令和4年度「新エネ大賞」で新エネルギー財団会長賞を受賞

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国際航業株式会社(代表取締役社長:土方 聡、以下「国際航業」)は、一般財団法人新エネルギー財団より、経済産業省が後援する令和4年度「新エネ大賞」の分散型新エネルギー先進モデル部門において、新エネルギー財団会長賞を受賞しました。
受賞した「小城市庁舎等のオフグリッドによる自立・分散型エネルギーの活用」は、佐賀県小城市が令和3年に公募した「小城市庁舎防災機能強靭化事業」に、当社と株式会社九電工(以下、「九電工」)が共同で‟分散型新エネルギー先進モデル“として提案し、選定されたものです。令和4年2月22日に設備が完成し、翌23日より運用を開始しました。

■「新エネ大賞」受賞のポイント
市庁舎の駐車場にソーラーカーポート、鉛蓄電池及びエネルギーマネジメントシステムを導入(552kW)し、電力会社の電力に頼らないオフグリッドシステムを構築、市庁舎全体と保健福祉センターの一部に電力を供給している。

市庁舎に併設された駐車場にカーポート型の大容量太陽光発電設備を設置、安全性、リサイクル性などを考慮して鉛蓄電池を使用するとともにオフグリッドにより電力を供給するシステムを構築していることが評価された。災害時の防災拠点への電力供給ニーズが高まっている中、他の自治体への波及効果の高いモデルとして評価された。(受賞発表のHPより抜粋)

 

 

■分散型新エネルギー先進モデルの概要
佐賀県小城市では、災害時の業務継続性の向上など防災面の強化に加え、平時の温室効果ガス排出量抑制に寄与できる「分散型新エネルギー先進モデル」となる「オフグリッド」システムを市庁舎に導入しました。本システムは、平常時・災害時の再生可能エネルギー(太陽光)を安定供給するため、庁舎の利用状況や稼働特性を考慮し、出力制御システムを2系統用意しており、蓄電池を充電系統と放電系統に分けて使用し、24時間交互に電力を供給する仕組みを取り入れています。これにより、蓄電池の充放電回数を減らすことで本システムの長寿命化が図れています。

導入前後 比較イメージ導入前後 比較イメージ

■新エネ大賞とは
新エネルギーの一層の導入促進と普及及び啓発を図るため、新エネルギーに係る商品及び新エネルギーの導入、あるいは普及啓発活動を広く募集し、そのうち優れたものを表彰するものです。(一般財団法人新エネルギー財団HPより一部抜粋)

令和4年度の受賞事例:https://www.nef.or.jp/award/kako/r04/index.html

▼参考サイト
小城市ホームページ:市庁舎の電力を再生可能エネルギーで自給自足【小城市庁舎防災機能強靭化事業】https://www.city.ogi.lg.jp/main/37807.html

▼出展情報
第47回地球環境とエネルギーの調和展 ENEX2023
東京ビッグサイト 東4ホール アワードコーナー内
国際航業・小城市・九電工ブース 小間番号:4A-03-29
https://www.low-cf.jp/east/outline.html

▼関連する当社サービス
公共施設のレジリエンス強化事業 https://www.kkc.co.jp/service/item/3075/

 

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