プラス・ビオトープは、薬剤を使用せず熱と水蒸気のみ(ノンケミカル)で木材の性質を向上させる「サーモウッド技術」で、国産木材を屋外家具として利用することを可能にした、これまでにない木製家具の新ブランドになります。
プラス・ビオトープは、国産木材の魅力を発信し、国産木材の利用を拡大することで、森林循環の形成に取り組みます。
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屋外家具に求められる高い耐久性と安全性もクリアした「自然環境にやさしい製品づくり」
『+biotop(プラス・ビオトープ)』の家具は、地域産材を利用し、国内生産される「高級国産針葉樹ヒノキのサーモウッド」を使用しています。国産木材を使用することで、森林資源の循環利用に貢献し、多くの二酸化炭素を貯蔵(カーボンストック)することで、地球温暖化防止に貢献します。
自然環境にやさしく、屋外家具に求められる高い耐久性と安全性をクリアした、プラス・ビオトープの製品づくりは、環境負荷を可能な限り削減し、さらに脱炭素社会の実現に貢献することや SDGs に向けた取組みを後押しする努力を怠りません。生物多様性保全や環境への配慮といったメッセージ性を高め、環境貢献の取り組みに付加価値をつけることができます。
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木材の二酸化炭素固定量
現在、深刻な環境問題として取り上げられる地球温暖化は、大気中の二酸化炭素などの温室効果ガスの濃度が上昇することに起因しています。樹木は、その大気中の二酸化炭素を「有機物として固定する」という働きによって大量の炭素を蓄えています。また、樹木は伐採されて、木材や木製品になっても炭素は固定されたままです。
さらに木材は他の資材に比べて、製造や加工時に要するエネルギー負荷が小さく、二酸化炭素の排出量を抑制される、まさにカーボンニュートラルな素材と言えます。プラス・ビオトープでは、二酸化炭素固定量(kg-CO2)をわかり易く、より身近なものとするため、各製品ごとに「見える化」しています。
※製品それぞれの「CO2固定量シール」を納品時、製品に貼付します。
※2023年3月現在、東京都「多摩産材製品による二酸化炭素固定量認証制度」を申請中です。
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ヒノキの国産サーモウッド「コシイ・スーパーサーモ」
プラス・ビオトープで使われる木材は、日本の固有種であるヒノキのコシイ・スーパーサーモ(国産サーモウッド)です。ヒノキは強度・耐久性に優れた建材として、神社仏閣などをはじめ、古くから日本で高級木材として愛され続けてきました。そのヒノキに薬剤を使用せず熱と水蒸気のみ(ノンケミカル)で木材の性質を向上させる「サーモウッド技術」で、さらに高い寸法安定性と耐久性を付与した最高品質の材料、それが『コシイ・スーパーサーモ』です。
コシイ・スーパーサーモは、北欧・フィンランド発祥のサーモウッド技術を、日本の樹種でも使えるように国産材に合わせて改良した木材製品です。現在では、建築物の木質化に最適な材料として、デッキ・フェンス・意匠材として公共施設から住宅まで、幅広く利用されています。
【コシイ・スーパーサーモ(国産サーモウッド)】
https://www.koshii.co.jp/products/thermowood-archi/index.html
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デザイン性を高めるエイジング(経年変化)
木製品は年月と共に愛着が生まれてくるのと同時に徐々に「木」本来の色に変化し、より一層深みと味わいが出てきます。 すなわち大切に扱うからこそ長く使うことができ、二酸化炭素を排出されず貯蔵されたままとなるのです。 プラス・ビオトープが、シンプルで飽きの来ない、自然なデザインであることの理由もここにあります。
木材の色変化は自然のものであり、そのエイジング(経年変化)もデザインの一つとして楽しむことができます。 天然素材ならではの「風格と気品を備えたエイジングも楽しむことができる」それがプラス・ビオトープの木製家具です。
※サーモウッドはメンテナンスをすることで、納品時に近い状態に戻すことも可能です。
※本プレスリリース写真に内に含まれる「グレー」の製品は経年変化後のイメージになります。
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+biotop(プラス・ビオトープ)製品ラインナップ
木材が持つあたたかさやリラックス効果を感じることもできるシンプルで美しいデザインは、ステンレスに周辺環境が映り込むことで、より自然に溶け込むことができます。『ブラウン(木材)×シルバー(ステンレス)』から、経年変化後の『グレー(木材)×シルバー(ステンレス)』のカラーリングを、ご利用シーンに合わせてお楽しみください。
※素材は全て [FRAME] ステンレス [TOP/SEAT/BODY] コシイ・スーパーサーモ(ひのき材)
【+b series】
1 / table 1800
