暗号資産やNFTは「よくわからない難しいもの」・・・ママたちの間では、ネガティブな意見が多く、まだ浸透していない実態が明らかに。暗号資産保有率は3.4%。NFTの売買経験率わずか0.5%。

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ベビカム株式会社(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:安西正育)は、暗号資産、ブロックチェーン、Web3、メタバース、NFTなどといった、新しいデジタルテクノロジーに対して、ママたちはどのように捉えているかを知るために、育児層に向けての意識調査を2022年6月に行いました。

近年、暗号資産やWeb3と総称されるような新しいテクノロジーやサービスが急速に広まりつつあり、インターネットの誕生以上の大きな変革期とも言われています。世界的にもWeb3技術の活用は活発に始まっており、日本でも自民党が「岸田トークン」や「メタバース演説会」などを実践し、政府としてもWeb3への取り組みを強化するとしています。また、書店では、「ブロックチェーン」「メタバース」「NFT」といったキーワードの入った書籍が、人気コーナーとして、数多く積み上げられています。

しかし、1990年代に、インターネットが世の中で少しずつ話題になり始めてから、一般家庭に普及するまでに何年も時間がかったように、Web3関連のテクノロジーやサービスも、一般家庭に普及するのに時間が必要かと思われます。

今では、ママたちにとってインターネットがなくてはならない存在になっているように、Web3関連サービスも、将来なくてはならないものになる可能性もあります。その過程において、今回は、現時点で、ママたちが新しいテクノロジーに対してどの程度認知しているのか?関心を持っているのか?すでに利用しているのか?などの実態を知るために、意識調査を行いました。

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『最近の新しいサービスなどの利用状況』
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■ アンケート開催期間
2022年6月10日~6月15日
■ 調査方法
妊娠・育児サイト「ベビカム」にて募集し、Webフォームより回答
■ 回答数
203名
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以下に調査結果から、いくつか抜粋して報告します。

【「暗号資産」「ビットコイン」など、いくつかの言葉は、半数以上の人が聞いたことがあるが、興味を持っているのは、まだ1割以下】

言葉としての認知度は、「ビットコイン」(85.7%)、「暗号資産」(63.5%)、「メタバース」(42.4%)といったビッグワードは、ある程度の認知はされているものの、「ブロックチェーン」や「NFT」などは、15%程度にとどまり、それ以外の言葉はまだまだ知られていないことがわかります。

さらに、興味の度合いについては、10%を超えるものは一つもない状態であり、ママたちの興味の対象になっていないのが現状です。

Q.  以下の中で聞いたことがあるものを全てお選びください。 

Q.  以下の中で興味があるものを全てお選びください。

 

【暗号資産取引所の口座を開設している人の割合は、わずか3.4%】

NFTの売買などにも必要となる暗号資産について、それを扱うための暗号資産取引所の口座を開設しているかどうかを聞いたところ、わずか3.4%(203人中7人)の人しか、口座を開設していないという結果となりました。

Q. あなたは暗号資産取引所の口座を開設していますか?

【暗号資産口座の開設のきっかけは、「Move to Earn」アプリの STEPNの影響も】

さらに、口座開設している方に、開設のきっかけを聞いたところ、7人中3人が、歩くことで稼ぐことができる(「Move to Earn」と呼ばれています)アプリのSTEPNをやりたいと思ったからということでした。

Q.  あなたが口座を開設したきっかけは何ですか? 当てはまるのを全てお選びください。

 

【暗号資産やNFTは、「複雑でよくわからない難しいもの」「リスクの高いもの」】

暗号資産やNFTに対して、どのように感じているかを質問したところ、2/3以上の人が、「複雑でよくわからない難しいもの」と回答。
つまり、まだ、内容がよくわかっていない人が多く、そのために、「リスクが高い」「犯罪も起こる可能性がある」「怪しいもの」といった認識があるものとも思われます。

Q.  暗号資産やNFTについてどのように感じていますか? 当てはまるのを全てお選びください。
 

以上、アンケート調査の中からいくつか抜粋してご紹介しましたが、今回のアンケートの調査項目は、参考資料として以下に掲載しました。

今回のアンケート調査では、世の中的には、暗号資産やNFTなどについて注目されてきつつあるものの、一般の家庭レベルでの理解は、まだまだ十分に浸透しておらず、そのために、よくわからないものに対してのネガティブな感覚を多くのママたちが持っていることが浮き彫りになりました。

常に、新しいテクノロジーはなかなか理解するのに難しい面があり、それを今後、どのようにわかりやすく浸透させることができるかが、今後のWeb3関連のサービスの普及の鍵になるでしょう。アンケート結果でもあったように、Move to EarnのアプリSTEPNや、日本では、Crypto Ninja Partners(CNP)などといった、わかりやすい事例が増えることで、身近に感じるママたちも増えてくることと思われます。

<参考資料>
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今回のアンケートの調査項目
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【フェイス項目】
性別・年齢・妊娠週数・子ども人数・末子年齢・居住地など

