値上げラッシュが遺児家庭を直撃!緊急アンケート調査に多数の悲鳴

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遺児や親に障がいがある子どもたちを支援する一般財団法人あしなが育英会(本部:東京都千代田区、会長:玉井義臣)は、昨今のウクライナ情勢などを原因とした値上げラッシュが遺児家庭に与えている影響を調べるため、緊急アンケート調査をおこないました。
アンケートは自由記述式で、761件の回答がありました。深刻な状況を表す生の声も多数あり、値上げはコロナ禍を必死に耐えてきた保護者をさらに追い詰める痛撃になっていることがわかります。

緊急アンケートに寄せられた保護者の声

  • 物価値上がりがきついです。自分が食べずとも息子に食べさせなきゃと思います。自身の病院や手術を先送りにしなきゃいけないこともつらいです。(大阪・50代・母親)
  • コロナの影響で自営業の状況が思わしくないです。さらにガソリンや食品の値上げで家計収支の悪化が続いている状態です。贅沢をガマンするというレベルでは解決困難です。おつとめ品、特売品などで対処は元々やっています。たとえば食事を1日1回は食パン2枚のみとするなどしています。栄養状態がよくないことはわかっています。肉、野菜、フルーツなどをカゴ一杯に買ってみたいですね。(佐賀・40代・父親)
  • あちこち支障がでてきて、病院通いをしながら、パート勤務をしています。収入も少なく、病院代もかかり、毎月苦しい生活を送っています。その中でガソリンの高騰、食料品、生活用品の値上げ..どうやって食べていけばよいのか?本当に火の車です。自分の化粧品、服もこの何年間は買えないです。(大分・50代・母親)
  • こちらから他の回答もご覧いただけます https://prtimes.jp/a/?f=d5453-20220510-32f06f9c852e1c07d4f0770637897882.pdf

5月13日(金)11時から新宿西口で実施する「あしなが学生募金 全国募金リレー」のスタートセレモニーで、全国各地から集まった遺児学生の代表が、アンケートに寄せられた保護者の声を代弁し、社会に訴えます。
(全国募金リレーについてはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000005453.html

あしなが奨学生保護者 値上げラッシュの影響 緊急アンケート調査
<実施>一般財団法人あしなが育英会
<回答期間>2022年4月27日~5月5日の9日間
<内容>ウクライナ情勢や円安による生活必需品の値上げラッシュの影響を、インターネットによる自由記述方式で質問
<対象>本会がメールアドレスを把握している本会奨学生(高校、短大、大学、専門、大学院)の保護者のべ2005人
<回答者数>761人
<回答抜粋>https://prtimes.jp/a/?f=d5453-20220510-6f2ccea484afa2ddfe4cea7f0458c640.pdfhttps://prtimes.jp/a/?f=d5453-20220510-32f06f9c852e1c07d4f0770637897882.pdf

 あしなが学生募金 全国募金リレー2022 実施概要
<主催>あしなが学生募金事務局
<協力>一般財団法人あしなが育英会
<募金使途>2分の1を日本国内の遺児と親に障がいがある子どもの奨学金、2分の1をサブサハラ・アフリカ49か国の遺児の奨学金として、一般財団法人あしなが育英会に寄付
<日程>5/13(金):スタートセレモニー 5/14(土)から12/10(土)まで毎週土曜(中断期間あり)に街頭募金実施
<スタートセレモニー>2022年5月13日(金)11時~12時 新宿駅西口・小田急百貨店前(地上)にて開催
寺本学生募金事務局長の第一声、各地の地区代表学生による保護者の「生の声」代弁、玉井義臣本会会長の挨拶など

 

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