【やすらぎ支援員養成講座】「回想法」の勉強会を実施します(8/25)

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高齢者にとって懐かしい情景の想起や、それに伴って自然に湧いてくる懐かしい感情は、安心して生活できる時間や環境を導き、生きる喜びを見出すことにつながります。その手法のひとつである「回想法」について学びます。

社会福祉協議会が実施している認知症高齢者見守り事業「やすらぎ支援員養成講座」において、本学教員の津田理恵子教授(健康福祉学部社会福祉学科)が「回想法」について講演をおこないます。

思い出を語り合う回想法は、認知症における非薬物療法のひとつです。脳を活性化することで、認知症の進行を緩やかにしたり、認知症の予防法としても効果が期待されています。

認知症を患う高齢者が増える昨今において、地域で支え合いながら生活を送るためのヒントになることを目的におこないます。

【開催日時】 8月25日(金)13:30~15:00

【開催場所】

 ・尾道会場  尾道市総合福祉センター

 ・御調会場  御調保健福祉センター

 ・向島会場  向島愛あいセンター

 ・因島会場  因島総合福祉保健センター

 ・瀬戸田会場 瀬戸田福祉保健センター

 ※地域の方が受講しやすいように、上記の5会場をリモートでつないで開催します。

【お問い合わせ先】

 ・尾道会場  社協地域福祉課 TEL.0848(22)8385

 ・御調会場  社協御調支所  TEL.0848(76)1231

 ・向島会場  社協向島支所  TEL.0848(45)2113

 ・因島会場  社協因島支所  TEL.0845(22)6562

 ・瀬戸田会場 社協瀬戸田支所 TEL.0845(27)3846

◎講師プロフィール

津田 理恵子(つだ りえこ)

2007年から高齢者の福祉(生きがい)を追求する手段として、回想法の研究に取り組んでいる。

近年、認知症予防・介護予防という分野は注目度が高く、関西はもとより全国各地で講演会・講座を開き、福祉支援をおこなっている。中でも尾道市社会福祉協議会に対する支援は10年を超える。

関西福祉科学大学社会福祉学研究科臨床福祉専攻 博士後期課程修了 博士(臨床福祉学)

2006年4月より神戸女子大学健康福祉学部社会福祉学科で教鞭を執る。2015年4月同大学教授に就任。現在に至る。研究テーマ:回想法・介護福祉士養成教育・実践現場における課題

神戸女子大学教員・研究情報(Shinjo Lab)

津田 理恵子|Shinjo Lab(シンジョラボ)教員・研究情報 - 神戸女子大学・神戸女子短期大学 -
研究者のプロフィールや研究テーマ、研究の概要、 研究業績、シラバスなどをご覧いただくことができます。

<著書>

『高齢者福祉論』(第3版)共著,ミネルヴァ書房,2006年

『学べばわかる介護福祉』共著,八千代出版,2007年

『懐かしい記憶から引き出す生きがい-特別養護老人ホームにおける回想法の介入効果-』(第2版)現代図書,2014年

『現代ソーシャルワーク論-社会福祉の理論と実践をつなぐ-』共著,晃洋書房,2014年

<論文>

『回想法スクールのボランティア体験を振り返った学生の意識-ボランティア活動が学生に与える効果-』日本介護福祉教育学会誌,17(2)NO.33,74-81,2012年

『回想法の技法を活用した地域つくりへの取り組み』自立支援介護学,146-154,2013年

『特別養護老人ホームにおける回想法の実践-継続支援による生きがい感の変化-』神戸女子大学健康福祉学部紀要,第5号,25-34,2013年

『回想法を活用した地域つくり-高齢者のエンパワメントを活用して-』神戸女子大学健康福祉学部紀要,6,29-37,2014年

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