日本の法令遵守のための相談には、日本の法律事務所・弁護士・行政書士など士業の方々へ相談する。
これは法律で定められていることであり、他の国でも基本的には同様である。
では、日本にいながら海外コンプライアンス業務を行う場合はどうだろう?同じように、ある国Aにいながらその国以外の外国に関するコンプライアンス業務を行う場合はどうだろう?
「海外コンプライアンス業務」と一口にいっても、様々な段階がある。関心がある国、分野の法令の情報収集、翻訳、理解・解釈、関連情報の調査、社内での情報共有(資料作成含む)、関係会社やサプライチェーンを含め社外との情報共有や伝達、把握した事項をもとにした戦略・企画検討(製品設計や事業展開含む)、その後のモニタリングと評価、実務対応(遵守するように事業内容や製品内容の変更、必要な届出や報告、記録の対応等)、改善点の模索と新たな規制動向のチェック、クレームや訴訟対応など、その業務は非常に多岐にわたる。
この多様な業務を様々な段階で支援するため、世界各国には、法律事務所や弁護士以外にも、様々なコンプライアンス支援事業者がサービスを提供しています。例えば、法律を遵守しながら、業務の一部を代行してくれる代行業、法律分野の特定の情報をデータベースで提供するデータベース事業者、新しい情報を配信するニュースサービス事業者、法令に係る情報収集や事業展開の具体的なアドバイスを含めて対応する調査・コンサル企業、また、法律分野にも対応できる翻訳業や通訳業も広義では支援している事業者といえるだろう。
このように、本当に困って法律事務所や弁護士に相談に行く前の各種段階には、様々な支援事業者が関わっているのが実情である。
では、そのような様々な種類のコンプライアンス支援事業者と、コンプライアンスに悩み、支援を求める企業担当者は、適切に出会えているだろうか?身近に出会ったところになんとなくそのままお願いしている、ということはないだろうか?本当にその業種の支援事業者ではないといけないのだろうか?サービスの質・価格は適当なものだろうか、実はもっと費用対効果の高いところがあるのではないだろうか?
このような疑問に共感を覚えるところはないだろうか?
毎回、現地の法律事務所や弁護士に頼むというのは、言語の壁のほかにも費用や納期の面で難しい局面が多いだろう。また、日本の例でいえば、海外進出を支援する独立行政法人の支援や仲介を、困った局面に毎回相談することよりは、やはり、社内のコンプライアンス体制整備の一環として、継続的に相談できる支援事業者と出会うことが望ましいだろう。さらに、企業の大部分が中小規模の企業であるという点も考えれば、コンプライアンスに割けるリソースが限られた状況では、やはり、費用対効果の高い支援を提供してくれる事業者といかに出会うのかが重要となる。
株式会社先読では、「海外コンプライアンス」を焦点とするそのような適切なビジネスマッチングを提供できる「場」を提供しようとしている。それも国や分野の垣根を超えて広範な支援事業者と、悩みを抱える企業担当者が適切に出会う「場」である。それが新たなプロジェクト「Compliance Matching(コンプライアンス・マッチング)」である。
これは、上に述べた世界横断的な柔軟な協業を実現する仕組みの模索、中小企業の困りごとを切り捨てない仕組みの必要性、海外コンプライアンスに係るハードルを下げて海外進出のチャレンジを活発化することに貢献する仕組みの検討などが問題意識として背景にあるものである。
株式会社先読は、この仕組みが、コンプライアンスに係るコミュニケーションの活発化、意識の向上、ひいては中小企業を含めた海外チャレンジの活発化につながればと考えている。
【クラウドファンディング概要】
■ タイトル:世界各国のコンプライアンスに悩む事業者と様々な支援事業者を繋げたい!
