オンプレAIのロゼッタ、「AWS LLM開発支援プログラム」に採択 日本の大規模言語モデル開発を支援するAWSジャパンと連携

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株式会社メタリアル(本社:東京都千代田区、代表取締役:五石 順一)子会社の株式会社ロゼッタ(代表取締役:渡邊 麻呂)は、LLM(大規模言語モデル)を開発する日本国内の企業・団体のサポートを目的とした、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(本社:東京都品川区、代表執行役員社長:長崎 忠雄 以下、AWSジャパン)の「AWS LLM 開発支援プログラム」参加者として採択されましたのでお知らせします。

【 AWS LLM開発支援プログラムについて 】
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は、世界で最も広く採用されているクラウドサービスとして、コンピューティング、データベース、人工知能、セキュリティ、VR、アプリ開発など200以上のサービスを提供し、スタートアップ、大企業、政府機関を含む数百万人以上のユーザーに利用されています。

AWSでは、これまでも生成系AIに関連した様々なサービスや支援プログラムを提供しており、セキュアで費用対効果の高い生成系AIアプリケーションの構築に活用されてきました。一方、LLMの開発にはAIの専門知識を必要とするなど様々な課題があることから、AWS ジャパンは「AWS LLM開発支援プログラム」を通じて、日本国内の企業や団体に向けて、計算機リソース確保や技術支援、AWSクレジットの提供といったビジネス支援を実施しています。
AWSについて:https://aws.amazon.com/
支援プログラムについて:https://aws.amazon.com/jp/local/llm-development-support-program/

【 ロゼッタのLLMについて 】
ロゼッタの「Metareal AI LLM-7B」は70億パラメータを持つ日本語大規模言語モデルで、個別の特化型モデルの生成基盤としての使用が想定されています。従来の言語汎用型モデルとの比較でより自然な日本語の取り扱いに長け、文章理解、文章生成、要約等の各種タスクに対応。

高いセキュリティ水準を求められる企業の閉域環境におけるオンプレ運用をはじめ、ニーズに合わせた特化型モデルの生成や独自アプリケーションの受託開発等も提供するほか、今後需要が拡大すると見込まれる企業独自のモデル生成を提供することで複数のモデルを統合した大規模なシステム構築を目指しています。

プレスリリース:https://www.rozetta.jp/download/2023071801.pdf

【 支援プログラムの採択について 】
この度こうした取り組みが評価され、今回の支援プログラム採択のはこびとなりました。より大規模なモデル生成の模索や言語以外のモデルとの連携の可能性について検証を進め、本支援プログラムのもと生成した大規模言語モデルは今後、AWSと連携することでより多くの人々に広く使っていただくことができるものと考えます。

当社は、長年培ってきた企業情報取扱の実績と自然言語処理技術の知見を元に今後もビジネスの事業成長やイノベーションを促進し、社会に貢献して参ります。

■株式会社メタリアルについて

社名 :株式会社メタリアル

URL :https://www.metareal.jp/

所在地:東京都千代田区神田神保町3-7-1

代表者:代表取締役 五石 順一

設立 :2004年2月

事業内容:自動翻訳による言語フリーサービス、生活VRサービスの企画・開発・運営

■株式会社ロゼッタについて

社名 :株式会社ロゼッタ

URL :https://www.rozetta.jp/

代表者:代表取締役 渡邊 麻呂

事業内容:超高精度AI自動翻訳の開発・運営

「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」という企業ミッションの下、AI 自動翻訳の開発・運営を行っています。ロゼッタの自動翻訳は国内外5000以上の企業・団体で導入されており、医薬、法務、金融、IT通信、半導体、精密機器など様々な分野でご活用いただいています。

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