【小野建株式会社】育児短時間勤務制度の利用対象を小学校3年生までに拡充

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鉄鋼・建築資材の販売・流通を行う小野建株式会社は、2023年5月に育児短時間勤務制度が利用できる子どもの養育期間を従来の未就学児から小学校3年生までに拡充しました。 (参照URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/7414/tdnet/2297312/00.pdf
本制度の拡充に伴い、今回の施策に関する社員の満足度調査及び、育児に関する社員の意識調査を実施しました。

  • 拡充された制度に賛成か反対か(有効回答数:362) 

全社員を対象に拡充された制度に賛成か反対か調査を行ったところ、96%が賛成でした。この結果から、本制度の拡充に関して社員の理解を得られていることがわかりました。 

  • 年代別制度を利用したい割合(有効回答数:362) 

10代から30代では実際に制度を利用したい社員(対象の子がいない場合は、いる場合を想定)が50%を超えていました。 

以上の結果から、若手層を中心に子育てに対しての意識が高まっていることがわかりました。 

  • 子のいる女性対象 制度を利用したいか利用したくないか(有効回答数:56) 

子のいる女性を対象に制度を利用したいか調査した結果、約70%の方が利用したいと回答しました。

  • 子のいる男性対象 制度を利用したいか利用したくないか(有効回答数:131) 

子のいる男性を対象に制度を利用したいか調査した結果、約70%が利用したくないと回答し、お子様のいる女性と対照的な結果となりました。 

以上の結果から、子育てに対する意識が女性よりも男性が大幅に低いことがわかりました。そのため当社では、育児短時間勤務の制度周知と男性への子育て意識改善への取り組みを行っていきます。 

  • 制度利用されている方へのインタビュー 

実際に育児短時間勤務を利用されてどのように感じていますか。

「子どもとの時間を少しでもとりたい、夕方、家事に追われてイライラしたくないと考え時短勤務を利用させてもらいました。実際に時短を利用させてもらって、イヤイヤ期の子どもの相手をする時間もとれて、仕事をしながらの子育てですが、時間に余裕があるので、心にも少し余裕を持てていると思います。」

今回育児短時間勤務が小学校3年生まで拡充されたことを受けてどう思われましたか。

「今は、小学校3年生まで利用させていただきたいと思っています。小学生になると登校時間が保育園に送るより遅くなり、低学年の子どもを「いってらっしゃい」とお見送りができないのは嫌なので、仕事を辞めるかパートにしてもらうか、なんとなく考えていました。今回育児短時間勤務が小学校3年生まで拡充されたことにより、この不安は解消されました。」

                    (管理統括本部 和田)

当社は、「事業は人なり」という考えのもと、ワークライフバランスの充実を意識した環境の整備に努めています。今回の施策以外にも人的資本を意識した、社員の働きやすい環境作りのための取り組みを進めていきます。 

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