■ 期間:2022年12月14日(水)~2023年02月03日(金)
■ 目標金額: 120万円
■ URL:https://readyfor.jp/projects/compliancematching
■ テストサイト:https://compliancematching.com/ (実際のフル制作は英語)
<ビジネスマッチングサイト「Compliance Matching(コンプライアンス・マッチング)」概要>
整備予定のビジネスマッチングサイトの主な機能は次の通り:
- 世界各国、広範な分野のコンプライアンス支援事業者、悩みを抱える企業担当者のサイト登録無料
- 登録者間でのメッセージ交換・文書のやり取りなどは全て無料(第三者や管理者にも非公開)
- 悩みを抱える企業担当者は様々な条件で支援事業者を検索可能(国・地域、事業者種別、規制分野、キーワード等)
- 悩みを抱える企業担当者は支援を必要とする案件について、匿名(ニックネーム)で支援の募集が可能なため、その募集へ申し込んできた支援事業者を比較検討可能
- 支援事業者は登録して待機するのではなく、募集に対して連絡できるほか、自らのサービスをPRしたり、直近の注意が必要な規制動向などについて通知を投稿可能。
※テストサイト画像なので日本語表記ですが、実際は英語表記になる見込み(多言語対応は将来的な検討事項)
■ メッセージ
「中小企業の海外進出を後押しして元気づけたい!」
「自らのアイデア・アプローチでのチャレンジを支援する仕組みづくりに共感!」
「リソース不足の企業を切り捨てない仕組みの必要性を感じていた」
「この仕組みは市場を元気にする要因の一つになるかもしれない」
「中小企業のコンプライアンスについて実は思うところがあった」
など、もしこのプロジェクトの背景・狙い・内容・仕組みに共感できるところがございましたら、是非ご支援のほどを宜しくお願い申し上げます。 (株式会社先読 代表 石塚竹生)
■ 貴方のコンプライアンスに係わる取り組みをPRしませんか?
上述のビジネスマッチング事業、クラウドファンディングプロジェクトとは別に、株式会社先読では、海外コンプライアンスに係わる情報ハブになることを目指しています。
海外コンプライアンス改善に取り組む事業者様へ
【貴方のコンプライアンス改善に向けた取り組みを当社ウェブサイト上でPRしませんか?】
海外コンプライアンス優良企業あるいは優良事業として、当社ウェブサイト上でその取り組みを無料で紹介・PRしませんか?国内外の事業者、企業・団体・個人の種別は問いません。また、企業の担当者としての掲載でも問題ございません。掲載料や問い合わせが生じた際の紹介料等の料金は一切かかりません。費用をかけずに販促チャンネルを一つ増やし、社会に取り組みをPRしませんか?
海外コンプライアンス支援を提供する事業者様へ
【貴方のコンプライアンスを支援するサービスや製品について当社ウェブサイト上でPRしませんか?】
海外コンプライアンスを支援する様々な事業者様、貴方の支援サービスについて、広く社会に周知する手段の一つとして、当社ウェブサイト上に紹介ページを設け、その内容をPRしませんか?掲載料や問い合わせが生じた際の紹介料等の料金は一切かかりません。費用をかけずに販促チャンネルを一つ増やし、社会に取り組みをPRしませんか?
いずれの掲載についても具体的には、①専用ページの創設、②申込みが一定数を超えた後は一覧ページへの掲載。上部メニューの何処かに一覧ページ等へのリンクを設置 等。
お問い合わせや掲載申込は、下記問い合わせ窓口までお願い致します。(株式会社先読 代表 石塚竹生)
■ お問い合わせ
株式会社先読
お問い合わせ窓口
TEL:042-578-9824
Email:contact@sakiyomi.co.jp
■ SNS
法人公式Twitter:https://twitter.com/SakiyomiAlert
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■ 会社概要
社名 : 株式会社先読
所在地 : 東京都羽村市栄町1丁目9番地6
代表 : 代表取締役社長 石塚 竹生
設立 : 2021年09月01日
URL : https://sakiyomi.co.jp/