- 「⼼のバリアフリー」好事例企業とは
「心のバリアフリー」とは、様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うことです(「ユニバーサルデザイン2020行動計画(2017年2月ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議決定)」より)。
東京都は、⼼のバリアフリーに対する社会的気運の醸成を図るため、意識啓発等に取り組む企業等を「⼼のバリアフリー」サポート企業として登録しており、その中でも先進性、独⾃性、波及効果等の観点から特に優れた取組を実施している企業を「心のバリアフリー」好事例事業として公表しています。
<東京都福祉保健局 東京都「心のバリアフリー」サポート企業連携事業 好事例企業>
https://kokorobf-support.tokyo/koujirei/index.html
- 当社の「⼼のバリアフリー」に関する取組
今回、当社が評価を受けた「⼼のバリアフリー」に関する取組は以下の3つです。
- 障がいのある社員の活躍に向けた環境整備
- 社内におけるDE&Iに向けた取組
- 障がい者活躍の社会的気運の醸成に向けた取組
<1. 障がいのある社員の活躍に向けた環境整備>
当社には、⾝体・精神・知的といった各種の障がいを抱える社員が多数存在することから、それぞれの特性に合わせた合理的配慮を⾏っています。
また、担当サポートスタッフによる定期⾯談や⽇々の体調確認等のサポート体制を通じて障がいのある社員の安定した就業を⽀援しています。
さらに、やりがいを持って働けるように、リーダーや正社員登⽤のキャリアパス制度を設けるほか、社員の意欲や能⼒に応じた適正配置を⾏い、活躍の場の創出・拡⼤を図っています。
<2.社内におけるDE&Iに向けた取組>
障がいに関する社内研修を定期的に実施し、障がいの垣根を越えて全社員が協働しようとする社内⾵⼟を形成しています。研修の内容は階層や各部⾨の業務の性質などに応じて変えており、より効果的な内容となるよう努めています。
形成された社内⾵⼟は、業務外のインフォーマルな場⾯にも浸透しており、eスポーツに関⼼のある社員の主導により発⾜した「eスポーツ部」では、eスポーツを通じて障がいの有無によらない社員間・企業間の交流が⾏われています。
<3.障がい者活躍の社会的気運の醸成に向けた取組>
社内で培ったノウハウに基づき、採⽤選考や定着サポート等の障がい者雇⽤に関する情報を、外部向けの無料セミナーやメールマガジンを通じて発信しております。
また、障がい者が製造に携わる商品を販売するECサイト「まるんと」を運営し、NPO団体等の商品を出品しています。
そのほか、合理的配慮などを学べるボードゲーム「ズバリ 気配り アニマッチ」を株式会社セガ エックスディーと共同開発し、障がい理解の⼀助としています。
当社はこれまで、特例⼦会社として⻑年障がい者雇⽤に取り組んできたノウハウを活かし、社内外の障がい者活躍に向けた活動に尽⼒してまいりましたが、今回の認定を機に、⼀層の「⼼のバリアフリー」推進に努めてまいります。
- 会社概要
会社名:東京都ビジネスサービス株式会社
所在地:【本社】〒135-0064 東京都江東区⻘海2丁⽬4番32号 タイム24ビル5F
代表者:代表取締役社⻑ 根津 史明
設⽴:昭和61年12⽉
電話番号:03-6426-0147
URL:https://www.tokyotobs.co.jp/
事業内容:
・BPOサービス
・ITサポート&サービス
・開発ソリューション
・障がい者雇⽤コンサルティング
関連サイト:
・障がい者雇用デザイン室 https://sk-design.tokyotobs.co.jp/
・まるんと https://marunto.jp/
*本⽂書に記載している情報は、発表⽇時点のものです。