博報堂シニアビジネスフォースは、定年を意識し始める50代を中心とした世代を「未定年」と命名しました。本書では、未定年を幅広く捉え40代~50代をコアターゲットとしています。人生100年時代を生き抜くため、できるだけ早くから定年後を意識してほしいと考えたからです。
本書では「未定年」のロールモデル27名を取材・紹介しています。「未定年」時代にどう働き、どう学んでいるか。迷える「未定年」にとって参考になるエピソードを集めました。
<例>・「早期退職」に大満足! 若者と仲良し未定年。(男性・57歳)
・理想に向かって「動き続ける」ママさん未定年。(女性・43歳)
・「人生スケジュール表」を作る準備派未定年。(男性・53歳)
・「過去の自分が助けてくれた」転職の達人未定年。(女性・54歳)
こういった27名の事例を「生き方ジャンル別」に分類。読者自身が「未定年」の方針を生み出せることを目指しています。定年後どう生きるかを考える、そのためのヒントが満載です。
著者は、博報堂シニアビジネスフォースのメンバーで、コピーライターでありながら、国家資格キャリアコンサルタントを取得。固くなりがちなキャリア啓発本とは一線を画し、コピーのスキルを活かした読みやすい一冊。「図鑑」と銘打ったイラストは、生き方を一枚絵で独特のトーンで表現しました。
6月16日(金)には、出版記念イベントを紀伊国屋書店新宿本店にて開催。著者とロールモデルの中のお一人である内多勝康さんとのトーク・セッションをお届けします。
『博報堂シニアビジネスフォース流未定年図鑑
~定年までの生き方コレクション』
著者:三嶋(原)浩子
イラスト:中山沙織
仕様:単行本(ソフトカバー) 200ページ
定価:1,980円(本体1,800 円+税)
発行:中央経済社
発売日:2023年5月27日
Amazonリンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4502464813/
書店発売日:2023年5月27日
目次
・はじめに
・第1章「社会人大学院」を生きる未定年 ~なぜ未定年時代に「社会人大学院」なのか~
ジャンルA「未来を変えたい未定年」
ジャンルB「勉強好き未定年」
・第2章「会社生活」を生きる未定年
ジャンルC「迷える未定年」
ジャンルD「会社と別れた未定年」
ジャンルE「会社生活をつなげる未定年」
・第3章キャリアコンサルタントが提案する「未定年」の生き方
・第4章セカンドライフ計画の具体的なヒントを得よう
対談01 幸せなセカンドライフをめざして、未定年期に何を学ぶか。
対談02 介護・福祉の現場で、企業経験者のスキルが生かせるのはなぜか?
・おわりに
本書の特徴
1.未定年時代の「生き方ロールモデル」27名を、イラストによる図鑑形式と、
コピーライターの文章で読みやすく紹介
2.「お悩み別索引」を使うと、読者にとって、最適解のロールモデルと対策に出会える
出版記念イベント詳細
●日時
2023年6月16日(金)18:30~19:30
●会場
紀伊国屋書店 新宿本店 (東京都新宿区新宿3-17-7) 3階アカデミック・ラウンジ
●参加費用
無料。自由入場のため、満席の際は立ち見の可能性をお含みおきください。
●主催
株式会社中央経済社 学術書編集部
●登壇者
・著者: 三嶋(原)浩子 (博報堂シニアビジネスフォース・ディレクター)
・未定年ロールモデル:
内多 勝康さん(元・NHKアナウンサー、国立成育医療研究センターもみじの家ハウスマネージャー )
1963年東京都生まれ。東京大学教育学部卒業後、アナウンサーとしてNHKに入局。2016年3月に退職し、同年4月より国立成育医療研究センターの医療型短期入所施設「もみじの家」ハウスマネージャーに就任。著書に『「医療的ケア」の必要な子どもたち 第二の人生を歩む元NHKアナウンサーの奮闘記』(ミネルヴァ書房)『53歳の新人―NHKアナウンサーだった僕の転職―』(新潮社)。
三嶋(原)の著書『未定年図鑑』では、未定年におけるロールモデルの一人として紹介されている。
著者プロフィール
三嶋(原)浩子 (みしま(はら)・ひろこ)
博報堂 関西支社CMプラナー/ディレクター/コピーライター/動画ディレクター。
博報堂シニアビジネスフォース ディレクター。
テレビCM・新聞広告・WEB動画制作で活躍する一方、高齢化社会において「シニアの人生をクリエイティブする」ため、キャリアコンサルタント(国家資格)を取得。
博報堂シニアビジネスフォース
「100年生活者」発想でシニアビジネスを開発・実施する博報堂のプロジェクト。
クリエイター・マーケッター・プロデューサーなどさまざまな職種メンバーにより構成され、マーケティングから広告企画制作・プロモーションの実施まで、ワンストップで行う専門部隊。
50代以上の生活者が人口のマジョリティになる日本においてり、シニア層こそが主要なビジネスターゲットと考えて、全方位的に捉えることが活動の根幹。 リタイア後も20~30年生きるのが当たり前の「100年生活者」を深く掘り下げインサイトを見極め、新しい価値や創造的で実践的なビジネスソリューションを提供している。