*本調査は、ひとりの時間を外でどのように過ごしているかという点に着目し、その消費行動を「おひとりさま消費」と表しました。
■調査結果
【直近1年間の外食行動】
この1年間に提示したジャンルの飲食店で外食をした人は78%、そのうちの49%はひとりでの外食を経験している。ひとりでの外食経験は、男性で58%、女性は40%であり男女差がある。<図1>
複数人との食事も含む外食ジャンルは、全体で「回転寿司」「ハンバーガー」「ラーメン・餃子」「ファミリーレストラン」「カフェ・喫茶」「うどん」「牛丼・丼もの」が3割を超える。<図2>
【外食経験者のひとり外食】
各ジャンルごとの外食経験者に対し、ひとりでの外食率を確認した。男性は「牛丼・丼もの」「そば・立ち食いそば」「カフェ・喫茶」「ハンバーガー」「カレー」「ラーメン・餃子」で6割以上、それ以外の多数ジャンルで”ひとり外食”の経験が高い。一方女性は、「カフェ・喫茶」「パン(イートイン)」「ハンバーガー」「スイーツ(イートイン)」で3割以上。また、男性より女性の方が高いジャンルは「パン(イートイン)」「スイーツ(イートイン)」のみ。<図3>
この1年間の”ひとり外食”経験者に良さを聴いたところ、「自分のペースでいられる」が最も多く、次いで「じっくり味わうことができる」「自由を味わえる」であった。女性の方が具体的な良さを実感している人がやや多くみられた。<図4>
【ひとり外食への抵抗感やハードル】
「鍋・しゃぶしゃぶ」「食べ放題」「焼肉」「エビ・カニ料理」「居酒屋・パブ・バー」などが”ひとり外食”する際に抵抗感がある飲食店としてあがった。概ね女性はどのジャンルでも”ひとり外食”に抵抗を感じる傾向にある。<図5>
ひとりで飲食店へ行くことへのハードルは、「場違い・居心地の悪さを感じる」「よく知らない場所に行く勇気がない」「話し相手がいなくてつまらない」などがあがった。<図6>
ひとりで行きたい飲食店はどのようなものか、自由回答で聴取した。個室やパーテーションなどで仕切られている、ひとりでも周囲が気にならない「席」のあるお店という意見が多かった。また、ひとりでも入りやすい「客層や雰囲気」、注文はタブレット方式で会話をしないように、逆に、お店の人と会話をしたいなど、ひとりでも過ごしやすい「店主・店員とのほどよい距離」のあるお店がよいとの声もきかれた。<図7>
■レポート項目一覧
□ 属性設問
(性別/年代/居住地/婚姻状況/同居人数・家族/職業/個人年収/世帯年収/SNS利用状況/人とのつきあい意識/ポテンシャル・ニーズ・クラスター判別結果)
□ 調査結果サマリー
▼調査結果詳細
□ 直近1年間の外食有無
□ 直近1年間に行った飲食店
□ ひとりで直近1年間に行った飲食店
□ 各飲食店利用者別直近1年間にひとりで行った飲食店ランキング
(全体/男性/女性/男女比較/20~60代別/トップ5一覧)
□ ひとりで行きたい飲食店
□ ひとりで行くことに抵抗感のある飲食店
□ ひとりで飲食店に行くことの良さ
□ ひとりで飲食店に行くことの難点(ハードル)
□ ひとりで飲食店に行く人のイメージ
□ ひとり外食の支払金額と複数人外食の支払金額の比較
□ ひとりで飲食店に行くとしたら、どのようなお店が良いか(自由回答抜粋)
▼参考資料
□ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について
◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/life/20221215alone/
■調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2022年11月28日(月)~11月29日(火)
有効回答数 : 本調査2,500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
■会社概要
会社名 : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設 立 : 2003年4月1日
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容: マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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広報担当 : マーケティング部 TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275
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