バイオテクノロジー分野の最先端の研究成果と技術情報が集結。第75回⽇本⽣物⼯学会⼤会を9⽉3⽇〜5⽇に4年ぶりの現地開催

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公益社団法人 日本生物工学会(The Society for Biotechnology, Japan, 所在地:大阪府吹田市 会⻑:秦 洋二 [月桂冠] )は、バイオテクノロジー分野において日本を先導する中⼼的学会です。
学会発⾜101年⽬を迎える最初の⼤会として、第75回⽇本⽣物⼯学会大会を4年ぶりに名古屋⼤学 東⼭キャンパスで現地開催します。開催に伴い、選抜された35題の最先端バイオテクノロジー研究の特別要旨集「Topics of 2023」を先⾏公開しました。
【Topics of 2023】 https://www.sbj.or.jp/2023/press_release/
  • 第75回⽇本⽣物⼯学会大会について

日本生物工学会(Society for Biotechnology, Japan, 会長:秦 洋二 [月桂冠] )は、発展著しいバイオテクノロジー分野において我が国を先導する中心的学会です。
本年度、第75回日本生物工学会大会(2023年9月3日~5日:名古屋大学 東山キャンパス)は、学会発足101年目の新たな世紀を刻む最初の大会として実に4年ぶりの現地開催を行い、熱い学問の議論と交流の場をご提供します。

本大会(実行委員長:堀 克敏 [名古屋大学] )では、バイオテクノロジー分野の最先端の研究成果と技術情報(一般講演554演題、シンポジウム22領域120演題、受賞講演11演題)が集結し、バイオエコノミー、バイオリファイナリー、バイオマテリアル、ゲノム編集技術、合成生物学、バイオインフォマティックス、オミクス解析、マイクロバイオーム(微生物叢解析)、ナノバイオロジー、バイオセンシングなど社会的注目度の高いフィールドにおける高度な学術発表が開催されます。

さらに今年度は、産学連携および企業研究において実用化に向けた活発な研究が進行中で、かつ生物工学的観点からも社会的・学問的に重要性が高い演題を『Topics of 2023』として選抜した研究内容を本大会HPにおいて公開しました。『Topics of 2023』の特別要旨集は、当日現地配布させて頂きます。こちらは、大会として「バイオテクノロジー分野の最先端実用化事例」として選抜したもので、生物工学の先端研究を是非ご確認ください。

大会プログラム(公開済)✦ 
基調講演および各セッションの日程は、こちらのウェブサイトでご確認いただけます。
https://www.sbj.or.jp/2023/program/schedule-at-a-glance/

参加申し込み

下記リンクをご確認ください。

後期・当日参加登録受付期間: 2023年7月18日 (火) ~ 9月5日 (火)
https://www.sbj.or.jp/2023/registration/

Topics of 2023(2023年8月21日13時公開)

選抜された35題の最先端バイオテクノロジー研究「Topics of 2023」
https://www.sbj.or.jp/2023/press_release/ 

  • 第75回⽇本⽣物⼯学会大会 スケジュール

<大会日程表>

大会日程表 | 第75回日本生物工学会(2023)
第75回(2023年)日本生物工学会大会のホームページ。開催概要、参加申込や講演申込の方法、会場案内、展示などを掲載。

<プログラムダウンロード>

プログラム | 第75回日本生物工学会(2023)
第75回(2023年)日本生物工学会大会のホームページ。開催概要、参加申込や講演申込の方法、会場案内、展示などを掲載。

<大会日程>

2023年9月3日 (日)

2023年9月4日 (月)

2023年9月5日 (火)

午前

授賞式・受賞講演
(9:00~11:35)

シンポジウム
(9:00~11:44)

シンポジウム
(9:00~11:00)

ランチョンセミナー
(11:45~12:45)

ランチョンセミナー
(11:30~12:30)

ランチョンセミナー
(11:30~12:30)

午後

一般講演
受賞講演
シンポジウム
(13:00~17:06)
学生のための
企業研究セミナー
(17:30~18:30)

一般講演
受賞講演
シンポジウム
(13:00~18:00)
学生のための
企業研究セミナー
(18:00~19:00)

一般講演
シンポジウム
(13:00~16:36)

創立100周年記念祝賀会
(18:30~20:30)

若手会総会・交流会
(19:00~21:00)

