■調査概要
調査概要:2023年 農作業中のヒヤリハットに関する調査
調査方法:ラインのアンケート機能を使ったインターネット調査
調査期間:2023年6月8日〜同年6月20日
有効回答:日本の農作物の生産者159名
■ヒヤリハットを経験したことがある生産者様が全体の8割超え
「今まで農作業中にヒヤリハットを経験したことがありますか?」(n=159)と質問したところ、「経験したことがある」と回答した人が全体の85.5%を占めました。
■ヒヤリハットが起こる場所は「圃場」が6割超え
「どこでヒヤリハットを経験することが多いですか?」(n=136)と質問したところ「圃場」と回答した人が最も多く全体の62.5%を占めました。
■「農業機械の操作時」にヒヤリハットが多発
「何をしているときにヒヤリハットを経験することが多いですか?」(n=136)と質問したところ、「農業機械の操作時」と回答した人が最も多く全体の37.5%を占めました。
■ヒヤリハットが起こる原因は?
「ヒヤリハットが起こった原因は何ですか?」(n=136)と質問したところ、「注意力の欠如」と回答した人が最も多く36.76%、次いで「不適切な作業手順や手法で作業を行ったこと」が22.06%を占めました。
■ヒヤリハットが起こさないための生産者様の対策
「ヒヤリハットが起こらないように気を付けていることは何ですか?」(n=91)と質問したところ、十分な確認作業」と回答した人が最も多く30.77%、次いで「ゆとりを持った行動・農業計画を立てる」が21.98%を占めました。
■まとめ
ヒヤリハットを経験したことのある生産者様が全体の85.5%を占める結果となり、ほとんどの生産者様がヒヤリハットを経験したことがあるとわかりました。この結果から生産者様同士で安全に作業を行うよう声を掛け合うだけでなく、生産者様に関わりのある自治体や企業が警笛を鳴らしていかなければならないと感じました。
具体的なヒヤリハットの原因として「注意力の欠如」と「不適切な作業手順や手法で作業を行ったこと」が挙げられます。「注意力の欠如」についてはこまめな休息を取り入れることやゆとりを持った作業計画立てることを促し、「不適切な作業手順や手法で作業を行ったこと」に関しては適切な作業手順や手法を教える場を設ける必要があると考えました。
農機具王は生産者様が安全に農作業を行うことができる環境づくりにも取り組んでいきたいと考えております。また、農業業界を盛り上げていくことを目的に、今後も生産者様を対象として調査を行っていきます。
【株式会社リンクについて】
本社:〒523-0892 滋賀県近江八幡市出町652 六芳舎ビル2F
代表者:代表取締役 濱田 義郎
設立:2011年12月(創業:2009年5月)
電話番号:0748-36-3697
事業内容:農機具の売買・販売
Email : mail@noukiguou.com