しかし、事業環境が変化し、その環境に適応できるよう、標準化(パターン固定)された人たちの思考と行動を変化できるように「組織開発」や「教育訓練(リスキリング・アンラーニング)」が行わる。しかし、環境に適応できる社員は、多くても組織全体の10%未満。それ以上、増えていかない。
「なぜ、こうなってしまうのか?」
「どうすれば、いいのか?」
この度、「芸術と組織行動科学®による開発」smart creative management®を手掛けるリクエスト株式会社(東京都豊島区)は、中核技術「組織行動科学®」を発売することになりました。URL:https://requestgroup.jp
人の集まりが、組織化されるプロセスは以下。
【組織行動科学®】
組織は目の前にある需要に効率よく対応する装置。
目先の効率、時間当たりの生産性を上げるために、
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成果が出たプロセスを細分化し、役割分担・職務定義をし、近視眼へ導く
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成果が出たやり方からパターンを抽出、それを組織の標準とし正解を示す
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標準を誰もが再現できる負担の無いものにし標準へ没頭できるようにする
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標準への没頭は、習熟をうみ、習熟は個人の日々の小さな達成感をつくる
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毎日の「できた」「終わった」小さな達成感で、手段の目的化を推進する
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決められた範囲でより速くよりミスなく成果を出せる社員を高く評価する
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成果はそれほど高くないが、標準をまじめにこなしている社員も評価する
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評価は承認、承認は言語報酬。言語報酬が社員の組織への服従を促進する
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目の前の承認が無くなることを恐れ、自分が失敗しそうな挑戦領域を回避
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失敗しないため、役割”以外”が観えなくなり、行動が固定化し思考が停止
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KPI等プロセス管理指標を設定、社員を分断、標準へ近くづく競争を強化
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自分の判断・思考が消去され、自分の行動に責任を取らない状態ができる
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責任感覚が無くなることで指示命令が通りやすくなり、生産効率が高まる
創業メンバーから世代交代が進めば進むほど、上記が強化されていく。創業メンバーが創業時にお客様や取引先の問題を解決する過程でつくられた”仕事の考え方”が継承されないため。考え方は、その考え方に至った経験が無い場合、目先の非効率に観えるため、目先の効率を追求する過程で消去されていく。
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1から12までを適切に設計・運用できない組織は、” 統制 ”のために暴力などの圧力を使用する
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暴力は心理的なものと身体的なものに分類できる。言葉を使い不安や恐怖心をあおる行為も暴力
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暴力により支配-服従関係ができることで、服従する側が思考(問題解決)ができなくなっていく
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問題の先送りや隠蔽は「指示されたことをやっている」ため「私は悪くない」と社員が思う結果
上記1から12ができあがると、そこで働く社員は、不平不満を周囲に口にしながらも、考えなくても、意図しなくても、ある状況で反射的に組織の標準を使ってしまう習慣が身につく。テンプレートなどの「仕組化」は習慣形成の手段。
事業環境が同じであれば、組織内部の標準(暗黙知・形式知のパターン)に習熟することで、仕事がミスなく速く処理できる。周囲から「仕事ができる」と評価・承認もされる。そのような高い評価をされたプレイヤーがマネジメント職になっていくため、組織の標準の定着がより強化されていく。
組織内部の標準を使いこなすことが仕事の目的になり、お客様・取引先、自分以外の相手を観る、相手の事実を知る行動が欠落していく。組織内部の標準が正解となるため、お客様・取引先の標準にネガティブな違和感を持ち、相手を劣った存在としてとらえるようになる。相手が不在のまま、自分の仕事の効率化が進む。自分の仕事の効率化の顕著な現象は「それは私の仕事じゃない」「上手く進まないのは○○が悪い」と言いはじめ、部分最適が起こる。「お客様のために」「お客様ファースト」も同様の現象。
しかし、事業環境が変わった際、価値を提供するお客様や取引先、つまり、相手の今の事実がわからず、近視眼かつ責任感覚が無い状態で、発生する問題を機械的に傍観者のように処理するため、さらにムダな問題が発生、ムダな忙しさが増える。
ムダを削減するために、そのムダを削減する。価値創造、効果づくりに必要なムダも削減され、目先の効率を追求していく。ムダの原因の事実確認をし、原因を特定する大切な仕事は、現場では「非効率」とされるため。上記1から12、組織の標準がさらに定着していく。
また、標準を習熟することで、問題を解決する思考が欠落していく。この組織の現象の原因を特性せず、機械化・デジタル化が目的化され進み、仕事をする本来の目的が組織から綺麗に消去され、今以上に社員の責任感覚が消えた思考と行動が固定化される。「エンゲージメントが低い」根本の原因もここにあります。
では、どうすればよいか?
【参考】これからの社会人の基礎スキル「創造力=理想を創る問題解決力」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000068315.html
【会社概要】
社名:リクエスト株式会社
URL:https://requestgroup.jp
【研究機関】
・smart creative management® 総合研究所
・ABA Operations Research® センター
・XR HRD® 研究センター
https://requestgroup.jp/airface
・公共行動研究室®
https://requestgroup.jp/publicbehavior
代表者:代表取締役 甲畑智康
URL:https://requestgroup.jp/profile
【担当】:末光
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問合フォーム: https://requestgroup.jp/request