り口の風景」Keizo NAGAMINE様
審査員 Niantic 白石 淳二 コメント
「palanAR SUMMER Challenge2023」では、8th Wallオプションを活用した多くの作品があり、とても嬉しく思っています。どれもユニークで工夫のこらした作品が多いなか、今回は8th Wallの新しい機能でもあるVPSを上手に活用されていた「公園入り口の風景」をNiantic賞として選ばせていただきました。
ARとVPSを活用することで、街をキャンパスにAR体験を提供することができます。
そんな未来をpalanARをお使いのクリエイターのみなさんと一緒に実現できればと思っています。
■palanAR賞 2作品
「XRショールーム」きっポジ様
審査員 株式会社palan コメント
非常にダイナミックなショールームをARで作成頂きました。このまま車メーカーさんに提案できるくらいの精度だと思います。
ダイナミックなPICO 4での映像でも、スマホでも車の魅力が十分に伝わるのではないかと感じました。車が出てくる演出や回転の演出もワクワク感が伝わりました。VRモードとして仮想空間と行き来できる点もAR(MR)の可能性を感じられる作品です。
「いつでも休憩所」もんちゃん様
審査員 株式会社palan コメント
休憩室をどこにでも出してリラックスできるというコンセプトが素敵です。まず3Dテキストで穴に注目を集め、そこから演出が始まる点もユーザーの体験価値が高いARだと感じました。
机の上にオブジェクトが乗っていく演出も心地よく、その後の絵画も含め休憩所というコンセプトをARで見事に体現されていました。
■アイデア賞 5作品
「きのこ栽培キット」Asparagus様
「街の危険個所AR疑似体験」小柴聡様
「千円札が札束に化けるAR」中村なつ美様
「東京駅の空」日高諒太郎様
「水中空間」Yui Yamasaki様
コンテスト主催 株式会社palan 代表取締役 齋藤 瑛史 コメント
今回、1ヶ月半ほどの短い期間にも関わらず、200名以上の方にコンテストご参加登録いただき、誠にありがとうございました。
WebAR、そしてPICO 4での体験の可能性を感じられる作品ばかりで、私達も驚くようなアイデアやクオリティのものも多くありました。
私達は「誰でも簡単にARを作成できるサービス」としてpalanARを提供しており、ARが溢れる世の中を作り、日常をより豊かにしたいと考えています。
今回、小学生や高校生から社会人の方まで幅広い方にご参加頂き、まさに「誰でも簡単に」を体現することが出来たと思います。
近々第二回のコンテストの開催も予定しており、それまでにpalanARもより使いやすく、より高機能にして参ります。ぜひ次のコンテストでも、ARの可能性をより感じられる作品の投稿をお待ちしております。
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齋藤 瑛史(さいとう えいし)
エンジニアとして金融や教育システムに携わった後、2016年に株式会社palanを設立。
「現実とデジタルを組み合わせ、新しい社会を創る」をミッションとし、ARが日常に浸透する未来を目指し、AR事業を展開。
■「palanAR SUMMER Challenge2023」概要
【スケジュール】
作品募集期間:2023年7月7日(金)12:00 〜 8月21日(月)12:00
審査;2023年8月22日(火)〜8月30日(水)
結果発表:2023年8月31日(木)
賞品送付:2023年9月1日(金)〜 順次
【応募資格】
・palanARの登録をしていること
【応募条件】
・palanARを使用したARであること
・palanARが提供するすべてのARの種類で応募可能
・ご自身で作成されたコンテンツのみ応募可能
・利用規約に則った3Dモデルや画像などの素材の使用が可能
・異なるプロジェクトで複数回応募可能
【各賞選定基準】
・PICO賞:PICOのデバイスを使うことを前提にした作品
・Niantic賞:8th Wallを使用する「プレミアムAR」を前提にした作品
・palanAR賞
・アイデア賞:新しい表現方法などアイデアが輝いている作品を評価します
【特設ページ】
https://palanar.com/contest/summer_challenge_2023
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palanAR サービス概要
「palanAR(パラナル)」は誰でも簡単に WebAR を作成できるオンラインツールです。
AR名刺や商品プロモーションなど様々なシーンで使われる WebAR 作成を無料(フリープラン)で試すことができ、商用利用可能なプランもご用意しています。
直感的な操作により、Web制作やAR作成のプログラミング知識がなくても簡単にARを作ることが可能です。
2019年のサービス開始以来、イベントや教育、プロモーションなど 20,000 以上のARを作成いただいています。
サービスURL: https://palanar.com
オリジナル3Dモデルの開発・制作も可能です。お問い合わせよりお気軽にご相談ください。
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株式会社palan
株式会社palanでは国内の事例が少ない2017年頃からWebAR技術を用いた開発を続けております。
WebARのシステム開発開始以降、地方自治体、エンターテインメント業界等、幅広い業界よりサービス制作・開発を依頼いただいております。デジタルフォトフレームや、3Dの魚たちが現実世界を泳ぐWebAR水族館、社員の自己紹介やPR動画が流せるWebAR名刺などの話題サービスをどこよりも早く手がけて参りました。
今後も、お客様の声をもとにしながらWebAR技術の研究開発を進めて参ります。
【自社プロダクトのご紹介】
コードを書かずに魅力的なWebARを作成「palanAR」
WebARによるデジタルのスタンプラリーを簡単に作成「palanARラリー」
■会社概要
会社名:株式会社palan
所在地:東京都渋谷区代々木1-58-16 清水ビル2F
代表取締役:齋藤 瑛史
設立:2016年11月1日
主な事業内容:ウェブサイト・ウェブシステムの企画・開発・実施・保守及びコンサルティング
【お問い合わせ】
株式会社palan
メール: contact@palan.co.jp
電話番号: 03-6555-4841