食品・花等に安全な電波を1分〜1時間程度照射するだけで、ケミカル不使用で長時間にわたる品質維持を実現する基本技術の特許(対象物内水分の「連珠配列」作用を発生)を取得

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この度、株式会社エバートロン(東京都港区北青山)は、食品・果実・花・その他培養細胞等に含まれる水分を当社独自の「電波振動」技術により、長時間の離水を抑制する体質に変化させることに成功し、その基本技術となる水分コントロール技術の特許(特許第7254873号)を取得しました。

全ての物質には水分が存在し、その水分には大きく結合水(注1)と自由水(注2)の二つに分かれ、腐敗の原因である微生物(雑菌、カビ、藻、ウィルス等)が利用できる水は、この自由水と言われています。また、自由水が食品から離水すると鮮度、美味しさ、色目、味や香りの低下につながり、花、植物から離水すると萎れたり、枯れたりします。

注1:結合水とは、結晶・ゲル・粘土・土壌・生体などに含まれる水のうち、それらの構成分子に強く引きつけられていて簡単には取り除けない水
注2:自由水とは、結合水に対して、分子が自由に動き回ることのできる水

【当社の革新的な微生物の増殖を防ぐ保存方法】
これまでの微生物の増殖を抑える方法は、大きくは次の2つの方法です。
一つ目は、漬物、ジャム等にする方法です。これは自由水と塩、砂糖やケミカル等を結合させて、結合水の割合を増やすことで、雑菌の増殖(水分活性の値 AW値=アクティブウォーター)を低下さています。そのデメリットは、塩や砂糖で結合させるので、本来の味ではなくなることです。
二つ目は、干物や乾物等は乾燥して自由水を飛ばし結合水だけにする方法です。これにより常温環境下で落下菌が付着しても微生物が増殖せずに長期保存しています。そのデメリットは、ジューシーさがなくなることです。
当社が今回当社は取得した基本技術の特許は、3つ目の保存方法を可能としました。それは物質内部の自由水を準結合水化することで、塩や砂糖を使用せずに内部の水分同士を結合させ、本来の味を維持して雑菌増殖を防止する体質にするので、長期間の鮮度、美味しさ、色目や香りを保つことができます。

【当社の革新的な離水防止方法】
これまでの離水を抑える方法は、「凍らす、冷やす、ラップする、真空にする、ケミカル使用、商品を早く届ける」の6つの方法でした。
当社が今回取得した基本技術の特許は、自由水同士を準結合水化して離水を防ぐ方法の7つ目を可能としました。また、冷凍、解凍も食品内部の自由水同士が準結合水化した状態で凍結すると、解凍してもドリップを限りなく少なく解凍が実現できるのです。

【その他の可能性】
更なる本特許の可能性としては、健康に関する問題をはじめ、様々な分野の問題解決にも貢献することが期待されます。例えば、乾燥肌や体内外で雑菌、ウィルス等の増殖を抑制できることが期待できるので医療機関と研究中です。

当社は、今後も更にこの水分コントロール技術を活用し、様々な諸問題を解決し社会に貢献してまいります。

なお、技術説明会を完全予約制でお受けしておりますので、メールで下記担当までお申し込みください。

(場所は、フードテック関係:浅草橋駅近辺、ヘルステック関係:青山本社を予定しております。)

【技術の参考サイト】
https://evertron.jp/foodasset/?lang=ja

【参考動画】

【会社概要】
株式会社エバートロンは、47年間ひたすら一滴の水分コントロールだけを研究した会社です。ヒット商品の分子調理器「Dr.Fry」(現在7,000店舗に導入中)、鮮度維持デバイス「Freshtron」、業界最強最速凍結装置(自社調べ)の「W.O.W Freezer」をはじめ、熟成、酸化還元、抽出、吸水、味覚向上、発芽率、成長促進等の様々なフードテック機器から、カラダの水分コントロールとしてヘルステック、フェムテック、スリープテックデバイスを研究開発しています。

社 名:株式会社エバートロン
所在地:107-0061 東京都港区北青山1-4-5 VORT青山一丁目902
設立日:1968年11月4日
資本金:7000万円

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