[SIZE] 1,800×907 H700 wt.58.3kg | 二酸化炭素固定量(kg-CO2)/ 49.59
2 / bench 1500
[SIZE] 1,500×450 H400 wt.25.2kg | 二酸化炭素固定量(kg-CO2)/ 17.32
3 / stool
[SIZE] 500×450 H400 wt.13.0kg | 二酸化炭素固定量(kg-CO2)/ 9.26
4 / planter
[SIZE] W510 D510 H510 wt.16.8kg | 二酸化炭素固定量(kg-CO2)/ 15.53
5 / lounge side table
[SIZE] W510 D510 H510 wt.19.6kg | 二酸化炭素固定量(kg-CO2)/ 19.11
【+i series】
6 / dining table 650
[SIZE] 650×650 H 725 wt. 10.0kg| 二酸化炭素固定量(kg-CO2)/ 7.09
7 / dining table 900
[SIZE] 900×900 H725 wt.18.2kg| 二酸化炭素固定量(kg-CO2)/ 15.60
8 / side chair
[SIZE] W480 D510 SH430 H810 wt.5.6kg| 二酸化炭素固定量(kg-CO2)/ 4.18
9 / arm chair
[SIZE] W530 D510 SH430 H810 wt.6.6kg| 二酸化炭素固定量(kg-CO2)/ 4.18
10 / lounge chair
[SIZE] W715 D680 SH390 H750 wt.11.8kg| 二酸化炭素固定量(kg-CO2)/ 7.84
OTHER / Beach & Garden Paraspl
テーブルには「アンブレラホール」があります。付属品としてパラソルのご注文も可能です。
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+biotop(プラス・ビオトープ)について
BIOTOP(ビオトープ)とは、ドイツ語で「生物の生息場所」という意味で、ギリシャ語の「bio(生命)」と「場所(topos)」から作られた造語です。わかりやすく言えば、自然の生き物が住む場所ということになります。そのビオトープに『寄り添う(家具)』あるいは調和するという意味の「+(プラス)」を加えた『+biotop(プラス・ビオトープ)』、その名の由来になります。
プラス・ビオトープの家具は、日本の豊かな森林資源を未来に繋げていくプロジェクトです。 今後プラス・ビオトープでは、売り上げの一部を「ヒノキの苗木」として寄付し、再造林や自然再生の支援を進める予定です。プラス・ビオトープの家具を使うことで環境保全に貢献し、都市と森林を結びつけます。
【プラス・ビオトープ公式Instagram】
https://www.instagram.com/plus_biotop_official/
公式Webサイトなど、現在準備中です。
プラス・ビオトープの製品価格や詳細、「資料請求」などにつきましては、越井木材工業HP内の下記アドレスからご覧ください。
koshii.co.jp/新規ページ
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MOCTION(モクション)にて展示のご案内
国産木材の魅力発信拠点 MOCTION(新宿パークタワー5F)で開催される「東京都 多摩産材展」にて、プラス・ビオトープの家具を展示、お披露目いたします。 展示物は、ベンチ&プランターとダイニングテーブル&チェア(パラソル付き)、パンフレットの配布を予定しています。ぜひ会場にお越しいただきプラス・ビオトープの製品をご体感ください。
場 所 : 東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー5F 国産木材の魅力発信拠点 MOCTION
日 時 : 令和5年3月30日(木)~4月11日(火) OPEN 10:30〜CLOSE 18:30 ※水曜定休
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会社概要
社名:越井木材工業株式会社
設立:1948年6月(創業1890年)
代表取締役社長:越井 潤
本社所在地:大阪府大阪市住之江区平林北1-2-158
社名:株式会社富士
設立:1970年12月(創業1873年)
代表取締役社長:安西 久憲
本社所在地:神奈川県鎌倉市梶原4-1-8
URL:http://www.fuji-kamakura.co.jp/
※プラス・ビオトープは、越井木材工業と富士の両社とも販売・お取り扱いをしています。
製品のお求めはどちらからでも可能です。
- 本件に関するお問い合わせ、または購入や導入を検討している方の各種ご相談窓口
越井木材工業株式会社 SD部 東京出張所(千葉県市川市)
電話番号:047-395-6321(SD部東京出張所直通)/ 受付時間8時30分~17時30分
メールアドレス:plus_biotop@koshiiwoods.com
問い合わせフォーム:https://www.koshii.co.jp/contact/index.html#contact_form