Pro3(カメラ)本体に加え、建設・不動産業界関係者が大規模な建設現場で丸1日撮影する上で便利な備品(三脚台車など)、専用雲台・三脚、ケースなどをセットで販売し(別紙参照)、業界内のデジタルツイン(3D/VR空間モデル)活用をより活発化します。
【販売場所】https://www.nohara-vdc.jp/matterport/pro3/
野原ホールディングス株式会社は、2020年8月20日からMatterport(マーターポート)社の販売リセラーを務めており、建設・不動産業界のプロセス変革の一つとして、業界内のデジタルツイン(3D/VR空間モデル)の活用に注力しています。
2022年11月からMatterport Pro3の取扱いを開始しています。Matterport Pro3を多くの業界関係者に利活用いただき、3D撮影に関わる作業時間・人員のコスト大幅削減を進め、業務効率化・働き方改革を支援します。
【Matterport Pro3販売場所(WEBサイト)】https://www.nohara-vdc.jp/matterport/pro3/
- Pro3カメラの最大の特長は、屋外撮影
Matterport(マーターポート)は、現実世界の空間から、没入感のあるデジタルツインを作り上げることができるオールインワンプラットフォームです。その専用カメラのひとつである「Matterport Pro3」の最大の特長は以下であり、建設現場や工場、大規模な屋外施設、商業施設、商業用不動産などの撮影での活用に適しています。
▼主な特長は3つ
- 屋内外での撮影が可能(従来のPro2 3Dカメラは屋内撮影に特化)
- 最大100メートルの範囲を測距可能
- 長時間のスキャン作業向けの取り外し可能なバッテリーパック(3.5時間で100%充電)
「Matterport Pro3」で3D撮影し作成されるデジタルツイン(3D/VR空間モデル)は、マーターポート社が提供するクラウド環境において関係者間で円滑に共同作業ができ、会社の規模に関係なく、業界関係者のコスト削減と収益拡大を実現します。
- Matterport Pro3の特長と建設・不動産業界での活用方法
1.Matterport Pro3の主な特長
(1)屋内外の大規模空間の撮影可能
・屋外でも屋内でも、3D撮影が可能(従来のPro2 3Dカメラは屋内撮影に特化)
・最大100メートルの範囲を測距可能(E57形式点群データにおける表示距離)
(2)円滑な3D撮影で、現実に忠実なデジタルツインを生成
・カメラの起動に要する時間は40秒未満
・1回のスキャン所要時間は20秒未満、スキャンにかかる時間を短縮
(スキャンピッチがPro 3Dカメラ2の約2.5mから約10mと広がり、最大、Pro2 3Dカメラに比べ4倍の早さで撮影が可能)
・さまざまな光の条件下であっても、10メートルの距離で測定時±20ミリメートルの誤差範囲の高精度で実空間を3D撮影(高精度LiDARセンサー付き)
(3)優れた携帯性
・カメラ重量は2.2kg(Pro2 3Dカメラよりも30%小さく、35%軽量)と軽量で、一日中ラクに持ち運び可能
・充電式バッテリーを交換することで、連続スキャンが可能
※その他の特長は、以下の弊社販売WEBサイトにてご確認いただけます。
https://www.nohara-vdc.jp/matterport/pro3/
2.Matterport Pro3によるデジタルツイン活用推奨例【建設・不動産業界】
建設業界 | 不動産業界 | |
物件 | 建築現場、スタジアム、体育館、大規模建築物、工場(設備を含む)、プラント、物流施設 | 大規模屋外施設、商業施設、商業用不動産 |
用途 |
(1)維持管理(大規模修繕計画を含む) ・デジタルツインで、既存物件、インフラ設備(道路や橋梁など)の現況を把握する時間を短縮 ・デジタルツインでシミュレーションすることにより、改修工事に必要な作業員の人数や配置、日数、プロセス を検討可能(プロセスの効率化へ) ・寸法データを取得し、設備増設や定期点検工事計画、改修工事立案までの工数を大幅削減 ・設備の点検履歴管理の可視化とアーカイブ保存が可能(どこにいても誰でも確認できる) 【参考】弊社開発アプリ(Stagesステージーズ)は、施工段階ごとにMatterportで撮影、閲覧・管理することができるアプリケーションです。工程管理や隠蔽部の施工履歴、FM管理として記録でき、さらに、VR空間上にペンツールやボイスメモを使用してメモを残せるので、遠隔での施工管理/監理を現実化します。 |
