社会人の基礎スキル「創造力=理想を創る問題解決力」発売

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私達は目の前の仕事の効率を上げる。
より速くよりミスなくが目的になる。

より速くよりミスなくできることは、
確実にパターン化(標準化)できる。

パターン(標準)は、ツール化されて、
より多くの人が再現できるようになる。

パターン(標準)は人がやるよりも、
機械がやった方がより効率が上がる。

組織で働く私達は、今後、
何をしていけば良いのか?

この度、「芸術と組織行動科学®による開発」smart creative management®を手掛けるリクエスト株式会社(東京都豊島区)は、社会人の基礎スキル「創造力=理想を創る問題解決力」を発売することになりました。URL:https://requestgroup.jp

組織は創業時、ある特定の人(達)が抱える問題を解決するために、つくられる。同じような問題を抱える人たちが、より多くみつかることで、その問題解決の一連のやり方がパターン化(標準化)され、役割分担され、そのパターンをより効率的に使いこなすことが目的化され、世の中がより便利になる。

当初、ある特定の人が抱える問題を解決することが目的だったが、ある時点から、意図せず、パターン(標準)で処理することが目的になる。それが上手にできる人が、高い評価を受け、プレイヤーからマネジメント職に引き上げられていく。詳細は以下、【組織行動科学®】を参照ください。

組織行動科学®:

組織は目の前にある需要に効率よく対応する装置。目先の効率、時間当たりの生産性を上げるため、 

  1. 成果が出たプロセスを細分化し、役割分担・職務定義をし、近視眼へ導く

  2. 成果が出たやり方からパターンを抽出、それを組織の標準とし正解を示す

  3. 標準を誰もが再現できる負担の無いものにし標準へ没頭できるようにする

  4. 標準への没頭は、習熟をうみ、習熟は個人の日々の小さな達成感をつくる

  5. 毎日の「できた」「終わった」小さな達成感で、手段の目的化を推進する

  6. 決められた範囲でより速くよりミスなく成果を出せる社員を高く評価する

  7. 決められた手順・標準をできるように、日々頑張っている社員も評価する

  8. 評価は承認、承認は言語報酬。言語報酬が社員の組織への服従を促進する

  9. 目の前の承認が無くなることを恐れ、自分が失敗しそうな挑戦領域を回避

  10. 失敗しないため、役割”以外”が観えなくなり、行動が固定化し思考が停止

  11. KPI等プロセス管理指標を設定、社員を分断標準へ近くづく競争を強化

  12. 自分の判断・思考が消去され、自分の行動に責任を取らない状態ができる

  13. 責任感覚が無くなることで指示命令が通りやすくなり生産効率が高まる

機械化・自動化する機械の導入コストが、その組織にとって高い場合は、上記の組織行動科学にそって、組織で働く人がパターン・標準を使い仕事をする。しかし、機械化・自動化する機械の導入コストが下がることで、今まで人がやっていたパターン処理は、機械の職務に代わっていく。その方が、組織の効率が上がるため。

パターン・標準を使い、より速くよりミスなく処理することが、人の職務から外されていく。移行期は、AI関連を担う職務を人が担うケースもあるが、AIはパターン・標準を機械化するための手段、機械化がある程度終われば、あとは少人数で運用を担う、もしくは、アウトソース専門企業へ出していくのが組織の流れ。

人の職務は以下の問題解決になる。その組織がまだ小さかった頃の、ある特定の人の問題を解決する思考と行動が、人の職務になっていく。「お客様のために」などのスローガンを口にする必要が無くなる。

どの組織にも創業者がいる。創業者には理想がある。理想を描き、それを具現化する。それは創造力。すでにあるパターン・標準(知識)を速く正確に暗記し、暗記したパターン・標準を、より速くよりミスなく使いこなせる、今まで「優秀」「仕事ができる」と良い評価を得てきた人とは異なる。

組織において【創造力=理想を創る問題解決力

問題解決力を具体化すると以下になる。これらは一般的なもの。

  • ① 発生型の問題は?」:
    どのような問題(事実)が発生? 問題が無いのも問題

  • ② 「潜在型の問題は?」:
    発生型問題の原因を特定する過程で潜在型問題が観える

  • ③ 「根本原因は?」:
    潜在型問題になぜ?を3~7回問うことで根本原因が観える

  • ④ 「あるべき状態は?
    根本の原因を無くした状態が、あるべき(理想の)状態

  • ⑤ 「設定型の問題は?」:
    現状をあるべき状態に近づけるために、問題を設定する

  • ⑥ 「解決策は?」:
    過去の打ち手(パターン)をそのままあてはめ処理し無い

上記の問題解決の思考パターンは、すでに世の中にあふれているものです。しかし、実際には使われていない。使われない原因は、【組織行動科学®】1から13のステップにあるように、組織で働く人たちが、「目先の非効率」になる問題解決よりも、「目先の効率」を追求するパターン処理を仕事にしていることにある。

目先の効率追求は大切なこと。しかし、目先の効率追求に偏ってしまうと、そもそもの仕事の目的「誰か特定の人の問題を解決する」ことが消えてしまう。効率追求は、私達人間よりもAIなどの機械が得意な領域。機械化・自動化のハードルが下がることで、組織で働く人が考えざるおえなくなる。

組織において「考える」は、「対象とする相手の事実を自分で確認する」ことがスタート。目先では非効率な行為。それをするかしないか。それだけの違い。

【会社概要】
社名:リクエスト株式会社
URL:https://requestgroup.jp

【研究機関】

・smart creative management® 総合研究所

・ABA Operations Research® センター

・XR HRD® 研究センター

https://requestgroup.jp/airface

・公共行動研究室®

https://requestgroup.jp/publicbehavior

代表者:代表取締役 甲畑智康
URL:https://requestgroup.jp/profile

【担当】:末光
e-mail: request@requestgroup.jp
問合フォーム: https://requestgroup.jp/request

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