Z世代は、1990年代後半〜2012年頃までに生まれた人たちとされており、幼い頃からインターネットを利用した環境が身近にあり、スマートフォンやSNSも当たり前のように使いこなしている世代です。
そのため、Z世代は「ソーシャルネイティブ」や「スマホネイティブ」と表現されることがあります。
Z世代は、幼い頃から様々なSNSや動画サービスを活用する機会があり、膨大な情報にアクセスできる環境で育っています。
また、世界的な不況や、新型コロナウイルスの蔓延、大規模災害などを目の当たりにして「当たり前」という概念が通用しない環境で育ったため、前提を疑う力が強いと言われています。
近年、そのようなZ世代を対象としたマーケティングやブランディング需要が拡大しており、特に採用活動においては少子化の影響で日本のZ世代の総数も少ないことから企業間の競争が激しくなっています。
そこで今回『採用アニメーション動画』(https://tsutawaru-saiyo-animation.com/)を制作運営する株式会社伝わるアニメーションは、就職活動をしたことがあるZ世代の男女1,071名に「就職先の探し方」についての調査を実施しました。
- Z世代の就職活動における情報収集手段が判明!
はじめに、就職活動においてZ世代の方はどのように情報収集をしているのでしょうか。
「就職活動を行う上で、企業の情報収集はどのようにしていますか?」と質問したところ、『就職情報サイト(84.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『各企業のホームページ(63.7%)』『就職イベント(41.3%)』と続きました。
Z世代は、オフラインではなくオンラインで就職活動の情報収集を行うことが多いようです。
では、情報収集を行う中でどのような点を重視しているのか見ていきましょう。
「企業の情報収集ではどんなことを重視して見ていますか?(複数選択可)」と質問したところ、『働きやすさ(79.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『仕事の内容(64.7%)』『給与・賞与の金額(56.2%)』と続きました。
8割近くの方が『働きやすさ』を重視しているそうです。
「モーレツ社員」「企業戦士」といった、仕事を第一優先とした考え方は少なくなっていると言えるでしょう。
給与・賞与の金額の多さはもちろん大切な要素ですが、採用活動時に有給消化率の多さやサービス残業の有無などについても伝えることが今の時代に適しているかもしれません。
- Z世代が思う、魅力的だと思う企業と発信をしてほしい内容とは?
先程の調査結果で、8割近くの方が就職活動の情報収集をする際に『働きやすさ』を重視していることが分かりました。
続いて、Z世代は具体的にどのような企業に魅力を感じるのか見ていきましょう。
「就職活動をする上で、どのような企業が魅力的だと感じますか?(複数回答可)」と質問したところ、『残業が少ない・休みが多い(69.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『給与・賞与の金額が高い(66.5%)』『福利厚生が充実している(64.0%)』と続きました。
約7割の方が残業の少なさや休みの多さに魅力を感じるようです。
近年、ワークライフバランスの重要性が様々なメディアで取り上げられており、仕事とプライベートの両軸を充実できるような企業は魅力的に映りやすいのかもしれません。
では、Z世代は企業にどのような情報を発信してもらいたいと思っているのでしょうか。
そこで、「企業に対してもっと発信をしてほしいと思う情報は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『実際の業務時間や残業について(58.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『1日の仕事の流れについて(57.6%)』『福利厚生について(45.3%)』と続きました。
先ほどの調査で、働きやすさを重視している方が多かったことを反映するように『実際の業務時間や残業』『1日の仕事の流れ』について、企業に発信してほしいと思っている方が多いようです。
企業選びの軸で大切にしていることは就職活動時に入念に調べる可能性も高いので、具体的に記載してあげると良いかもしれません。
これで、Z世代が発信してほしいと思う情報は判明しましたが、具体的にはどのような方法で情報を発信すれば良いのでしょうか。
そこで、「どのような方法で企業情報を発信してほしいと思いますか?」と質問したところ『動画で分かりやすく(33.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『就職情報サイトで詳しく記載(27.5%)』『SNSでより身近な形に(24.6%)』と続きました。
動画でわかりやすく企業情報を発信してほしいと思う方が一番多いようです。
Z世代の方は特にYouTubeやTikTok、Netflixなど動画サービスに日常的に触れる機会が増えてきている上、動画は多くの情報を一度に収集することができることから、動画で企業情報を発信してほしいと思うのかもしれません。
- こんな企業には入りたくない!?Z世代が避ける企業の特徴とは?
