中部国際空港は空港カーボン認証(ACA)レベル4を取得しました!

この記事は約4分で読めます。
中部国際空港(所在:愛知県常滑市)は、国際空港評議会(ACI: Airports Council International)により創設されたカーボン認証プログラム、空港カーボン認証(ACA:Airport Carbon Accreditation)のレベル4(Transformation)を取得しました。

当空港では、2021年に「セントレア・ゼロカーボン2050」を宣言し、2030年度に温室効果ガスを2013 年度比で46%以上削減、2050年度までにゼロカーボン達成を目指し、環境負荷低減に取り組んでおります。

今回の認証取得において、2050年に向けた長期削減目標を掲げ、空港施設や車両など空港の活動による温室効果ガス排出量の把握や、その削減に向けた計画が評価されました。

今回の認証を受け、空港関係事業者から構成される中部国際空港脱炭素化推進協議会を中心に、引き続き、ACAプログラムを活用し、ゼロカーボン達成に向け、温室効果ガスの削減に取り組んでまいります。

※セントレア・ゼロカーボン2050宣言

https://www.centrair.jp/corporate/newsroom/__icsFiles/afieldfile/2023/08/24/230825_zerocarbon_JP_EN.pdf

  • ACIアジア太平洋地域事務局長 ステファノ・バロンチ氏からのコメント

Commenting on the achievement, Mr. Stefano Baronci, Director General, ACI Asia-Pacific, said, “We are proud of Chubu Centrair International Airport’s achievement in reducing carbon emissions and setting an example for airports in the region. Chubu Centrair International Airport is firmly positioning itself as one of the leaders in efficient carbon management and this achievement truly demonstrates its firm commitment to invest in a more sustainable future. It’s encouraging to see airports making tremendous efforts to mitigate the impacts of climate change and enhance climate-resilience in an era of unprecedented challenges for the industry.”

<参考訳>

ACIアジア太平洋地域事務局長のステファノ・バロンチ氏はこの達成において、「中部国際空港が二酸化炭素排出量を削減し、この地域の空港の模範となることを誇りに思います。中部国際空港は、効率的な炭素管理のリーダーの一員として確固たる地位を築いており、今回の達成は、より持続可能な未来への取り組みに対する同社の確固たるコミットメントを如実に示しています。業界にとって前例のない挑戦の時代において、空港が気候変動の影響を緩和し、気候変動への耐性を強化するために多大な努力を行っていることは心強い。」とコメントしている。

  • 空港カーボン認証(ACA)とは

空港カーボン認証(ACA:Airport Carbon Accreditation)は、空港管理者などを会員とする国際機関である国際空港評議会(ACI: Airports Council International)によって創設された、空港を対象とした唯一の国際的なカーボンマネジメント認証プログラムです。空港の炭素排出量の管理・削減努力を6段階(以下の表参照)で評価・認証するものです。

※国内では成田国際空港:レベル3、関西エアポート(関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港):レベル4を取得している。(2023年8月28日時点)

タイトルとURLをコピーしました