【株式会社Berry】令和4年度の「現地ニーズを踏まえた海外向け開発支援(SMEDO)」事業に採択され、参加したことをお知らせいたします。

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株式会社Berry(本社:東京都文京区、代表取締役:中野 裕士)は、東京都・国立国際医療研究センターによる令和4年度の「現地ニーズを踏まえた海外向け医療機器開発支援(Supporting business plan of Medical Equipment Development for Overseas based on local needs、以下SMEDO)」事業に採択され、参加したことをお知らせいたします。

 当社が日本で提供している赤ちゃんの頭の形を矯正する日本製の頭蓋形状矯正ヘルメット「ベビーバンド」のベトナム市場開拓に向けた初期調査を目的として、今回の視察に参加いたしました。

■視察概要
 2023年2月13日(月)〜2023年2月17日(金)にかけ、ベトナムハノイのバックマイ病院・ハノイ医科大学病院・ビンフック省総合病院の院内視察や、医療機器販売店の市場見学を実施。また、ベトナム医療機器協会やJETORO(日本貿易振興機構)ハノイ事務省、JICA(国際協力機構)ベトナム事務所などから現地の活動状況や、ベトナムの一般的な医療事情、また課題それに対する取り組みについての説明などを受けました。

 

ベトナムの街並みベトナムの街並み

■今回の視察に関してのコメント
株式会社Berry グローバル事業部 部長 坂田光央
 今回、国立病院、省病院、大学病院を現地視察させて頂きましたが、最新の医療機器やIT導入が想像していた以上に進んでいて驚きました。一方で、高度な医療サービスを求めて国立病院に患者様が集中してしまっているということもあり、基本的な医療サービスを提供するためのリソースに不足があると感じました。また、慢性的な財源不足のため、必要な医療機器が揃えられない現状があることを目の当たりにし、ベトナム市場に合わせた機能・価格の医療機器の開発が必要であることがわかりました。
 現地視察を通して、狙うべきターゲットや投入すべき製品の初期的な仮説を立てることができましたので、今後は仮説検証を繰り返し、ベトナム市場開拓に向けた医療機器の開発を進めていきたいと考えております。

■「現地ニーズを踏まえた海外向け医療機器開発支援(SMEDO)」について
 本事業は都内ものづくり中小企業等がASEANなどの新興国を実際に訪問し、現地の医療関係者の真のニーズを把握し医療機器開発に活かすとともに、市場攻略等のためのネットワークづくりを行うことを目的に実施します。
(※公式HP https://smedo.tokyo/より抜粋)

■ベビーバンドについて

 2022年4月に厚生労働省より薬事承認を取得した医療機器となります。赤ちゃんやそのご家族、そして医師が快適に治療が受けられるように設計開発された日本製の頭蓋形状矯正ヘルメットです。通気性の高い構造、圧力分散性を持つ多層クッション、多彩なデザインを特徴とします。 

販売名:ベビーバンド / ベビーバンド2
一般的名称:頭蓋形状矯正ヘルメット
医療機器承認番号:30400BZX00090000 / 30400BZX00252000
製品サイト(医療従事者向け):https://www.babyband.jp/

■製品に関するお問い合わせ
株式会社Berry 営業本部
URL: https://www.babyband.jp/doctor

株式会社Berryについて
 株式会社Berryは、「あらゆる人が必要な時に必要な医療が受けられる社会の実現」を目指している医療機器ベンチャーです。わたしたちは、住む場所や環境によらず、あらゆる人に最適な治療が提供されるべきだと信じています。3Dプリント技術と3Dデータ解析技術を組み合わせてこれまでの医療を大きく進化させ、目指す世界を実現します。
設立:2021年7月
所在地:東京都文京区湯島2-7-16 プリ・テックビルディング6F
代表取締役:中野 裕士
事業内容:医療機器の製造販売 / ソフトウェアの設計開発
URL:https://www.berryinc.co.jp/

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