【50代女性の今の働き方は絶望・希望どちらに近い?】71.7%が「毎日がなんとなくつまらない」「なんとなく不安」と閉塞感をあらわに

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「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す株式会社UPDATER(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)のWell-being tech事業「みんなエアー」(https://minnaair.com/)は、2022年8月30日(火)に開催する『みんなの働き方EXPO』でのセッションテーマの一つである「誰も取り残さない働き方〜人生100年時代!50歳からの幸せ〜(https://minnaair.com/blog/week2022-expo/#session2)」に関する緊急調査として、50代の女性会社員106名を対象に、50代女性の幸せな働き方に関する意識調査を実施しました。
■調査サマリー

■調査概要
調査概要:50代女性の幸せな働き方に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年8月9日〜同年8月12日
有効回答:50代の女性会社員106名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

 ≪利用条件≫
1 情報の出典元として「みんなエアー」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://minnaair.com/blog/week2022-expo/#session2

 

  • 50代女性の71.7%が今の働き方は「毎日がなんとなくつまらない」、「なんとなく不安」という感覚あり

「Q1.あなたは今の働き方を考えたときに、「毎日がなんとなくつまらない」「なんとなく不安」のいずれかに当てはまる感覚がありますか。」(n=106)と質問したところ、「かなりある」が28.3%、「ややある」が43.4%という回答となりました。

・かなりある:28.3%
・ややある:43.4%
・全くない:23.6%
・わからない/答えられない:4.7%

 

 

  • その理由として「今の仕事の閉塞感(46.1%)」が最多に

Q1で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q2.あなたが働き方を考えた際、「毎日がなんとなくつまらない」「なんとなく不安」と感じる理由を教えてください。(複数回答)」(n=76)と質問したところ、「今の仕事に閉塞感を感じているから」が46.1%、「今後のキャリアが不透明だから」が32.9%、「ワーク・ライフ・バランスが保たれていないから」が27.6%という回答となりました。

・今の仕事に閉塞感を感じているから:46.1%
・今後のキャリアが不透明だから:32.9%
・ワーク・ライフ・バランスが保たれていないから:27.6%
・ルーティン業務が多いから:25.0%
・会社の雰囲気が悪いから:23.7%
・その他:5.3%
・わからない/答えられない:5.3%

 

 

  • 他にも「いつまで働き続けられるかわからない」や「仕事に対しての充実感がない」という声も

Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に「Q3.Q2以外で、「毎日がなんとなくつまらない」「なんとなく不安」と感じる理由があれば自由に教えてください。(自由回答)(n=72)と質問したところ、「いつまで働き続けられるかわからない」や「仕事に対しての充実感がない」など50の回答を得ることができました。

 <自由回答・一部抜粋>
・58歳:いつまで働き続けられるかわからないから。
・59歳:会社の将来が不安。自分のスキル不足・年齢的なもので転職も不可能と思えるから。
・57歳:仕事に対しての充実感が無いので。
・54歳:何年も同じ事を同じ場所で仕事をしていて、変化がないから。
・57歳:役員たちは自己中で社員を大事にしない社風で辞めていく社員も多く、こんなんで良いのか?と思うことばかり。
・52歳:コロナの影響で漠然とそう思う。

 
 

  • 3割以上は「キャリア上の自己実現があまりできていない」

「Q4.あなたのキャリア上の、自己実現における現在の達成度を教えてください。」(n=106)と質問したところ、「あまり達成していない(30%程度)」が23.6%、「ほとんど達成していない(10%程度)」が8.5%という回答となりました。

・完全に達成している(100%程度):0.0%
・ほぼ達成している(80%程度):17.0%
・やや達成している(50%程度):30.2%
・あまり達成していない(30%程度):23.6%
・ほとんど達成していない(10%程度):8.5%
・わからない/答えられない:20.8%

 
 

  • ポジティブなキャリアを形成するために求めること、「ワーク・ライフ・バランスの実現」が50.9%で最多

「Q5.今後、ポジティブなキャリアを形成するために、どのようなことを求めていますか。(複数回答)」(n=106)と質問したところ、「ワーク・ライフ・バランスの実現」が50.9%、「いきいきとした職場選び」が32.1%、「いつまでも挑戦し続けられる労働環境の整備」が25.5%という回答となりました。

・ワーク・ライフ・バランスの実現:50.9%
・いきいきとした職場選び:32.1%
・いつまでも挑戦し続けられる労働環境の整備:25.5%
・ウェルビーイングな職場環境への改善:9.4%
・その他:0.9%
・特にない:18.9%
・わからない/答えられない:8.5%

 
 

  • 他にも「何かあったら相談しやすい職場」や「高齢者でも働き続けられること」などを求める声も

Q5で「特にない」、「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5以外で今後ポジティブなキャリアを形成するために求めることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=77)と質問したところ、「何かあったら相談しやすい職場」や「高齢者でも働き続けられること」など45の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・58歳:何かあったら相談しやすい職場。
・52歳:高齢者でも働き続けられること。
・57歳:自分に合った環境の良い職場をとことん探す。
・56歳:開かれた職場環境があるといい。
・55歳:完全在宅ワーク制にしてほしい。
・51歳:違う仕事内容などへのシフトをしてみたい。

 

 

