北方謙三の歴史大河小説『チンギス紀』全17巻(集英社刊)、ついに完結!

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北方謙三氏の『チンギス紀 十七 天地』が7月26日(水)に集英社から発売。第1巻第2巻同時発売から5年余りの時を経て、遂にシリーズ完結を迎えます。

北方謙三・著『チンギス紀 十七 天地』/集英社 カバー北方謙三・著『チンギス紀 十七 天地』/集英社 カバー

 人類史上最大の帝国、その礎を築いたチンギス・カン。『チンギス紀』は、その波乱に満ちた生涯と、彼が出会った様々な英雄たちの生きざまを描く、全17巻の歴史大河小説です。

シリーズの完結を記念し、駅広告や新聞広告の掲出、ラジオ特番、サイン会などの様々な企画を実施します。

【モンゴルの広大な大地 × 1巻試し読み】 駅広告掲出

写真家の田口純也さんが物語の舞台・モンゴルで撮影した写真を背景に、『チンギス紀 一 火眼』の本文を試し読みできるポスターを、東京・新宿駅と大阪梅田駅に掲出します。

ポスタービジュアルは、朝日が昇り始める中、少年が1人佇む「夜明け編」、青空のもと、少年の周りを人々や馬が囲む「仲間編」の2種類を週替わりで掲出。

時間で表情を変えるモンゴルの広大な大地の様子をお楽しみください。

北方謙三・著『チンギス紀 一 火眼』試し読みポスター「夜明け編」 Photo by JUNYA TAGUCHI北方謙三・著『チンギス紀 一 火眼』試し読みポスター「夜明け編」 Photo by JUNYA TAGUCHI

北方謙三・著『チンギス紀 一 火眼』試し読みポスター「仲間編」 Photo by JUNYA TAGUCHI北方謙三・著『チンギス紀 一 火眼』試し読みポスター「仲間編」 Photo by JUNYA TAGUCHI

【掲載場所】

新宿駅メトロスーパープレミアム(東京メトロ新宿駅構内)

阪急大阪梅田駅ロングセット60(阪急電鉄大阪梅田駅構内)

【掲載期間】

7月24日(月)~7月30日(日)「夜明け編」 

7月31日(月)~8月6日(日)「仲間編」

※掲出場所などについて、駅または駅員へのお問い合わせはお控えください。

※ポスターをご覧になる際は、通行の妨げにならないようご注意ください。

  

朝日新聞、中日新聞、西日本新聞に、上記ビジュアルを使用した新聞広告を掲載予定です。

TBSラジオにて特番『北方謙三×神田伯山 〔チンギス紀〕をめぐる対話』を放送

著者の北方氏が、講談師・神田伯山氏とともに『チンギス紀』を掘り下げる1時間のラジオ特番の放送が決定。

「小説」と「講談」。手段は違えど、歴史上の英雄たちの雄姿を現代に生き生きと蘇らせる2名が大いに語ります。

【放送日】7月28日(金) 20時~21時

【放送局】TBSラジオ

【出演者】北方謙三、神田伯山

※放送後は、ディレクターズカット版をPodcastサービスにて配信。

北方謙三氏(撮影/長濱治)北方謙三氏(撮影/長濱治)

神田伯山氏神田伯山氏

東京・大阪にて完結記念サイン会を実施

【東京会場】丸善 丸の内本店 
開催日時:8月23日(水) 18時半〜 

要予約・先着順

お問い合わせ・電話予約は、03-5288-8881(営業時間/9:00~21:00)

【大阪会場】紀伊國屋書店 梅田本店 
開催日時:8月26日(土) 14時〜

要予約・先着順

予約受付は7月25日(火)開始

お問い合わせ・電話予約は、06-6372-5821 (営業時間/10:00~21:00)

 

■『チンギス紀 十七 天地』作品紹介

草原に生まれ、大地を駈け、かつてない規模の国を築いたチンギス・カンが、最後の戦場に立つ。

圧巻の最終章!

チンギスは病床にある長子ジョチのもとを訪れたのち、草原へと向かう帰還の途につく。西夏領内に入ったチンギスは、ある城にただならぬ気配を感じた。それは黒水城と呼ばれ、砂漠に囲まれており、ウキという謎の人物が主とされていた。一方、チンギスから受けた傷を山中で癒すマルガーシに、カルアシンから見事な剣が手渡される。贈り主は明かされなかったが、マルガーシは戦に向けて隊の修練を重ねていく。アウラガの宮殿に戻ったチンギスは、ソルタホーンから国を揺るがす一大事を告げられた。突如生じた戦いに、チンギスは将軍だけでなくボオルチュも帯同させる――。

 ■『チンギス紀 十七 天地』書誌情報

発売日:2023年7月26日(水)

定価:1,760円(10%税込)

四六判ハードカバー 352ページ

ISBN:978-4-08-771843-0

チンギス紀 十七 天地/北方 謙三 | 集英社 ― SHUEISHA ―
草原に生まれ、大地を駈け、かつてない規模の国を築いたチンギス・カンが、最後の戦場に立つ。圧巻の最終章!チンギスは病床にある長子ジョチのもとを訪れたのち、草原へと向かう帰還の途につく。西夏領内に入ったチンギスは、ある城にただならぬ気配を感じた。それは黒水城と呼ばれ、砂漠に囲まれており、ウキという謎の人物が主とされていた。...

■シリーズ公式サイト

https://lp.shueisha.co.jp/kitakata/chingisuki/ 

■著者略歴

北方謙三(きたかた けんぞう)

1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を受賞。20年に旭日小綬章を受章。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。

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