【長期出張・転勤時のレンタルオフィス利用調査】支社・拠点がない時の頼れるオフィス

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新年度が始まりました。年度替わりに転勤した方や長期出張の予定ができた方も多いかもしれません。長期出張や転勤先に支社等の自社オフィスがある方は作業拠点として利用できますが、取引先へ常駐したり、ホテルや住居と現場を往復する場合等、作業しづらい・融通がきかないと感じる場合があるのではないでしょうか。そんな長期出張・転勤時にレンタルオフィスを利用したいというニーズが高まっています。そこで今回は、長期出張や転勤の実態とレンタルオフィスの利用についてアンケート調査を行いました。長期出張・転勤時の作業効率アップのヒントとなれば幸いです。

長期出張や転勤がある会社は多い

世の中には実に多様なビジネスや業務形態がありますが、今回のテーマである長期出張や転勤がある企業はどのくらいの割合なのでしょうか。アンケートでははじめに、長期出張・転勤の有無について尋ねました。

今回のアンケートでは勤務先・仕事で長期出張・転勤をする場合があると答えた方は7割強(72.4%)でした。様々な業種・業態がある中で、全体の4分の3に迫る割合で長期出張・転勤があることが分かりました。それだけ、幅広い地域に展開しているビジネスが多いと言えるでしょう。

詳しく見ていくと、長期出張のみあると答えた方は約3割(28.3%)、転勤があると答えた方は約2割(19.1%)、両方あると答えた方は3割弱(25.0%)で、まとめると、長期出張の可能性がある方は5割強(53.3%)・転勤の可能性がある方は4割強(44.1%)であることが分かりました。

長期出張・転勤共、半数前後の方に起こりうることであり「よくあること」であるようです。

多くの方が実際に長期出張や転勤を経験

全体の7割強(72.4%)の方の勤務先・仕事で長期出張・転勤をする場合があるなかで、実際に長期出張・転勤を経験した方はどのくらいの割合なのでしょうか。アンケートで尋ねてみました。

今回のアンケートでは、長期出張・転勤の可能性がある仕事をしている方のうち、なんと約9割(90.9%)もの方が実際に長期出張や転勤の経験があると答えました。


これだけ多くの割合が経験しているということは、長期出張・転勤のケースがある職場では多くのスタッフに満遍なく長期出張・転勤の機会がある傾向にあると言えそうです。


ちなみに、具体的な長期出張先・転勤先地域としては関東地方がトップで35.5%でした。続いて中部地方(23.6%)、近畿地方(20.0%)と続き、東京・名古屋・大阪を中心としたビジネスの動きが活発であることが分かります。


Re:ZONEがスモールオフィスを集中的に展開している大阪府を中心とした地域も長期出張・転勤で訪れる方が多く見られました。

長期出張先・転勤先に自社オフィスがある企業も多い

ここからは、長期出張・転勤の実態について掘り下げていきましょう。

アンケートでは、転勤先や長期出張先に支社等の自社オフィスがあるか尋ねました。

アンケートでは、約7割(68.2%)の方が実際に長期出張先や転勤先に自社オフィスがあると答えました。長期出張や転勤をする場合、拠点を構えて事業を展開している地域に行くケースが多いようです。

自社オフィスがない場合を中心にレンタルオフィスを利用

自社オフィスを持ち事業を展開している地域に長期出張や転勤をするケースが多い一方で、自社オフィスがない地域に長期出張・転勤したという方も3割強でした。

この場合、取引先常駐や作業現場での勤務等の様々なスタイルが考えられますが、腰を据えて事務的な作業等をするのが難しい場合も多いのではないでしょうか。

そこで、アンケートでは次に、長期出張先・転勤先地域に自社オフィスがない場合、レンタルオフィスを利用することがあるかを尋ねました。

アンケートでは、35.3%の方が自社オフィスのない長期出張先・転勤先でレンタルオフィスを利用することがあると答えました。

実は、自社オフィスを持つ地域であっても、長期出張・転勤においてレンタルオフィスを利用する方は2割弱(17.6%)で、アンケート対象者全体における割合は2割強(24.0%)でした。

つまり、自社オフィスを持たない地域におけるレンタルオフィス利用の割合が高いものの、全体としても4人に1人程度はレンタルオフィスを活用してきたことが分かります。

アンケートでは、長期出張や転勤時にレンタルオフィスを利用した理由についても尋ねてみました。

事務作業が快適にできる環境を整えたい

レンタルオフィスを使う理由として特に多かったのは事務作業が快適にできる環境を整えたい場合でした。


長期出張や転勤時にも事務作業をする必要が出てくる場合は多々あります。PCやプリンタを自由に使える環境でないと難しい作業も多く、事務作業環境が整ったレンタルオフィスが使いやすいという声が多くありました。