  • 73.7%が、普段「つまらない」「不安」という感情を隠し、明るく振る舞っている

Q1で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q7.あなたは普段から「毎日がなんとなくつまらない」「なんとなく不安」という感情を周囲の人・家族にさとられないように、努めて明るく振る舞っていますか。」(n=76)と質問したところ、「かなりそう」が13.2%、「ややそう」が60.5%という回答となりました。

・かなりそう:13.2%
・ややそう:60.5%
・あまりそうではない:18.4%
・全くそうではない:7.9%

 

 

  • 不安やつまらないという感覚の中で、35.5%が「キャリアに関する希望を感じることがある」と回答

Q1で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「「毎日がなんとなくつまらない」「なんとなく不安」という感覚の中に、キャリアに関する希望を感じることはありますか。」(n=76)と質問したところ、「かなりある」が3.9%、「ややある」が31.6%という回答となりました。

・かなりある:3.9%
・ややある:31.6%
・全くない:42.1%
・わからない/答えられない:22.4%

 

 

  • まとめ

今回、50代の女性会社員を対象に、50代女性の幸せな働き方に関する意識調査を行いました。

 50代女性の71.7%が今の働き方は「毎日がなんとなくつまらない」や「なんとなく不安」という絶望に近い感情があることが明らかになりました。その理由としては「今の仕事の閉塞感を感じる」という回答を筆頭に、50代ならではの悩みが散見されています。そのような様子に関して、73.7%が、普段「つまらない」「不安」という感情を隠し、明るく振る舞っているようです。

今の50代は、現在ほどキャリアが流動的ではなく、企業別組合、終身雇用、年功制などの特徴の中に入社している傾向にあります。もちろんそのような日本的経営は日本の産業の発展に大きく貢献しましたが、現在「閉塞感」を理由に、「毎日がなんとなくつまらない」や「なんとなく不安」という、労働者の心理的状況は不安定になっていることがわかります。新型コロナウイルスの影響でさらに先行きが不透明な中で、50代に限らず全ての世代が幸せに働くための働き方、新たな概念を探っていく必要があるでしょう。

 
 

  • 50歳からの幸せを考える〜『みんなの働き方 EXPO』 開催〜

2022年8月30日(火)に、今後どのような働き方をしていくことがウェルビーイングにつながるのか、その答えを一緒に考える『みんなの働き方 EXPO』を開催します。
今回の調査テーマである、50代女性が働く中で感じている「なんとなくつまらない」「なんとなく不安」といった閉塞感に対する答えを、ゲストとともに見つけて行きます。
人生100年時代と言われる現代。社会環境の急速な変化を踏まえながら50歳以上を生きていくことを楽しめる社会を、私たちはどのように作ればいいのか。
一緒に考えていきましょう。

申込はこちら ➤ https://minnaair.com/blog/week2022-expo/#session2

■みんなエアーについて
みんなエアーでは、「みんなの力で世界の空気をアップデート」をテーマに、‟空気”を切り口として、様々な社会課題を解決する事業です。現在は「働きやすい環境を全国に100万スポット創出する」ことを目標に、「おいしい空気プロジェクト」などを進行中。職場のストレス計測や空気質モニタリングにより、「人」と「環境」に合わせた空気づくりをサポートしています。

 
■AIR Lab.JOURNALについて
AIRLab.JOURNALでは、空気にまつわるさまざまな疑問の解決やエビデンスに基づく情報のほか、企業や店舗での取り組み事例インタビュー、みんなエアーが行った実態調査なども公開しています。
編集メンバーは、元は空気業界とは無縁の普通のママ3名。
専門用語やリスクの記載が多い論文・記事を見る中で、私たちの生活に密着した空気の話だからこそ、それらの研究成果をわかりやすく解説し、
『空気清浄機でウイルスは除去できる?空気環境対策で知っておきたいこと』
https://minnaair.com/blog/2470/
『さまざまな業種にアンケートしたコロナ対策実態調査』
https://minnaair.com/blog/category/view-by-data/
『ウェルビーイングのリーディングカンパニーに聞く空気環境対策』
https://minnaair.com/blog/3055/  など、具体的に暮らしに役立つ情報として発信します。
メディアURL:https://minnaair.com/blog/

 

■「みんなエアー」事業概要
事業名:みんなエアー
事業開始:2020年3月
サービス内容: 空気質調査、24時間空気質計測・データ化管理、空気環境対策機器の販売・リース・レンタル、アフターサービス、メンタルヘルスチェックサービス、オウンドメディア運営                           
ソリューション:空気のDXサービス『MADO』、ウイルスガード製品(進和テック株式会社製)、エアロシールド(エアロシールド株式会社製)、 KOROSUKE (ヨーホー電子株式会社製)、7 Guards Pro(DR.C医薬株式会社製)) 他  
主要導入先:株式会社エポスカード、株式会社SBI証券、TBSラジオ、サンドラッグ、他  全国約2300施設へ導入
URL: https://minnaair.com/

 

■会社概要
会社名:株式会社UPDATER
所在地:東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
代表取締役:大石英司
設 立:2011年5月25日
資本金:13億498万円(資本準備金 20億3,918万円) ※2021年9月30日現在
事業内容:Climate Tech事業「みんな電力」、Well-being Tech事業「みんなエアー」等コーポレートサイト  : https://minden.co.jp/

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