アフリカ開発銀行が発行する「インプルーブ・ザ・クオリティー・オブ・ライフ・フォー・ザ・ピープル・オブ・アフリカ・ボンド」への投資のお知らせ

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 ソニー銀行株式会社(代表取締役社長:南 啓二/本社:東京都千代田区/以下 ソニー銀行)は、アフリカ開発銀行(正式名称:African Development Bank、以下 AfDB)が南アフリカランド建てで発行する「インプルーブ・ザ・クオリティー・オブ・ライフ・フォー・ザ・ピープル・オブ・アフリカ・ボンド」(以下 本債券)への投資を実施しましたのでお知らせいたします。

アフリカの多くの国では、過去10年間の経済成長にもかかわらず、貧困と不平等が広く存在しています。保健、教育、衛生と安全な飲料水へのアクセスが不十分なため、インフラ整備や水・衛生保健分野での基礎サービスへのアクセス改善、人材育成などが必要です。

 本債券への投資資金は、アフリカの人々の生活の質の向上を目的とした雇用の創出、必須スキルの習得と職業訓練の促進、水・衛生的環境へのアクセス改善、医療制度の強化などを目的としたプロジェクトへの融資などに充当されます。

 AfDBは1964年に設立されたアフリカにおける持続可能な経済開発と社会発展の促進を使命とする国際開発金融機関です。AfDBは54のアフリカ域内の加盟国と27のアフリカ域外の加盟国からなる81ヶ国によって拠出された資本金を基礎として、同行の10ヶ年戦略において、「インクルーシブな成長」と「グリーン成長への段階的な移行」という2つの目標に焦点を当てています。AfDBは、水・エネルギー・食料へのアクセスの改善、天然資源の持続可能な利用、イノベーション、雇用の創出、経済成長の促進を通じてアフリカの人々の生活向上に寄与しています。

 ソニー銀行は、本債券への投資を通じ、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に貢献するとともに、責任ある機関投資家としての責務を果たし、ソニーフィナンシャルグループ共通のESG投資方針に則して、持続可能な社会の形成への貢献をより一層進めてまいります。

本債券の概要

(参考)アフリカ開発銀行が取り組むプロジェクト事例

ナミビア共和国:教育および職業訓練質向上プロジェクト

プロジェクト概要:ナミビア共和国の労働市場の現在および将来の技能ニーズに沿った、効率的、効果的かつ持続可能な技術・職業教育訓練(TVET)システムの開発に貢献することを目的とするプロジェクトです。本プロジェクトは国内11地域におけるTVETインフラへのアクセス向上および制度面での能力構築を通じたTVETと基礎教育システムの強化を支援しています。同プロジェクトは、貧困・経済格差削減促進計画(Harambee Prosperity Plan)で掲げている、貧困と若者の失業を削減するというナミビア共和国の国家目標に貢献することを目指しています。

ソニー銀行では、銀行事業を通じた価値創出および価値創出のための基盤強化を通じた、SDGs(持続可能な開発目標)の達成への貢献も目指しています。

本取組みにより主に貢献できるSDGsの目標

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