カンボジアの子どもたちに質の高い教育を|理科室を新設して教育環境を整える!」クラウドファンディング本日開始

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公益財団法人CIESF(東京都渋谷区 理事長:大久保秀夫 以下シーセフ)はカンボジアをはじめとした開発途上国で教育支援活動を行っています。カンボジアで運営している幼小中一貫校で子どもたちに質の高い教育を届けるために、理科室の新設を目指すクラウドファンディングを7月7日(金)から開始します。

特設ページ
https://congrant.com/project/ciesf/6481

シーセフはカンボジアで幼小中一貫校CIESF Leaders Academy(以下CLA)を運営し、「地球益を目指す志をもったリーダーを育てる」ために子どもたちに質の高い教育を届けています。「カンボジア人の、カンボジア人による、カンボジア人のための持続可能な教育」を創造するためには、人材、しくみ、環境が必要です。今後も、年次更新で増えていく教室の整備や、特別教室の整備が必須です。特に、理科室などの特別教室の設置には、大きな初期費用がどうしても必要になってきます。この教室と備品整備の資金を集めるために、目標金額310万円のクラウドファンディングを行います。

カンボジアの教育における課題と私たちが目指す未来

カンボジアには、公立(国立)学校、インターナショナルスクール、NGOが運営する学校などがあります。しかし、その実態をみてみると、多くの改善が必要です。公立学校では、十分な教具教材がなく、教師が一方的に板書するのを生徒が書き写すだけという授業方法が多く見られます。「私の出身校では教具というものを見たことがなかった」と話すカンボジア人教師もいます。インターナショナルの学校は、高額な授業料によって運営維持されており、一般的な生徒が通える学校ではありません。また、学校に通えない生徒のために、外国人が自国の教師を派遣して学校を運営するNGOもありますが、こういった援助の形式は、いつまで、どのくらいの支援が続くかわかりません。

私たちの学校の目的は、カンボジア人の、カンボジア人による、カンボジア人のための持続可能な教育を創造することです。現在、この学校には、3歳児〜小学4年生の約140名のカンボジア人園児・児童が通っています。そしてカンボジアを支えようと願う教師が、日本から入り、カンボジア人教師と共に、日々何を学ぶか、どう学ぶかを考えながら教育活動を行っています。また、教育システム企業の支援を受け、ICTを使った個別化された学習の実現にも取り組んでいます。この学習を支える環境の整備は、カンボジア人だけでなく、多くの支援者の協力によって実現してきました。この学校で持続可能な教育モデルをつくり、カンボジア国内、アジア、そして世界へ横展開し、持続可能な社会の実現を目指しています。

公益財団法人CIESF 日本事務局長 戸田陽子 ご挨拶

幸せで豊かな社会を創るために 

開発途上国で暮らす人は世界の人口の8割以上を占めています。途上国の教育が変われば、世界は大きく変わるのです。カンボジアで地球益の考えを持った人材を育て、教育モデルをつくり、それをカンボジア国内、アジア、そして世界へ横展開させることで次世代を担う子どもたちが、今よりも素晴らしい世界を築いてくれるはずだと信じています。

私たちの活動はすぐに成果を挙げられるものでもなく、そして私たちだけで実現するのは困難です。皆様とともに、幸せで豊かな社会を創造し、実現に向けて取り組んでまいります。

「教育をすべてのはじまりに」

私たちの合言葉です。教育が人を変え、行動を変え、未来を変えると信じています。

今回のクラウドファンディングをきっかけに、皆様にもこの学校について知っていただければ幸いです。ぜひお力添えをいただきたく、どうかご支援をよろしくお願いいたします。

【クラウドファンディング概要】

期間:2023年7月7日〜8月31日

目標金額:310万円

支援の使い道:

①理科室の大型備品、実験器具や教材

②新しい教室の備品購入や整備

③新1年生用のタブレット他

特設ページ・寄付はこちらから

https://congrant.com/project/ciesf/6481

【お問い合わせ】

公益財団法人CIESF

東京都渋谷区渋谷2-9-8日総第25ビル3階

電話:03-5774-0250

メール:info@ciesf.org

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