また、ホテルと現場の往復で業務が進むケースで、ホテルの薄暗い照明では作業がしにくいからレンタルオフィスを活用したという声や、自分のデスクがない環境で集中して事務作業をしづらい場合にもレンタルオフィスが活用されていました。

さらに、仕事の資料や荷物を保管する場所としてもレンタルオフィスが重宝されていることが分かりました。

自社オフィスが効率よく行ける立地とは限らない

自社オフィスが地域にある場合でも、そのオフィスが取引先から遠い場合や駅から遠いケース等、移動だけで効率が落ちるので立地条件の良いレンタルオフィスを使うという声も多くありました。

アポイントの隙間時間で仕事を進めたいと思った時に利用するケースもあるようです。

駅近く等アクセスの利便性が高いエリアに多いレンタルオフィスを使えば、効率的に現場と行き来しやすく、かつ、自分たちが自由に使える拠点として作業に集中できる環境が利用できます。

レンタルオフィスを利用する利便性とは?

長期出張・転勤時にレンタルオフィスを使う場合に利便性が高いと感じるかをアンケートで尋ねたところ、利便性が高いと感じると答えた方は約6割(59.9%)でした。

更に、利便性の高さを感じる具体的なポイントを尋ねてみました。回答者の意見を抜粋してご紹介します。

■回答者の意見

・事務作業しやすい環境が整っている

  • すでに設備が整っているレンタルオフィスならすぐに入居ができるから。(20代・会社員・事務職)

  • 仕事に集中できるし、PCや書類をそこに置いたままにできるから。(30代・会社員・製造業)

  • 長期出張中のホテルでは集中できない、電波状況が良くないなどはよくあるのでレンタルオフィスで短期集中で仕事ができればいいなと思ったから(30代・会社員・総合建設業)

  • 自社オフィスが無い地方ではホテルなどの機材や備品や協力会社の物を借りるが使い慣れていない物は使いづらく時間もかかる(50代・会社員・海運運送業)

・仕事モードのオンオフを切り替えられる

  • オフィスで仕事をすることで、オンとオフの切り替えができるのも利点です。出張先では1日中仕事の事を考えないように気をつけています。(40代・会社員・A型事業所勤務)

・立地条件が良く効率的に移動できる

  • レンタルオフィスの立地など条件が良ければ利用に利便性を感じる。地方出張時に、わざわざ会社のオフィスに行く手間が省けて良いから。(40代・会社員・金融機関)

レンタルオフィスを活用すれば、長期出張や転勤時にも立地条件の希望に沿う場所で作業拠点を持つことができ、効率的な業務を行うことができます。

長期出張先・転勤先に自社オフィスがある場合はもちろん、便利な場所にない場合等にもレンタルオフィスを活用すれば日々の業務をより快適に行うことができます。

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調査結果を受けてのまとめ

今回はアンケート結果をもとに、長期出張や転勤におけるレンタルオフィス利用についてお話しました。

勤務先・仕事で長期出張や転勤の可能性がある場合は約7割あり、そのうち実際に長期出張・転勤を経験した方は約9割にものぼることが分かりました。自社オフィスがある地域への長期出張・転勤が約7割を占めるものの、約3割は自社オフィスのない地域であり、自社オフィスがあっても不便なところにあるケースもあります。そこで役立つのがレンタルオフィスです。自社オフィスがない場合、レンタルオフィスを利用するケースは3割強であり、全体でも2割強でした。

立地条件の良い場所で集中して作業できる環境が利用できるレンタルオフィスがあれば、長期出張や転勤の場合にも快適に作業をこなすことができ、仕事モードのオンオフもうまくいきやすくなります。長期出張・転勤の機会がある際には是非、気軽にレンタルオフィスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 
 
 
 【調査概要】
調査対象:レンタルオフィスユーザー調査

回答数:150サンプル

回答期間:2023年4月14日から4月19日までの6日間

調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ■会社概要
 社名 :株式会社 K-FIRST (ケーファースト)
 所在地 : 〒541-0043
 大阪市中央区高麗橋2-3-15-1F
 (北浜事業所)
 代表者 :代表取締役 田中 健司
 資本⾦ :2,000万円 
 設⽴ :平成26年1⽉6⽇
 事業内容:ビル管理業
 RE:ZONE事業
 運営サービス「Re:ZONE」(https://rezone.co.jp/

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