2022年10月に実施された”COMMON GROUND Symposium in NYC”では、インタースペース研究センターより野城 智也教授(センター長)、豊田 啓介特任教授、三宅 陽一郎特任教授の3名が登壇いたしました。
実空間の建築・都市・地域をサイバー空間上に精緻に再現し、両空間の高度な連携をバーチャル・フィジカルエージェントと空間記述体系を実装したゲームAI・エンジンをベースとしたコモングラウンド上に構築するという新しい研究活動を紹介し、その後のパネルディスカッションでは、米国のアカデミアおよび産業界からパネリストを招き、今後の研究開発と展望について共同研究などの兆しを感じられる白熱した議論が行われました。
本フォーラムは3部構成を予定しており、第1部ではシンポジウムの実施報告と本領域における全米の最新動向について豊田 啓介特任教授、三宅 陽一郎特任教授よりご報告をいただきます。
第2部では、インタースペース研究センターにも大きく関わる領域を研究されている瀬崎 薫教授(東京大学生産技術研究所)、関本 義秀特任教授(東京大学生産技術研究所)、川原 圭博教授(東京大学工学系研究科)より、それぞれが実践されている研究のご紹介や最新状況についてご講演をいただきます。
最後の第3部はパネルディスカッションとして、「NYシンポジウムの内容を受けての感想・ご意見」をお伺いしながら、「国際的な動きを受けて、東京大学としてどのように連携して研究を進めていくべきか」について議論を行ってまいります。
初の海外シンポジウム開催を受けて、現地視察で得られた知見や今後につながるアカデミア・産業界との連携強化を見据えた繋がりの中で、東京大学、そしてインタースペース研究センターがリードするべき役割と将来の展望について議論していきます。
企業のご関係者、本領域にご興味のある研究者や学生の方をはじめ、今後インタースペース研究センターを一緒に盛り上げていく仲間を募っていきたいと考えております。どうぞお気軽にご参加ください。
<開催概要>
○タイトル:INTERSPACE FORUM vol.2 -COMMON GROUND Symposium in NYCの実施報告と今後の展望
○開催日時:2022年12月12日(月)14:00~16:00
◯形式 :ウェビナー配信(下記URLより事前登録をお願いいたします)
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_l3M6s3vPQeGK3En6VbcIUg
プログラム(敬称略)
14:00-14:05 ご挨拶
野城 智也(東京大学 生産技術研究所 教授、インタースペース研究センター長)
【第1部】14:05-14:30「NY シンポジウムのご報告と全米の最新動向のご紹介」
<講演者>
豊田 啓介 (東京大学 生産技術研究所 特任教授)
三宅 陽一郎(東京大学 生産技術研究所 特任教授)
【第2部】14:30-15:10「国内の最新研究状況の共有」
<講演者>
瀬崎 薫 (東京大学 生産技術研究所 教授)
関本 義秀 (東京大学 生産技術研究所 特任教授)
川原 圭博 (東京大学 工学系研究科 教授)
豊田 啓介 (東京大学 生産技術研究所 特任教授)
【第3部】15:10-16:00 「パネルディスカッション」
<パネリスト>
瀬崎 薫 (東京大学 生産技術研究所 教授)
関本 義秀 (東京大学 生産技術研究所 特任教授)
川原 圭博 (東京大学 工学系研究科 教授)
三宅 陽一郎(東京大学 生産技術研究所 特任教授)
豊田 啓介 (東京大学 生産技術研究所 特任教授)
■東京大学 生産技術研究所 インタースペース研究センターについて
インタースペース研究センターは、デジタルツイン化がもたらす福利を最大化すべく、サイバー空間とフィジカル空間の境界領域(インタースペース)に両空間の高度な連携の基盤を設計し、その体系化と社会への実装を目指します。空間システム工学、GIS地理空間記述、都市環境数理工学、建設カーボンフットプリント、時空間メディア工学、IoTシステム、IoTネットワーク、コモングラウンドなど、各分野の専門家が集結する世界初の研究拠点として研究を進めてまいります。
URL:https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/research/department_center/lnterspace-Research-Center/