■連携の背景と概要
人事・総務業務で行われている従業員の通勤費管理では、経路の妥当性チェック・支給額の計算・社員の異動に伴う変更手続きなど多くの作業が発生します。近年のテレワークの普及により出社日数に応じた通勤費の実費支給をする会社が増え、さらに複雑になった通勤費管理業務に悩まれる人事・総務担当者も少なくありません。「社員教育・人材育成」など力を入れたい業務があるにも関わらず、通勤費管理業務に多くの手間と労力を費やすことで生じてしまっている人事・総務担当者のジレンマを解消するために、今回のシステム連携に至りました。
今回の連携により、「SmartHR」で管理されている従業員の情報を「駅すぱあと 通勤費Web」へスムーズに取り込めます。また、入社時に従業員の「SmartHR」アカウントが発行されると、そのアカウント情報を利用してそのまま「駅すぱあと 通勤費Web」へログインが可能となります。これにより、従業員は自ら自社の規定に照らし合わせた通勤経路の選択・申請が行えます。さらに「駅すぱあと 通勤費Web」は、既に導入されている給与計算システムや勤怠管理システムなど多数の他社サービスとも連携が可能なため、併用することで業務効率化に繋がります。
<「SmartHR」から「駅すぱあと 通勤費Web」に取り込み可能な情報>
連携する従業員事項
・社員番号
・姓
・名
・住所
・部署
■クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について
サービスサイト:https://smarthr.jp
「SmartHR」は、労務管理クラウド5年連続シェアNo.1(※)のクラウド人事労務ソフトです。
雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。さらに、「SmartHR」に溜まった従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」などのタレントマネジメント機能により、組織の活性化や組織変革を推進し生産性向上を支援します。
また、他社システムとの柔軟な連携により個社でのカスタマイズ可能性を高め、勤怠情報や給与情報など様々なデータの一元管理も可能。アプリストアサービス「SmartHR Plus β版」によって、様々な機能を持つアプリケーションとの連携も実現しています。
「SmartHR」は、企業の生産性向上を後押しし、すべての人が働きやすい環境づくりに貢献します。
※デロイト トーマツ ミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2022年度版」労務管理クラウド市場・出荷金額(2022年度見込)https://mic-r.co.jp/mr/02640/
■「駅すぱあと 通勤費Web」について
サービスサイト:https://teiki-web.ekispert.com/
「駅すぱあと 通勤費Web」は、通勤経路の検索、通勤費の支給・払戻しなど、通勤手当に関する申請・管理業務を一元化するクラウドサービスです。通勤費の申請をPCやスマートフォンから簡単に行えるだけでなく、「駅すぱあと」の経路検索により利便性と公平性を考慮した通勤経路を正しく算出し、承認時には規定外の申請を自動判定します。さらに、異動や引越時には定期券の払戻計算を自動で行い、各鉄道会社による運賃改定では、システムが自動的に対象者の通勤費を更新するなど、従来の手作業や目視での管理業務から解放し、通勤手当に関する様々な業務を「駅すぱあと 通勤費Web」に集約することが可能です。
■株式会社ヴァル研究所
1988年にMS-DOS版の経路検索システム「駅すぱあと」を発売して以来、全国の公共交通機関データと高い信頼性をベースにさまざまな法人向け・個人向けサービスを展開しており、取引実績は12万社以上です。
近年では公共交通機関に加え、シェアサイクルなどのさまざまな新しいモビリティサービスへの対応など、MaaSへの取り組みや次世代の経路検索システムの研究・開発を推進しています。
商号 :株式会社ヴァル研究所
代表取締役 :菊池 宗史
所在地 :東京都杉並区高円寺北2-3-17
設立年月日 :1976年7月26日
資本金 :4,100万円
企業サイト :https://www.val.co.jp/
※駅すぱあとの名称およびマークは、株式会社ヴァル研究所の商標または登録商標です。
※SmartHRの名称およびマークは、株式会社SmartHRの商標または登録商標です。
※その他の社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※仕様や提供内容については予告なく変更となる場合があります。