【文化庁移転記念イベント】大阪・関西万博って、どうなん?アフリカ的視点から見る京都文化が拓く世界線

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明治以来、初の中央省庁の移転となる京都への文化庁移転。2023年3月に文化庁の京都での業務が開始することを受けて、その記念イベントを日本初のアフリカ系出身の学長となった京都精華大学のウスビ・サコ氏(現在は全学研究機構長)を招いて、京都市京セラ美術館で実施しました。日本国際博覧会協会の副会長でもあるサコ氏に、京都文化を起点にして拓いていく世界線について聞きました。

【主催】株式会社AFURIKA DOGS|アフリカドッグス
【協賛】ジェレミー&ジェマイマ、株式会社はり灸おりべ
【協力】京都海外ビジネスセンター(構成団体:ジェトロ京都、京都府、京都市、京都商工会議所、公益財団法人京都産業21、公益財団法人京都高度技術研究所)

アフリカと京都の職人文化を次世代につなぐ事業を展開する株式会社AFURIKA DOGS(本社:京都市下京区、代表取締役:中須 俊治、以下、当社)は、文化庁移転記念イベントとして京都精華大学の前学長で、日本国際博覧協会の副会長のウスビ・サコ氏を招き、「大阪・関西万博って、どうなん?京都文化が拓く世界線」と題し、京都市京セラ美術館で対談イベントを実施しました。

明治以来、初めての中央省庁の移転となった京都の文化庁移転。2023年3月に京都での業務が開始することを受けて、京都の文化をアフリカ的視点から捉え直す試みとして今回の企画をおこないました。歴史ある京都ならではの素材や技術、デザインもさることながら、「いやらしい」コミュニケーションのスタイルそのものに無形の価値があるというサコ氏の視点は示唆的でした。そのコミュニケーションスタイルから、異文化を取り込み独自のアレンジをしていく、文化都市でありながら国際都市でもある京都のポテンシャルを再認識することができました。
 

また、2年後に迫った大阪・関西万博を見据えて、海外からの来客に対して、どのような価値提供ができるかをディスカッションしました。他者と関わりをもっていくのに、ユーモアをもって切り拓いてきたサコ氏の奮闘のようすに、30名ほど集まった招待客は、笑いの渦に巻き込まれていました。人がつくったルールによって、その人自身が不自由になっていっている社会構造を紐解き、『「個」を解放することによってはじめて、隣の人のことを考えられる』というサコ氏の指摘に、自由に表現していくことついても問い直す機会となりました。
 

 

当社では、京都のカルチャーに根ざしながら、アフリカ的な視点を生活やビジネスに活かしていく企画を、引き続き仕掛けていきます。今後、アフリカ地域の研究者やビジネスマンが集う場づくりを京都のまちからスタートすることも構想していますので、アフリカ地域に関心のある学生や社会人、アフリカ進出を検討している企業の経営幹部の方々はフォローのほどよろしくお願いいたします。

【イベントの様子はYouTubeにアップしています】
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