【Q】以下の中で聞いたことがあるものを全てお選びください。
□暗号資産 □ブロックチェーン □メタバース □ビットコイン □イーサリアム □スマートコントラクト □ウォレット □DeFi □NFT □DAO □Web3 □OpenSea □Discord □STEPN □CNP(Crypto Ninja Partners)

【Q】以下の中で興味があるものを全てお選びください。
□暗号資産 □ブロックチェーン □メタバース □ビットコイン □イーサリアム □スマートコントラクト □ウォレット □DeFi □NFT □DAO □Web3 □OpenSea □Discord □STEPN □CNP(Crypto Ninja Partners)

【Q】暗号資産に対しての興味の度合いはどの程度ですか? その理由も併せてご記入ください。
◯とても興味がある ◯少し興味がある ◯あまり興味がない ◯全く興味がない
その理由( )

【Q】NFTに対しての興味の度合いはどの程度ですか?
◯とても興味がある ◯少し興味がある ◯あまり興味がない ◯全く興味がない
その理由( )

【Q】あなたのパートナーは暗号資産取引所を開設していますか?
◯いいえ ◯はい

【Q】あなたは暗号資産取引所を開設していますか?
◯いいえ ◯はい

【Q】利用している取引所はどれですか?
□bitFlyer □CoinCheck □BitBank □DMM Bitcoin □GMOコイン □BITPoint □Binance □その他( )

【Q】あなたの暗号資産の投資額はどの程度ですか?
◯5万円未満 ◯5万〜10万円未満 ◯10万〜30万円未満 ◯30万〜50万円未満 ◯50万〜100万円未満 ◯100万円以上

【Q】あなたが暗号施策取引所を開設していることをパートナーの方はご存じですか?
◯はい ◯いいえ 理由( )

【Q】あなたが口座を開設したきっかけは?いくつでも
□NFTを購入したいと思ったから  □STEPNをやりたいと思ったから  □自分の作品をNFTにしたいと思ったから  □日本円が不安だから  □お小遣いを増やしたいから  □新しいものに興味があったから  □パートナーに勧められたから  □知人などに勧められたから  □その他( )

【Q】NFTの売買をしたことがありますか?
◯ない ◯購入したことがある ◯販売したことがある ◯購入・販売どちらもある

【Q】OpenSeaに登録して開設していますか?
 ◯いいえ ◯はい

【Q】暗号資産やNFTについてどのように感じていますか?
□複雑でよくわからない難しいもの  □大きな儲けが期待できるもの  □急激に価値が下がることもあるリスクの高いもの  □とても優れた新しい技術をベースにしているも  □一部の人たちがやっている怪しいもの  □犯罪も起こる可能性がある危険なもの  □これからの時代の変革の中で期待できるもの  □新しくて将来性のあるもの  □今後のビジネスにおいて重要な存在になるもの

【Q】暗号資産やNFTについてのことをより広く知ってもらうにはどうすればいいと思いますか?
( )

【Q】暗号資産やNFTに関して、期待するところや不安なことがあれば教えてください。
( )

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【ベビカム株式会社について】
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1996年創立。
1998年、 妊娠・出産・育児の不安を楽しみに変えるためのコミュニティサイト「ベビカム」を開設。 現 在会員数は約35万人で日本最大級。コミュニティやブログサービスのほか、 専門家にも協力を得て、相談室や大百科的コンテンツ、 膨大な体験談などを提供。さらに、ユーザーのニーズに合った生活情報、 商品情報の提供や、セミナー・イベント等も行うとともに、自治体とも提携して、子育て中の女性の就業支援(WorkSmart)に関わる事業も展開している。
ベビカムでのリサーチの活動は、 キッズデザイン賞 審査委員長特別賞・社会貢献メディア賞を受賞しており、各分野の大手企業との商品開発やマーケティング等のコラボ活動も手がけている。 
コロナ禍においては、いち早くオンラインでのベビカム両親学級を開催し、病院にもその仕組みを提供するとともに、ママたちがつながる毎日開催のオンラインライブお茶会「ベビカムMama Tea Break」などを継続展開中。
また、 本田技研工業のコミュニティ企画・運営をはじめ、 数多くの企業に向けて、 コミュニティの企画コンサルティング、 制作、 マーケティング、 運営サービス等も提供する。 
ベビカム Webサイト( https://www.babycome.ne.jp
ベビカムMama Tea Break ( https://www.babycome.ne.jp/mama_teabreak/

会社名: ベビカム株式会社
設立:1996年2月20日
資本金:8000万円
代表者: 代表取締役社長 安西正育
所在地: 東京都千代田区麹町2-10-3 エキスパートオフィス麹町3階 
ホームページ: https://company.babycome.jp
 
【本リリースに関するお問い合わせ先】
ベビカム株式会社 担当:山田妙子
TEL:03-4405-1938
E-Mail:bcpress@babycome.jp
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