ここまでの調査からZ世代の方が思う企業に発信してほしい情報や手段について判明しました。
では、逆にどのような企業には入りたくないと思うのでしょうか。
詳しく聞いてみました。
■入社したくないと思う企業の特徴とは
・社風や業務内容についての記載が抽象的(23歳/女性)
・入社前に1日のスケジュールがわからない、どのような雰囲気で働いているのかが不明(24歳/男性)
・残業が多い、有給取得率が低い(24歳/女性)
・具体的な仕事内容、仕事環境、社内風景を情報提供していない(25歳/女性)
就職活動は人生でも大きな選択の1つなので、失敗したくないと考える方は多いと思います。
そのため、社内の雰囲気や仕事内容などが不透明な企業には入社したくないと思うようです。
では、就職活動を通じて企業のイメージが悪くなることはあるのでしょうか。
「就職活動を通じて企業のイメージが悪くなったことはありますか?」と質問したところ、約6割近くの方が『ある(23.3%)』『多少ある(36.1%)』と回答する結果となり、就職活動中にイメージが悪化してしまうことが多いということが判明しました。
では、なぜ就職活動を通じてイメージが悪くなってしまうのでしょうか。
「就職活動を通じて企業のイメージが悪くなる理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『面接官(社員)の印象が悪かった(60.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『会社の雰囲気がよくわからなかった(32.7%)』『社風が古いと感じた(29.4%)』と続きました。
ここ数年は新型コロナウイルスの影響で、オンライン面接が主流となってきており、対面よりも本来の面接官の人柄や言葉が伝わりにくいかもしれません。
そのため、面接官の印象が悪く映ってしまう可能性もあるので注意しましょう。
また、就職活動をする方は複数の会社に応募しているため、一つひとつの企業を調べる時間は限られてきます。
その中で会社の雰囲気が上手く伝わらなければ、志望度が下がるとともにイメージの悪化に繋がるかもしれません。
- 会社の雰囲気がわかる動画があると約9割以上が応募しやすくなる!
先ほどの調査から、会社の雰囲気がわからないとイメージの悪化に繋がることもあるということが判明しました。
では、会社の仕事内容や雰囲気が視覚的・聴覚的に伝わりやすい動画を使うとZ世代の方は応募しやすくなるのでしょうか。
そこで「事前に仕事内容や会社の雰囲気が分かる動画があれば応募しやすくなると思いますか?」と質問したところ、9割以上の方が『思う(50.0%)』『多少思う(42.5%)』と回答しました。
こちらの調査から採用活動で動画を使うことは効果的だと言えるでしょう。
また、動画にどんな情報を載せて欲しいかについて聞いてみました。
■企業の採用向け動画に載せて欲しい内容とは
・新入社員中堅社員ベテラン社員の一日の流れを全て紹介する動画(20歳/女性)
・タイムカードを押して仕事を始めてからタイムカードを押して仕事が終わるまでの動画(21歳/男性)
・会社内の部署内での会議の様子など、働いている人の雰囲気がわかるようなものが欲しい (24歳/男性)
・入社後の業務内容や研修の様子がわかる動画(26歳/女性)
会社の具体的な仕事内容や一日の流れ、雰囲気がわかるような情報は入れておいた方が良いかもしれません。
Z世代は普段から動画に触れる機会が多いからこそ、採用活動に動画を用いることは就活生と企業の双方にメリットがあると言えるでしょう。
- 【まとめ】採用活動に“動画”があるとZ世代の方は応募しやすくなる!
今回の調査では、Z世代の9割以上が会社の仕事内容や雰囲気がわかるような動画があると応募しやすいと思っていることが判明しました。
就活生は、多くの企業に応募する中で情報収集できる時間は限られています。
仕事内容や会社の雰囲気が伝わりづらいと感じてしまうような求人ページは、応募数の減少や内定辞退に繋がってしまうかもしれません。
そのため、会社の魅力や仕事内容をわかりやすくかつ、詳細に伝える手段として動画は有効的だと言えるでしょう。
企業にとって採用活動が難化している今、Z世代に魅力的だと思ってもらえるような採用活動が必要不可欠です。
もしZ世代の採用活動に困っている場合には、動画での採用活動に力を入れてみてはいかがでしょうか。
- Z世代が応募したくなるような採用動画は、株式会社伝わるアニメーションにお任せ!
今回「就職先の探し方」に関する調査を実施した株式会社伝わるアニメーションは、仕事の内容や雰囲気が伝わる採用アニメーション動画(https://tsutawaru-saiyo-animation.com/)を提供しています。
Z世代の若い人材を採用する場合、採用動画は必須とも言えるレベルでその重要性が高まってきました。
実際に、2021年に実施された採用動画視聴に関するアンケート調査では、89%の求職者が採用動画を好み、動画視聴で73%の志望度がアップするという結果が出ています。
■弊社の魅力
導入事例数:300社以上
初稿の提出:7営業日以内
WEBマーケティング実績:10年超
様々な業界に合わせて最適な採用アニメーション動画を提案します。
求人で会社の仕事内容や雰囲気を記載していたとしても、上手く伝わらなければイメージの悪化に繋がってしまうことにもなりかねません。
仕事の内容や会社の魅力をわかりやすく伝えたいとお考えの場合には、ぜひ気軽にお問い合わせください。
■株式会社伝わるアニメーション:https://tsutawaru-saiyo-animation.com/
■お問い合わせ先:https://tsutawaru-saiyo-animation.com/contact/
■MAIL:info@tsutawaru-saiyo-animation.com
■営業時間:9:00〜18:00(土日祝休み)
調査概要:「就職先の探し方」に関する調査
【調査期間】2023年1月11日(水)~2023年1月13日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,071人
【調査対象】就職活動をしたことがあるZ世代の男女(18歳~26歳)
【モニター提供元】日本ビジネスリサーチ