(1)集客(リモート物件見学) ・実空間との差異が極めて少ないデジタルツインで、時間・場所にとらわれない効果的・効率的な物件検討を促進 ・商談の短縮化や成約率の向上が見込める ・特に、デジタルネイティブな世代(Z世代以降)へのアプローチにも有効 (2)BCP(事業継続計画) ・デジタルツインで通路や出入り口など正確に把握し、災害時のシミュレーションが可能 ・被災時の復旧計画を早期に立案、実行可能 (3)維持管理 ・改修前・改修後をデジタルツインで保存し、老朽化対策や設備や資産の在庫状況の管理に活用 (4)諸業務の効率化 ・上記に関連する業務(現在の建物の調査、建物の間取りと状態の報告等)の効率化が見込める |
3.第2回建設DX展(東京)で「Matterport Pro3」を体験
弊社は、「第2回建設DX展」にテクノロジー企業5社と共同出展します。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
名称 | 第2回建設DX展(東京) |
会期 | 2022年12月5日(月)~7日(水) |
会場 | 東京ビッグサイト西展示棟、小間番号:23-1 ▼会場レイアウト図 https://www.japan-build.jp/content/dam/sitebuilder/rxjp/rx-japan/doc/22/jb_jp_22_map_1124.pdf |
展示内容 | 最新機種「Matterport Pro3」の他、「Pro2 3Dカメラ」、スマートフォンでの高品質な3D撮影をサポートする自動回転雲台「Axis(アクシス)」 の実機デモをご覧いただけます。 |
- 野原ホールディングス株式会社について
野原ホールディングスを中心とする野原グループは、「CHANGE THE GAME.
クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のミッション実現に向け、これまで培ってきた知見をさらに磨き、未来につなげていくことで、より一層社会に貢献して参ります。
https://nohara-inc.co.jp
- VDC 事業開発部 主な事業内容
1.設計・施工・維持管理などに関する情報の一元管理を可能にする BIM活用支援
2.AIによる図面読み取り自動積算 WEB サービス「TEMOTO」
3.BIMobjectの運営及び、メーカー製品の BIM オブジェクト作成請負
4.2020 年 8 月から販売リセラーとして Matterportの3Dカメラ及び Matterport のクラウドサービスを販売、撮影・編集のサポート、開発
【WEB】https://www.nohara-vdc.jp/matterport/
- お客さまからの問合せ先
野原ホールディングス株式会社
VDC 事業開発部
e-mail:matterport-sales@nohara-inc.co.jp
- 資料
・リリースPDF
https://prtimes.jp/a/?f=d19866-20221130-32ac0305ada2e2a6d3a316b7c79c40e7.pdf
【別紙】Matterport Pro3アクセラレーションキット
https://prtimes.jp/a/?f=d19866-20221129-584800c63e0f6c9f94e1205d8db96865.pdf
- 参考
・LiDAR(ライダー/ Light Detection And Ranging/光による検知と測距の略称)とは、離れた場所にある物体の形状や距離をレーザー光で測定するセンサー技術をいいます。
・ 既存住宅建築物の3DスキャンからBIMモデルの作成については、国土交通省発表資料をご参照ください。https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001512310.pdf
・テクノロジー企業5社とは、株式会社フォトラクション、応用技術株式会社、株式会社Box Japan、株式会社リコー、ワークスモバイルジャパン株式会社を指します。詳細は、株式会社フォトラクションの発表内容をご参照願います。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000033069.html
・自動回転雲台「Axis(アクシス)」については、以下をご参照ください。
【製品ページ】https://www.nohara-vdc.jp/matterport/axis/
【発売時の発表資料】https://nohara-inc.co.jp/news/release/6183/