<一般講演・シンポジウム>
名古屋大学 東山キャンパス (名古屋市千種区不老町)
IB電子情報館中棟・東棟、ES総合館、オークマ工作機械工学館、工学部1号館

<授賞式・受賞講演>
名古屋大学 東山キャンパス IB電子情報館東棟 IB大講義室

<創立100周年記念祝賀会>
名古屋 東急ホテル (名古屋市中区栄4-6-8)   ※対面にて実施予定

<展示・ランチョンセミナー・学生のための企業研究セミナー>
名古屋大学 東山キャンパス IB電子情報館中棟、ES総合館

<若手会総会・交流会>
名古屋大学 東山キャンパス 南部食堂 1階 Mei-dining

  • シンポジウム

1. 創立100周年記念シンポジウム 生物工学の未来 (2050年) 第4回
 —メディカル・バイオエンジニアリングの将来展望—

2.  KSBB-BEST-SBJジョイントシンポジウム

3. 博士人材のためのキャリアパスシンポジウム

4. 東南アジア国際シンポジウム
 —東南アジアにおけるバイオテクノロジーとバイオものづくりの今—

5. 生命科学研究の革新に向けたバイオDXの挑戦【JST・CREST「データ駆動・AI駆動を中心としたデジタルトランスフォーメーションによる生命科学研究の革新 (バイオDX)」研究領域 共催】

6. プロテインクライシスに挑む未来タンパク資源の製造・加工技術の開発と新たな食システムの創成を目指して

7. 無細胞タンパク質合成系の新展開:ラボからインダストリーへ

8. サーキュラーバイオエコノミーにむけたバイオものづくりの発展

9. リグニンの利用に向けたホワイトバイオテクノロジーの潮流

10. データサイエンスと環境バイオテクノロジーの接点

11. 酵母という生き物~生態学的ふるまいとその多様性の理解に向けて

12. 森も木も見る微生物研究:連携による集積知

13. INTPART-MISC国際ジョイントシンポジウム【INTPART-MISC共催】

14. 多様な生体分子を基盤とした分子ピタゴラ装置の創出

15. 未知の生命情報を獲得するためのバイオ分子ツールの設計と機能創出

16. 微生物炭素固定代謝の多様性に基づく合成生物学
17. 高分子医薬品モダリティーの創薬と製剤を加速する未踏分析技術へのグローバルな挑戦

  → JASIS プレスリリース https://www.jasis.jp/
18. 下面発酵酵母のすべてを理解するために
19. セルインダストリー発展に向けた細胞製造工学の進化
 ~世界をリードする細胞製造を目指して~

20. 合成生物学が切り拓く次世代型天然物創薬
21. データ駆動型研究が導く未培養微生物 (微生物ダークマター) の開拓と展望

22. 醸造・発酵の新たなブレークスルーに向けて

  • ランチョンセミナー

《大会1日目》9月3日 (日) 11:45~12:45

1L-B01 (B会場〈IB電子情報館・IB015〉) 株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズ

1L-C01 (C会場〈IB電子情報館・IB014〉) 東ソー 株式会社

1L-D01 (D会場〈IB電子情報館・IB013〉) 日本ウォーターズ株式会社

《大会2日目》9月4日 (月) 11:30~12:30

2L-B01 (B会場〈IB電子情報館・IB015〉) 株式会社島津製作所

2L-D01 (D会場〈IB電子情報館・IB013〉) 株式会社テクノスルガ・ラボ

2L-G01 (G会場〈ES総合館・ES022〉) ブルカージャパン株式会社

2L-I01 (I 会場〈ES総合館・ES025〉) 辻製油株式会社

《大会3日目》9月5日 (火) 11:30~12:30

3L-B01 (B会場〈IB電子情報館・IB015〉) 株式会社バッカス・バイオイノベーション

3L-D01 (D会場〈IB電子情報館・IB013〉) 株式会社エービー・サイエックス

3L-G01 (G会場〈ES総合館・ES022〉) レフェイン・ジャパン株式会社

3L-I01 (I 会場〈ES総合館・ES025〉) 株式会社豊田中央研究所

  • 日本生物工学会について

日本生物工学会(The Society for Biotechnology, Japan, 会長:秦 洋二 [月桂冠] )は、2022年(令和4年)に創立100周年を迎えた歴史ある学会で、1923年(大正12年)に大阪醸造学会として会員数約700名で創立されました。その後、40周年の1962年(昭和37年)に日本醱酵工学会と改称し、70周年の1992年(平成4年)に日本生物工学会と改称しました。2023年(令和5年)7月の会員数は3,021人であり、生物工学に関する学理およびその応用の研究についての進歩普及を図り、我が国の学術発展に寄与することを目的として、社会の多くの分野に貢献しています。学会が対象とする分野は、「発酵工学」、「生物化学工学」、「生体情報工学」、「環境工学」、「酵素工学」、「動植物細胞工学」、「生体医用工学」としていますが、近年では、システム生物学、合成生物工学、オーム科学といった最先端の周辺研究も含む幅広い学問と技術の領域を扱う対外的にも評価される魅力ある学会を目指しています。日本生物工学会は、これらの学理を発展させ、産官学が協力し、持続可能な社会の形成、食糧や地球環境の保護、誰もが健康を享受できる社会の形成に取り組み続けています。

  • 第75回 日本生物工学会大会におけるプレス対応

本大会において、プレス関係者の方の参加費は無料です。
プレス関係者の方々には、「PRESS」ネームカード、大会要旨集、『Topics of 2023』特別要旨集をお渡ししております。当日は、受付にてお申込みをお願いいたします。

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